【3分記事】セルが回らない|バッテリー以外の原因としては何がある?

セルが回らない・バッテリー以外

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セルが回らない|バッテリー以外の原因としては何がある?

車でもバイクでもあることですが、バッテリーを新品に交換したのに、キーを回してもセルが回らない、無音のままウンともスンともいわない、ということがあります。

こういうケースでは、原因をバッテリー以外だと考えるしかありません。

次のようなことが考えられます。

  1. セルモーターのヒューズが切れている
  2. セルモーターへの配線が断線しているか接触不良である
  3. イグニッション部分の接触不良
  4. セルモーター自体の故障(寿命)

多くのケースでは、たとえエンジン点火にまで至らなくても、キーを回せば、セルモーターが回転して、ガガガとかキュルキュルとか、何かしら音を発するものです。

それが、まったく回転する素振りも見せないとなると、上記のいずれかを疑うしかありません。

あるいは、「灯台下暗とうだいもとくらし」ではありませんが、キーを回す際に、

  • ブレーキペダルを踏んでいない
  • PレンジまたはNレンジ以外になっている(AT車の場合)
  • クラッチペダルを踏んでいない(MT車の場合)

といった基本的な操作手順をうっかり忘れているケースも考えられます。

また、車種によっては、ドアを開いた状態だと、やはりセルが回らない設定になっているものもあります。

もちろん、こうした設定は安全のためです。

原因がわからないときはJAFか自動車保険のロードサービスを

いずれにしても、エンジンがかからないトラブルの中で、セルモーターが回りもしない、回る気配もない、というトラブルは、けっこうレアケースです。

あんがい、思わぬところが原因であったりするはずです。

まず、みなさんがご自分で一通り思い当たるところを点検してみて、それでも原因がわからない場合は、JAFか自動車保険のロードサービスを活用してください。

駆けつけてくれたスタッフさんが現場で解決してくれるかもしれませんし、解決できなければ最寄りのディーラーとか修理工場などに車をレッカー搬送してくれます。

その際、JAFの会員であれば料金はかかりませんし、自動車保険のロードサービスの場合も原則無料です。※レッカー搬送の距離が15,000キロオーバーなどの場合に追加料金がかかる保険会社もあります

さらに、自動車保険のロードサービスを利用しても、翌年度の等級には影響を与えませんし(ノーカウント事故扱い)、保険料も上がりません。困ったときは積極的に利用してください。

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