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目次
【トヨタRAV4丸わかり】5代目RAV4のことはこの記事で全部わかる!
5代目トヨタRAV4(2019年4月~)<Wikipedia>
RAV4はどんな車?
フルモデルチェンジされた5代目RAV4の主な特徴をご紹介します。
- RAV4はトヨタのSUVで、2019年4月10日に日本でフルモデルチェンジされました。5代目になります。
- 世界初のダイナミックトルクベクタリングAWDシステムを搭載し、優れた走行性能と燃費効率を両立しています。
- ハイブリッドモデルとガソリンモデルの2種類があり、ハイブリッドモデルはE-Fourという電気式4WDシステムを採用しています。
- 新開発のTNGAプラットフォームを採用し、ボディ剛性を高め、低重心化と広い室内空間を実現しています。
- ハリアーと比べるとデザインは無骨で力強く、Adventureというアウトドア志向のグレードも用意されています。
RAV4の価格
トヨタRAV4はガソリン車、ハイブリッド車、PHV車の3種類があります。
ガソリンモデルには以下のグレードがあります。
- G 2WD:293万円
- G 4WD:381万円
- Adventure 4WD:393万円
ハイブリッドモデルには以下のグレードがあります。
- ハイブリッドG 2WD:293万円
- ハイブリッドG 4WD:402万9000円
- ハイブリッドZ 2WD:329万円
- ハイブリッドZ 4WD:438万9000円
- ハイブリッドAdventure 4WD:450万円
PHVモデルには以下のグレードがあります。
- PHV G:469万円
- PHV Z:563万3000円
スペック・主要諸元・仕様
RAV4のスペック・仕様は以下の通りです。
ガソリン車 | ハイブリッド車 | PHEV | |
---|---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4610×1865×1690mm | 4600×1855×1685mm | 4600×1855×1685mm |
ホイールベース | 2690mm | 2690mm | 2690mm |
車両重量 | 1490-1600kg | 1655-1730kg | 1930-2000kg |
エンジン | 直4DOHC | 直4DOHC | 直4DOHC |
総排気量 | 1987cc | 2487cc | 2487cc |
最高出力 | 171hp | 178hp | 306hp |
最大トルク | 207Nm | 221Nm | 227Nm |
システム最高出力 | – | 222hp | 306hp |
燃費 | 14.8-15.6km/L | 19.0-22.2km/L | 1.0L/100km |
タイヤサイズ | 225/65R17 | 225/65R17 | 235/55R19 |
【PHEVの特徴】
- 0-100km/h加速6.0秒
- EV走行距離95kmとハイブリッド走行で1,300km以上の航続距離※カタログ値
- エンジンをかけずにバッテリーだけでも給電可能(最大1,500W/AC100V)
RAV4には4WDが3種類ある!!
トヨタRAV4には、何と4WD(AWDとも言う)が3種類もあります。以下、それぞれ解説していきます。
ダイナミックトルクベクタリングAWD
- 世界初の4WDシステムで、後輪の左右に独立したカップリングを備えています。
- 前後の駆動力配分は50対50で、後輪の左右は0対100~100対0に駆動トルクを移動させて旋回性能を高めます。
- コーナーに対して後輪外輪が内輪よりも早く回転することで、積極的に曲げる力が働きます。
- このシステムは、2.5LガソリンエンジンのアドベンチャーとG“Zパッケージ”に標準装備されています。
E-Four
- ハイブリッドエンジンの4WDシステムで、後輪にもモーターを配置して電気式の4WDを実現しています。
- 前後の駆動力配分は100対0~20対80で、後輪モーターの制御で駆動トルクを後輪に加減します。
- 後輪モーターは、発電や回生ブレーキにも寄与し、燃費効率や走行安定性にも貢献します。
- このシステムは、2.5Lハイブリッドエンジンのすべてのグレードに標準装備されています。
ダイナミックトルクコントロール4WD
- 2.0Lガソリンエンジンの4WDシステムで、後輪にカップリングを備えています。
- 前後の駆動力配分は100対0~50対50で、カップリングの制御で駆動トルクを後輪に加減します。
- カップリングは、走行状況に応じて自動的に切り替えることで、燃費効率や走行安定性にも配慮します。
- このシステムは、2.0Lガソリンエンジンのすべてのグレードに標準装備されています。
RAV4の人気色
RAV4の人気色については、ガソリン車とハイブリッド車でやや違いがあります。
ガソリン車の人気色
- 第1位 アティチュードブラックマイカ
- 第2位 ホワイトパールクリスタルシャイン
- 第3位 アーバンカーキ
ハイブリッド車の人気色
- 第1位 ホワイトパールクリスタルシャイン
- 第2位 アティチュードブラックマイカ
- 第3位 グレーメタリック
ガソリン・ハイブリッドどちらのタイプでも、白や黒などの定番色が人気が高いようです。また、アーバンカーキやグレーメタリックなどの個性的な色もランクインしています。
実際、街中で見かけるRAV4は、「白」か「黒」がほとんどですよね。
走行性能に関する「いい口コミ」と「悪い口コミ」
RAV4の走行性能に関する口コミを集めてみました。ネットレビューサイトから収集しています。
RAV4の走行性能の良い口コミ
- パワーが十分で高速走行も安定
- ハイブリッドシステムが効率的で燃費が良い
- 4WDシステムが優秀でオフロードも楽しめる
- ハンドリングが軽快で曲がりやすい
- ブレーキが効きやすく安心感がある
- サスペンションがしっかりしていて乗り心地が良い
- 視界が広く運転しやすい
- 車高が高く段差や雪道に強い
- エンジン音が静かで快適
- クルーズコントロールが便利
- レーンキープアシストが効果的
- バックモニターが見やすく駐車しやすい
- ヘッドライトが明るく夜間走行も安心
ご覧のようにいろんな口コミがありますが、特に多かったのが、ハイブリッドシステムが効率的で燃費がいい、4WDシステムが優秀でオフロードが楽しい、ハンドリングが軽快で曲がりやすい、といった声が多く聞かれました。
RAV4の走行性能の悪い口コミ
- アクセルを踏むとスピードが出すぎることがある
- パドルシフトがないのが残念
- アイドリングストップの機能がないのが気になる
- 加速時にエンジン音が大きい
- ハイブリッドのバッテリーが重くて重心が高い
- サスペンションが硬くて振動が大きい
- ハンドルが重くて操作しにくい
- ブレーキが重くて踏みにくい
- タイヤが細くてグリップが悪い
- 車体が大きくて駐車場に入りにくい
- 車幅が広くて車線変更がしにくい
- 車重が重くて燃費が悪い
- エアコンが弱くて暑い
- ナビの反応が悪くて使いにくい
- ワイパーの動きが悪くて見にくい
※2.0Lのガソリン車にはアイドリングストップ機能が搭載されていません
悪い口コミで特に多かったのが、エンジン音が大きくてうるさい、加速がもっさりしていてパワー不足、燃費が思ったより悪い、といったところです。期待値が高すぎたり、前に乗っていた車との比較で、このような評価になるのかもしれません。
また、いずれ慣れるけれど、最初は車体が大きくて取り回しが大変だった、という意見はいい口コミをしている人の中にもけっこういらっしゃいました。
RAV4のライバル車(競合車種)
RAV4には有力なライバルがひしめいています。クロスオーバーSUVともいえるこのカテゴリーの競合車種を以下ご紹介します。
ご覧のような錚々たるライバル車の面々ですが、RAV4の強みとしては、多彩な4WDシステムによる走破性の高さや、ハイブリッドモデルとPHVモデルの環境性能、広い室内空間や荷室などが挙げられます。
なお、RAV4を含めた上記9車の「最低地上高」は以下の通りです。乗り降りのしやすさの指標の1つですが、GLA以外はほぼ横並びですね。
トヨタ RAV4 | 190mm~200mm |
スバル フォレスター | 220mm |
マツダ CX-5 | 193mm |
ホンダ CR-V | 198mm |
日産 エクストレイル | 210mm |
ミツビシ アウトランダー | 190mm |
フォルクスワーゲン ティグアン | 200mm |
ボルボ XC40 | 211mm |
メルセデス・ベンツ GLA | 143mm~153mm |
RAV4とハリアーを比較する
トヨタ ハリアー(Wikipedia)
RAV4とハリアーを5つの項目で比較してみます。
- サイズ:ハリアーの方が全長が130mm長いが、全高は30mm低い。全幅は同じ。ホイールベースも同じ
- 走行性能:ハイブリッドのバッテリーはハリアーがリチウムイオン、RAV4がニッケル水素という違いがある。ハリアーの方が高速走行時の安定感や静粛性が高い
- 価格:ハリアーの方が高く、RAV4の一クラス上の車種と位置付けられる。ハリアーは約300万円から約500万円、RAV4は約250万円から約400万円
- 荷室の広さ:RAV4の方が荷室容量が大きく、床もフラットになる。ハリアーは荷室容量が小さく、床に段差がある
- 子供を乗せる時の使いやすさ:RAV4の方が後席の居住性が高く、子供の乗降もしやすい。ハリアーは後席の居住性がやや劣り、ドアも重い
以上が、RAV4とハリアーの簡単な比較です。
RAV4とエクストレイルを比較する
日産エクストレイル(Wikipedia)
RAV4とエクストレイルを5つの項目で比較します。
- サイズ:エクストレイルの方が全長が80mm長いが、全幅は25mm狭い。全高は同じくらい。ホイールベースはエクストレイルの方が15mm長い
- 走行性能:エクストレイルは全車e-POWERというシリーズハイブリッドで、エンジンは発電専用。RAV4はガソリンエンジン、ハイブリッド、PHVの3種類のパワートレインがある。e-POWERは燃費が良く、静かでスムーズな走りができるが、高速走行時のパワー不足やバッテリーの重量がネックになる
- 価格:エクストレイルは約320万円から約430万円、RAV4は約250万円から約400万円。エクストレイルはe-POWERのために価格が高くなっているが、RAV4はパワートレインの選択肢が多い
- 荷室の広さ:RAV4の方が荷室容量が大きく、580L。エクストレイルは565Lです。
- 子供を乗せる時の使いやすさ:RAV4の方が後席の居住性が高く、足元も広い。エクストレイルは後席の居住性がやや劣り、足元も狭い。また、RAV4は後席にもエアコンの吹き出し口があるが、エクストレイルはない
以上が、RAV4とエクストレイルの簡単な比較です。
RAV4とCX-5を比較する
マツダCX-5(Wikipedia)
RAV4とCX-5を5つの項目で簡潔に比較します。
- サイズ:RAV4の方が全長が65mm長く、全幅が25mm広い。全高はほぼ同じだが、最低地上高はCX-5の方が高い。
- 走行性能:RAV4はガソリンエンジン、ハイブリッド、PHVの3種類のパワートレインがあり、CX-5はガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類のパワートレインがある。
- 価格:RAV4は約250万円から約400万円、CX-5は約260万円から約390万円。RAV4はパワートレインの選択肢が多いが、CX-5はグレードや装備の選択肢が多い。RAV4はハイブリッドやPHVが割高に感じることがあるが、CX-5はディーゼルエンジンが割安に感じることがある
- 荷室の広さ:RAV4の方が荷室容量が大きく、580L。CX-5は505Lだが、後席を倒すと最大1620Lになる。RAV4は荷室の高さが高く、荷物の積み降ろしがしやすい。CX-5は荷室の高さが低く、荷物の積み込みがしにくいことがある
- 子供を乗せる時の使いやすさ:RAV4の方が後席の居住性が高く、足元も広い。CX-5は後席の居住性がやや劣り、足元も狭い。RAV4は後席にもエアコンの吹き出し口があるが、CX-5はない。RAV4は後席のドアが大きく開くので、チャイルドシートの取り付けや乗降がしやすい。CX-5は後席のドアが小さく開くので、チャイルドシートの取り付けや乗降がしにくいことがある
以上が、RAV4とCX-5の簡潔な比較です。どちらの車にも長所と短所がありますが、あなたのニーズに合った車を選ぶことが大切です。
RAV4と光岡BUDDYを比較する
光岡自動車「バディ」(Wikipedia)
光岡自動車のバディは、トヨタのRAV4をベース車両として開発された車です。そこで、この2社を5つの項目で比較して見ました。
- サイズ:バディはRAV4より全長が約120〜130mm長く、全高が約10mm高いです。全幅は同じです。
- 走行性能:エンジンは2Lガソリンと2.5Lハイブリッドの2種類で、RAV4と同じです。バディはRAV4より約60kg重いので、燃費はRAV4をやや下回ると言えます。走行性能はRAV4とほぼ同等と評価されています。
- 価格:バディはRAV4より約204万円高いです。バディの価格は519万円からです。
- 荷室の広さ:バディの荷室はRAV4と同じくらいの広さです。荷室幅は1000mmから1355mm、高さは880mmから935mmです。
- 子供を乗せる時の使いやすさ:バディはRAV4と同じように、後席にISOFIXチャイルドシート固定用のアンカーがあります。また、後席にはUSBポートもあります。子供を乗せる時の使いやすさはRAV4と同じと言えます。
以上が、RAV4とバディの簡潔な比較です。RAV4をベースにしてるので当然共通部分がある一方で、けっこう違うところもありますね。何たって値段が違う!
まとめ
「【トヨタRAV4丸わかり】5代目RAV4のことはこの記事で全部わかる!」のテーマで解説してきました。いささか誇大広告気味のタイトルですが、お楽しみいただけたでしょうか。
最後に、トヨタRAV4の購入を検討している方のために、本文との重複がありますが、RAV4の特徴をご案内いたします。
- 走行性能:RAV4は、ダイナミックトルクベクタリングAWDやダイナミックフォースエンジンなどの先進技術を搭載し、様々な路面状況に対応できる高い走行性能を備えています。
- スペース・収納:RAV4は、広々とした室内空間と多彩な収納スペースを提供します。荷室容量は580Lで、後席を倒せば1185Lに拡大できます。
- 機能・装備:RAV4は、スマートフォンと連携できるディスプレイオーディオや、運転支援システムのトヨタセーフティセンスなどの充実した機能と装備を備えています。
- 安全性能:RAV4は、衝突回避支援パッケージのプリクラッシュセーフティや、車線逸脱防止支援システムのレーントレーシングアシストなどの安全性能を備えています。
- コネクティッドサービス:RAV4は、トヨタのコネクティッドサービスを利用できます。これにより、スマートフォンやPCから車両の状態や位置を確認したり、遠隔操作したり、カーナビと連携したりすることができます。
RAV4は角ばった外観から想像できるように、広い室内空間を持ちます。その他多くの魅力を持つSUVですので、さらに興味が湧く方はトヨタのWEBサイトで詳細な情報を確認したり、見積りシミュレーションや試乗予約をしてみてください。
レンタカーやカーシェアの利用も大いに役立ちますよ!
現車に「触れる」と、また違った感じ方があるものです。
ご覧いただきありがとうございました。