【プチ調査】新型タントカスタムはダサい?カッコ悪い?内装安っぽい?

ダイハツ・タント・カスタム・ダサい・カッコ悪い・内装安っぽい

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新型タントカスタムはダサい?カッコ悪い?内装安っぽい?

※トップ画像は現行(4代目)タントカスタムRS<Wikipedi様より>

この記事を書いているのは2021年10月22日ですが、ここ数年の傾向として国内自動車販売台数のうちの約4割が軽自動車です。

その軽自動車の中で最も勢いがあり販売台数も常に上位にあるのが「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるN-box、スペーシア、タント(タントカスタムを含む)といった車種です。

2020年4月~2021年3月の軽自動車販売台数ベスト3は下記の通りです。

  1. N-BOX:197,900台(月平均16,491台)
  2. スペーシア:145,319台(月平均12,109台)
  3. タント※タントカスタムを含む:128,218台(10,684台)

この順位は2020年4月~9月までの販売台数においても全く同じです。

  1. N-BOX:90,453台(月平均15,075台)
  2. スペーシア:58,144台(月平均9,690台)
  3. タント※タントカスタムを含む:47,933台(7,988台)

※タントの販売台数に占めるタントカスタムの比率は公表されていないのでわかりません。残念

ただし、上記ライバル車3台のフルモデルチェンジの年を比較すると、N-BOXとスペーシアは共に2017年ですが、タントは2019年です。

タント(タントカスタム)が一番新しいので、そういう意味ではもう少し売れてもいいと言うべきかもしれません。

実際、自動車関連メディアでは「タント苦戦」とか「タントが売れない」とか「タントは人気がない」などという見出しが飛び交っています。

ただし、軽自動車の販売台数を15位まで見渡してみると、また別の見方ができるようです。

2021年4月~9月までの6ヵ月間におけるメーカー別販売台数(ランキング15位まで)を集計すると以下のようになります。

  1. スズキ:167,991台(スペーシア、ハスラー、アルト、ワゴンR、ジムニー)
  2. ダイハツ:152,382台(タント、ムーヴ、ミラ、タフト)
  3. ホンダ:123,257台(N-BOX、N-WGN、N-ONE)

上記のように、ホンダはN-BOXだけが突出して売れているものの、トータルでは3社中で一番下になるのです。

これとは対照的に、スズキとダイハツはどの車種も平均的に売れているということが言えます。

ホンダのディーラーに出かける人は、最初からN-BOX一択である人が多いのに対して、スズキやダイハツのディーラーに出かける人は、もちろんスペーシアやタントカスタムの指名買いもあるでしょうが、他の車種にもまんべんなく興味がある人が多いということのようです。

そこで、このページのテーマである新型タントカスタムです。

2019年にフルモデルチェンジした新型です。

この新型タントカスタムを「ダサい」とか「カッコ悪い」とか「内装が安っぽい」という声がチラホラあるようなので、好奇心に駆られて私がプチ調査してみました。

詳細は次の項目をご覧いただきたいと思いますが、大まかな結論を言えば、内装が安っぽいという声は確かにけっこうあります。

N-BOXなどとの比較で「新型タントカスタムの内装はいかにもプラスチックですと言う感じで安っぽいと思う」といった意見はけっこうあります。

ただ、だからダメで買わないということではなく、比較すればそうだけれどトータルとしての新型タントカスタムの評価は決して低くはありません。

また、「ダサい」とか「カッコ悪い」という声は特に見当たりませんでした。

もう少し厳密に言うと、軽のスーパーハイトワゴンという形状そのものにたいして「ダサい」とか「カッコ悪い」という声は一定数あるのは確かですが、新型タントカスタムだけが突出して「ダサい」とか「カッコ悪い」という声はほぼありません。

そもそも軽のスーパーハイトワゴンは軽自動車規格を目一杯使い切った形状であって、全体のシルエットはある意味「どれもみないっしょ」になってしまいますから、新型タントカスタムだけ、N-BOXだけ、スペーシアだけをそれぞれ個別に「ダサい」とか「カッコ悪い」と評する人は少ないと思います。

悪口を言う人は、軽スーパーハイトワゴンそのものを「ダサい」とか「カッコ悪い」と評するはずですし、実際そういう傾向にあります。

以下、新型タントカスタムのオーナーさんの声をご紹介します。これから新型タントカスタムの新車購入を検討している人、中古車購入を検討している人にとって参考にしていただければと思います。

なお、先代タントカスタム(2013年~2019年)のオーナーさんの声もページの下の方でご紹介しています。

新型タントカスタム(4代目現行モデル/2019年~)のオーナーさんの声

  • 値段は高いけれどNBOXカスタムよりは安いと思う。(新型タントカスタム RS)
  • 納車してしばらくの間はエンジンにガサついた感じがあったけれど、2000キロ程度走ってからそういう雑味が消えました。以前乗っていた同じダイハツの車もそうだった。ダイハツのエンジンの特徴なのでしょうか。(新型タントカスタム X)
  • ACC(アダプティブクルーズコントロール)はやや微妙。前車との車間距離を一定に保つための動作がややギクシャクしている。たぶん後続の車から見れば、私の運転操作がヘタクソだと思うのではないか。(新型タントカスタム RS)
  • DNGAは目に見えない性能だけれど大いに役に立っていると感じます。120kmで高速を走り続けていても安心感があります。またロードノイズは80キロ~90キロくらいまでなら意識することはなく、それを超えてきて初めて意識するレベルの音です。ACCやLKC※レーンキープコントロールも実用的で、長い距離を走る時は疲労軽減になると思います。(新型タントカスタム RS)
  • 平均燃費は15.7km/L。(新型タントカスタム RS)
  • オプション込みで総額250万円弱でした。あと30万円出してフルクロームメッキにしたかったのですが、そこは我慢。ちょっと前までは軽に200万越えなんてとんでもないという感覚がありましたが、走りの性能が上のクラスと全く変わらないし、両側スライドドアをはじめとした使い勝手は激戦区で戦っているスーパーハイトワゴンの方がはるかに優れていて、10年以上平気で使い倒せる耐久性があるのは今まで乗っていたムーヴでわかっているので、そういう意味では決して高い買い物ではなく妥当な金額だと思っていますよ。税金、車検、高速料金やタイヤ、その他今後の維持費を考えても200万越えの軽自動車は大いにアリだと思います。法改正しないでね。(新型タントカスタム RS)
  • 近所の町乗りではコツコツ硬いと思いますが(特に後部座席は)、峠道とか高速道路ではむしろ安心して走れました。台風クラスの横風はダメでしょうが普通の横風なら特に怖いとは感じません。(新型タントカスタム RS)
  • わたしはターボにしましたが、町乗りメインならノンターボでまったく問題ない走りです。ただ坂道が多い地域ならやはりターボのほうがストレスが少ないと思います。また複数人が乗る機会が多い場合もターボの方が余裕があっていいと思います。でも絶対ターボでなきゃダメとは思いません。わたしももしもノンターボの中古でお手頃価格のものがあったらそっちにしていたと思います。(新型タントカスタム RS)
  • N-BOXカスタムやスペーシアカスタムより室内の質感は劣ると思います。プラスチッキーな感じがかなりあります。私は走りや使い勝手でタントカスタムを選びました。運転席を一番後ろに下げ、助手席を一番前に移動させると、ドライバーは後席と自由に行き来できます。雨の日とか小さい子供の世話、両親の介助などで大いに使える機能です。もちろんライバル車もすごいですけど、タントのが一番しっくりくる感じです。(新型タントカスタム RS)
  • ターボ車なのに、リッター20km以上はすごい。(新型タントカスタム RS)
  • タントカスタムのウェルカムオープン機能の実演をディーラーで見て即座に購入を決めました。事前に予約ボタンを押しておく必要がありますが、完璧に使える機能です。ズボラでも何でもなく、必要に駆られて開発された機能だと思います。日本中の子育て中の親、親の介護をしている人達をどれだけ温かい気持ちにさせているか計り知れないと思います。家の掃除をしているときにルンバが動いていると「一緒に掃除をしてくれる仲間」のように感じますが、ウェルカムオープン機能もそうです。忙しい毎日の生活を応援してくれているという気持ちになります。便利な技術と言うだけでなく心に響く技術だと思います。(新型タントカスタム RS 4WD)
  • 仕事帰りはいつも真っ暗な夜道になってしまいますが、ハイビームのままで自動で上下を調整してくれる機能は本当に助かります。ただ対向車のドライバーが眩しいと感じる瞬間がなければいいのですが。(新型タントカスタム RS 4WD)
  • スマアシⅢを付けてますが、雨の日は効かないようです。カメラはフロントガラスについていますが、雨粒や汚れで作動しないのでしょうか。雨や雪でも安定的に作動するような工夫をぜひお願いしたいです。今後自動運転のレベルを上げていくのなら余計必要なことだと思います。(新型タントカスタム X)
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先代タントカスタム(3代目/2013年~2019年)のオーナーさんの声

3代目ダイハツタントカスタム

3代目(2013年~2019年)タントカスタム RS トップエディション SA II 2015年12月改良型 <画像はWikipedia様より>

  • 開放的なドアは素晴らしいですが、助手席のシートベルトの装着がやりずらいです。(タントカスタム RS トップエディション SA 4WD)
  • 軽のハイトワゴンですが曲がりでもあまりロールしないです。運転席の位置も低くてサスが固いせいでしょうか。家にもう一台あるN-BOXカスタムターボよりいいと思います。(タントカスタム RS トップエディション VS SA III)
  • 北海道在住、4WDで実燃費11キロ~14キロのあいだ。(タントカスタム RS トップエディション SA 4WD)
  • センターメーターは初めてで最初はすごく違和感があったけれど慣れました。よく見るとデザインがいいです。タントカスタムはフロントガラスまでの距離がけっこうあって視界が良く運転が楽です。バスの運転手になったようです。リアシートもリクライニングしますし、スライド量も大きいです。リアの荷室は開口部が浅く低いので、リアゲート開けた時に荷物が落ちやすいと思います。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • 内装にプラスチックが多用されていることは特に問題ないのですが、その材質は問題です。タントカスタムの内装プラスチックはとても傷がつきやすいです。とても使いやすい車なので、この点は改良して欲しいです。こんなところで評価を下げたらもったいないです。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • ターボ車の走行性能は大人の味付けという感じ。飛びぬけて加速が良いとかスポーティとかではなくて、余裕のある走りという方向性です。もう一台あるミライースでは高速や流れの速い幹線道路ではアクセルベタ踏みが必要なシーンがけっこう多くて音もうるさいですが、タントカスタムのターボはすまし顔で運転できます。つまり、余裕が違うということです。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • ごく普通にリッター20kmは走りますね。これ一般道の数字です。高速道路は乗らないので分かりません。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • 市街地の近距離ばかり走った数字は12キロくらい。こんなものかな。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • エアコンつけっぱなしで家族を乗せて15キロ~17キロのあいだを行ったり来たり。まずまずの燃費でしょう。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • わたしはタントカスタムの走りはいいと思います。NAですがパワーは必要十分。それからNBOXと比べるとシートポジションが低いですね。安定感があります。だから峠の走りはいいです。背の高い車だけど腰高で浮ついた感じがしないのが好きです。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • ノンターボですが足回りは柔らかい方で車高も高いせいかコーナーを攻める気にはなりません。街乗りでは特に問題ありませんが。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • この車の前に乗っていたヴィッツとの比較ですが、タントカスタムはとにかく静粛性が高い車です。ターボ車ですが2000回転~3000回転くらいであればエンジン音が聞こえてこない感じです。そしてターボ車ではこのくらいの回転でごく普通にスイスイ走れますから、要するにすごく静かな車だということです。(タントカスタム RS トップエディションSAII)
  • スマアシ2になって安全性能がアップしていると思います。前方にいる人をピピッと知らせてくれるし、車線を逸脱するとやはり知らせてくれます。このあいだ前の車が突然停止した時に緊急自動ブレーキが作動し衝突を防止できました。誤発進抑制機能は前後についています。頼り切るのはよくないと思いますが、でもいざというときに役に立つのは間違いない機能でとても安心感が高いです。(タントカスタム RS トップエディションSAII)

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ご覧いただきありがとうございました。