【3分記事】タペット(バルブリフター)とは|役割|カムの動きをバルブの動きに伝達
タペット(バルブリフター)とは:役割 エンジンの吸排気バルブは往復運動することで弁の開閉を行います。その際、その往復運動の動力源となっているのは、一般的には、カムシャフトによる押す力です。 カムシャフトが回転し、シャフト…
タペット(バルブリフター)とは:役割 エンジンの吸排気バルブは往復運動することで弁の開閉を行います。その際、その往復運動の動力源となっているのは、一般的には、カムシャフトによる押す力です。 カムシャフトが回転し、シャフト…
バルブシートとは:役割 バルブシートとは、吸気弁や排気弁の弁座です。バルブフェイスと直に接触するパーツで、燃焼室との間の気密性を保持する大事な部品です。 たとえば、燃焼ガスがマニホールドへ漏れるのを防止しますし、バルブの…
バルブステムとは:役割 バルブステムとは、エンジンの吸排気バルブの棒状の部分です。 バルブステムは、英語のvalve stemであり、stemとは「茎」「柄」「幹」という意味です。 エンジンから吸排気バルブを1本だけ取り…
バルブガイドとは:役割 エンジンの吸排気バルブシステムの中で、バルブガイドはどの位置にあるのでしょう? まず、バルブステムがあります。これは棒状の部分です。この棒の動きをしっかり受け止めてズラさず、なおかつ、棒が持つ熱を…
材質が重要 エンジンの吸排気バルブは、常時高熱にさらされ、激しく動き続けるパーツなので、精密性、耐久性、放熱性など様々な特性が要求されます。 そのなかで、バルブステムを受ける部分であるバルブガイドは、耐摩耗性や耐熱性が特…
バルブステムシールとは 車やバイクのエンジンには吸排気バルブがあります。吸排気バルブはシリンダーヘッド部分に配置されていて、ピストンの動きに合わせてタイミングよく開いたり閉じたりを繰り返し、混合気を入れたり排気ガスを出し…
オイル上がりとは オイル上がりもオイル下がりも、エンジンの燃焼室(シリンダー)にエンジンオイルが侵入してしまうことですが、オイル上がりとは、ピストンのオイルリングの摩耗あるいはスラッジによる固着によって、本来エンジンの下…
画像:Wikipedia ロッカーアームとは:仕組み ロッカーアームとは、OHVやSOHCやDOHCなどのエンジンで使われる吸排気バルブを作動させる装置です。 たとえば、シングルカム(SOHC)では、シリンダーヘッドの真…
違いはカムシャフトの数 エンジンのシリンダー上部にある吸気バルブと排気バルブを動かす装置としてカムシャフトがあります。 バルブを動かす装置は必ずしもすべてがカムシャフトではありませんが、カムシャフトでバルブを作動させる方…
画像:Wikipedia ポペットバルブ(ポペット弁)とは:構造・役割・特徴 ポペットバルブ(ポペット弁)とは、自動車やバイクのエンジンで吸排気バルブに使用されているバルブの形式名です。 バルブ(弁)は流体をせき止めたり…
バルブクラッシュとは:症状と原因 バルブクラッシュとは、バルブサージングと並んでエンジンの吸排気バルブに発生する重大なトラブルです。 吸気バルブも排気バルブも、開くときはカムシャフトやロッカーアームなどの力で作動しますが…
画像:HONDA.co.jp様より カムギアトレーンとは:構造・仕組み カムギアトレーンとは、4サイクルエンジンで吸排気バルブを作動させるカム、このカムを動かす装置のことです。 いわゆるタイミングベルトとかタイミングチェ…
DOHC(ダブルオーバーヘッドカムシャフト)エンジンとは:構造 DOHC(ダブルオーバーヘッドカムシャフト)エンジンとは、レシプロエンジンの一形式です。 DOHCはDouble Over Head Camshaftの略で…
画像:Wikipedia様より まず名称について OHCはOver Head Camshaftの略であり、SOHCはSingle Over Head Camshaftの略です。 この両者は同じエンジン形式です。OHCとS…
チューニング車には強化型への交換が必要か?効果は? レシプロエンジンにおけるシリンダーヘッドの最重要パーツは吸排気バルブです。 各吸排気バルブにはバルブスプリングが付いていて、一般的にはカムの押し下げ・押し上げによってバ…