【90秒記事】バルブガイドの材質|ガタ・摩耗・放熱性に優れた素材を厳選

バルブガイド・摩耗・ガタ・放熱・材質

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材質が重要

エンジンの吸排気バルブは、常時高熱にさらされ、激しく動き続けるパーツなので、精密性、耐久性、放熱性など様々な特性が要求されます。

そのなかで、バルブステムを受ける部分であるバルブガイドは、耐摩耗性や耐熱性が特に要求されます。

また、排熱性・放熱性も要求されるパーツで、たとえば、アルミ合金鋳物製シリンダーヘッドのエンジンでは、バルブの傘の部分が持つ高熱を逃がすために、バルブガイドは重要な役割を担っています。バルブガイドはバルブ傘部を受け止めた瞬間に、即座に傘部の熱の一部を引き受け、その熱をウォータージャケットに放熱しています。

バルブガイドの素材として使用されているものには、アルミ青銅、リン青銅、カーボングラファイトのMMC、ベリリューム銅などがあります。

このように素材を厳選しているのですが、走行距離が伸びてくると、ある程度摩耗するのは避けられません。バルブガイドが摩耗すると、いわゆる「ガタ」が発生します。やはり、ガタが出てきたらバルブガイドを交換するしかありません。

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2020年6月2日

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