カローラクロス大解剖：後悔・ダサい・売れない・人気ない・見かけない・デメリット・パノラマルーフ後悔を検証！

トヨタ・カローラクロス（2021年9月～）：Wikipedia

皆さん、こんにちは。今日はトヨタのカローラクロスについて徹底解剖していきます。この車がどのような特徴や魅力、さらにはデメリットを持つのか、詳しく調査してまとめました。購入を考えている方はもちろん、この車に興味がある方にも役立つ情報が満載です。

どんなクルマ？

1966年から愛され続けているトヨタのカローラ。2021年7月には、世界累計販売台数が5,000万台に達しました。その系譜に新たな一員、SUV版の「カローラクロス」が加わりました。その特長や機能を解説します。

サイズと性能

「大きすぎず、小さすぎない」。カローラクロスのサイズ感は初心者からベテランまで使いやすいバランスを持っています。室内は広く、487Lの大容量ラゲージは後席を倒せばさらに拡大。エンジンは信頼の1800ccをベースにしており、低燃費が魅力です。

ターゲット層

若い世代から高齢の世代まで、単身者からファミリーまで。汎用性のあるクルマなので多くの人々におすすめです。

価格

199万円〜319万円と手が届く価格帯。燃費性能も良く、コストパフォーマンスが高いと言えます。

2. カローラクロスの3つの魅力

取り回しの良さ：最小回転半径は5.2mと小回りが利き、市内走行も楽々。
給電システム：ハイブリッド車には、ガソリンを電気に変えて使用できるオプションがあります。
パノラマルーフ：開放感溢れる設計で、運転が一層楽しくなります。

3. グレードによる違い

Zグレード：最上級で高級感も。本革とファブリックのコンビシート、18インチアルミホイール、多機能LEDヘッドランプが標準装備。
Sグレード：豊富なオプションが魅力。17インチアルミホイールとLEDヘッドランプも。
Gグレード：入門用でお手頃。ただし、一部のオプションは選べません。

スペック

トヨタ・カローラクロス HYBRID Z（2WD）の主要なスペックです。

項目	内容
新車価格	325万円
駆動方式	FF
型式	6AA-ZVG13-KHXEB
燃料	レギュラー
動力分類	ハイブリッド
燃料タンク容量	36L
排気量	1,797cc
トランスミッション	CVT
乗車定員	5名
ドア数	5ドア
燃費（WLTCモード）	26.4km/L
最小回転半径	5.2m
最高出力（エンジン）	72[98]/5200 rpm
最高トルク（エンジン）	142[14.5]/3600 rpm
最高出力（モーター）	70[95]
最高トルク（モーター）	185[18.9]
全長	4,490mm
全幅	1,825mm※車幅がやや広めなのが特徴
全高	1,620mm
ホイールベース	2,640mm
車両重量	1,400kg
荷室容量	487L

価格

カローラクロスの価格帯です。

199万円〜319万円

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「カローラクロス大解剖：後悔・ダサい・売れない・人気ない・見かけない・デメリット・パノラマルーフ後悔を検証！」です。

検証するには材料が必要です。

まず、カローラクロスに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。

リヤモニターにTV/DVDの映像が映らない
フロント周りのデザインが地味
内装がシンプルで飾りっ気がない
リアシートから荷室が狭い
エンジン音が大きく唸る
パノラマルーフの水垢が気になる
ラゲッジ容量が大きいがそれは高さで稼いでおり、実際には積める面積が少ない
リアのモーターが貧弱
エアコンのスイッチアイコンが昼間見えにくい
パワーウィンドウスイッチの照明が運転席ボタンしかない
ルームミラーの可動域が狭い
パワーが不足している感じ
ディスプレイオーディオの画質が悪い
安全装置が古い
後部座席が狭い
ホーンの音が寒々しい
車線変更時のミラーの死角

荷室が小さめ
SグレードでもBI BEAMヘッドライトが欲しい※1灯の光源でハイビームとロービームが切替できるヘッドランプ
エンジンパワーが物足りない
加速がもっさりしている
ステアリングが滑る
ディスプレイオーディオの音調整がほぼできない
バックウィンドウが小さく、後方視界が悪い
ハイマウントストップランプの光が下に漏れる
収納スペースが少ない
ルーフレールのガタつきがある
グリル周りの物足りなさ
テールランプの一部が普通の電球

車重があるため、加速性能は平凡
内装の質感はコストダウンが目立つ
運転席周りの収納スペースが少ない
ロードノイズが速度を上げると目立つ
ブレーキホールドの解除にタイムラグがある
後席の足元空間が狭い
オプション価格が高く、最終的な価格が競合車と変わらない場合がある
リアラゲージの底上げがあるため、フラットな荷室にならない
納期が長く、1年待ちが必要だった

最低地上高が160mmで、雪道での走行性に不安
ロードノイズがハリアーと比べて気になる
インテリア素材に高級感が欠ける
ディスプレイオーディオの解像度が低い
バックカメラ、パノラマビューの解像度が低すぎる
オートブレーキホールドの解除時にショックがある
ルーフモールのガタつき、浮きやすい
助手席側の不必要な出っ張り
小物入れが少ない

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

カローラクロスに対するレビューを分析すると、いくつかの主要なテーマが浮かび上がります。

内装とデザイン: 内装がシンプルで飾りっ気がなく、フロント周りのデザインも地味との意見が多い。インテリア素材に高級感が欠けているとも評されています。
収納と空間: 荷室と後部座席が狭いといった意見がある。リアラゲージの容量は高さで稼いでいて、底上げもあるため、フラットな荷室にならないとの指摘も。
性能と運転感: エンジン音が大きく、パワーが不足していると感じる人もいます。また、加速がもっさりしているとの評価も。
オーディオとディスプレイ: ディスプレイオーディオの画質と音調整に不満があり、バックカメラやパノラマビューの解像度も低いと評されています。
安全性と視界: 安全装置が古いといった意見や、バックウィンドウが小さく後方視界が悪いとの評価も。
価格とオプション: オプション価格が高く、納期が長いという点も挙げられています。
その他の細かい点: エアコンのスイッチアイコンが見えにくい、ルームミラーの可動域が狭い、ホーンの音が寒々しいなど、細かいが気になるポイントが多数挙げられています。

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はカローラクロスに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、カローラクロスに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。

燃費が最高
ガソリン車とHEV車との価格差が少ない
視界が広い
収納スペースが広い
安全装備が充実している
設定が柔軟で、ハイブリッド走行が改善されている
乗り心地が良い
コストパフォーマンスが高い
外観が気に入っている
シートの座り心地が良い
オーディオ設備が充実している
社外パーツが豊富
視界も広く、見切りも良い

前席に開放感がある
乗りやすい
静かな車内
乗り心地がマイルド
通勤、ドライブに適している
ゆったりとした3ナンバー車の運転感
燃費が良い（平均23㎞）
運転席からの見晴らしが良い
価格が手頃
小回りが効く
自動運転機能が便利
長距離でも疲れにくい
シンプルなデザイン

4眼ウインカーのデザインが斬新でSUV感がある
燃費が非常に良い
灯火類のデザインがZグレードで特別
乗り心地が非常に良い
最小旋回半径が小さく、小回りが効く
荷室が広く、オプションのラゲージアクティブボックスが便利
信頼性が高く、長期的に乗れそう
Euro NCAPで高評価を受けた※2022年に★5つの最高ランク
価格が同クラスの車と比べてお得感がある
カスタマイズが容易で車種専用品も豊富

ハンドリングが素直で快適
乗り心地が良い
高い静粛性
価格と性能のコストパフォーマンスが高い
インパネデザインが良く、操作性も高い
座り心地の良いシート
ハイブリッドエンジンがパワフル
衝突安全性能が高い

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

カローラクロスに対するレビューを分析すると、次のようなポイントが挙げられます。

燃費性能: 燃費が良いと評する声が複数ある。
価格と性能: 価格が手頃でありながら、多くの安全装備や便利な機能が搭載されているという意見があります。この点に関してはコストパフォーマンスが高いとも評されています。
乗り心地: シートの座り心地、車内の静粛性、ハンドリングなど、乗り心地が良いと広く評されています。
収納と広さ: 荷室が広く、収納スペースも豊富といった意見が多く、前席にも開放感があると評されています。
安全性: Euro NCAPで高評価を受けたことや、衝突安全性能が高いと評されています。
デザイン: シンプルながらも目を引くデザインが施されているといわれています。灯火類や4眼ウインカーなど、特定のグレードで特別なデザインが採用されているとも評されています。
操作性と視界: インパネデザインが良く、操作性も高いと評されています。さらに、運転席からの見晴らしが良く、小回りが効くとも評されています。
カスタマイズ: 社外パーツが豊富で、カスタマイズが容易といった意見がある。

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、カローラクロスに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところカローラクロスのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの＜思い＞が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。

地味で個性は弱いが、社外カスタムで個性を出しやすい
燃費が良く、安全装備も万全で、コストパフォーマンスに優れている
内装や安全装置には改善の余地があるが、全体的には満足している
使い勝手が良く、小回りもきく
コスパといじりがいがあるので、長く乗りたいと考えている
視界が広く、乗り心地も改善されており、運転しやすい

小回りがきくので街乗りも便利
収納スペースやエンジンパワーには改善の余地あり
高機能なオプションが標準装備されていない点が気になる

家族を乗せてのんびり走るには適している
価格も手頃でコストパフォーマンスが高い
インテリアや装備に一部改善の余地あり
2023年秋に改良が予定されているので楽しみ

「後悔」「ダサい」「売れない」「人気ない」「見かけない」「デメリット」「パノラマルーフ後悔」を重点的に分析

この記事のテーマは「カローラクロス大解剖：後悔・ダサい・売れない・人気ない・見かけない・デメリット・パノラマルーフ後悔を検証！」というものです。

テーマの重点項目である「後悔」「ダサい」「売れない」「人気ない」「見かけない」「デメリット」「パノラマルーフ後悔」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

項目	内容
後悔	荷室は487Lあり、数字的に十分な容量だが、これは縦方向の長さで稼いだ数字になっている。そのため、普段上下に長い荷物を載せない人は、実際の容量が数字よりずっと少なく感じることになる。また、ディスプレイオーディオに映るパノラマビュー等の解像度が低いので、ケースによってはあまり役に立たないケースが出てくる。このような不満を持つ人は購入を後悔する場面もあるかもしれません。また、「ダサい」という表現はほぼありませんが、フロント回りや内装がそっけないと感じる人も一部いるようです。
ダサい
売れない	カローラクロスは2021年9月にデビューしています。販売台数は以下の通り。 2021年：年間17780台（月平均4445台）※9月～12月 2022年：年間59070台（月平均4923台）※通年 2023年：年間51580台（月平均5731台）※1月～9月なお、トヨタの月販目標は4100台なので、この目標はクリアーしています。また、月平均の推移を見ればわかるように、尻上がりに販売台数が増えています。このように数字で実態を見れば、「売れない」とか「人気ない」というのは風説であり都市伝説であることが明白です。また、「見かけない」という声がありますが、これはカローラクロスが地味なので、街で見かけても気が付かないだけでしょう。（失礼） ※ガソリン車とハイブリッド車の比率ですが、20%前後がガソリン車、80%前後がハイブリッド車という販売実績です。
人気ない
見かけない
デメリット	実燃費とカタログ燃費に差があり、ここは改善の余地がある。燃費性能はおおむね好評ですが、一部、実燃費がそれほど伸びないという声があります。その他、細かな弱点・短所は「ネガティブなレビュー」で取り上げた通りです。
パノラマルーフ後悔	パノラマルーフの水垢が気になる、というレビューがありました。その他、ガラス重量が20kgで燃費が悪くなる、雪が降る地域なので霜がかかってシェードの間がカビる、夏は暑い冬は寒い、といった後悔の声があります。また、車の上部に重いものを乗せるとコーナリング時や切り返しの際にクルマがもたつくという声もありました。もっとも、私もガラスルーフ装着車を所有したことがありますが、コーナリングのもたつき等は確かにあるものの、すぐに慣れるし、デメリットよりメリットの方が大きかったです。解放感は魅力です。スポーティーさを求める人にはお勧めしませんが、ファミリーカーとしてなら大いにアリでしょう。

レビューサイトの平均評価点のご案内

カローラクロスが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はクルマ選びにはあまり参考になりません。

「いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。

みんカラ：4.67点（5点満点）※ハイブリッドのレビューです
価格コム：4.15点（5点満点）※ハイブリッドのレビューです

※2023年10月28日時点

上記平均評価点の分析結果

どちらのサイトでも、カローラクロスは高い評価を受けています。特にみんカラでの4.67点は非常に高く、多くのユーザーからの好評を示しています。一方、価格コムはやや評価が低くなっていますが、内訳を見ると、「インテリア」の評価がやや厳しめです。

ライバル車とその特徴

カローラクロスのライバル車とその特徴をまとめました。

車名	特徴
Mazda CX-3	227～343万円。 2015年に発売されたコンパクトSUVです。当初は直列4気筒1.5Lディーゼルエンジンを搭載したXDグレードのみの展開でしたが、2017年に直列4気筒2.0Lのガソリンエンジンが追加されました。 ⇒⇒レビュー記事
Honda ヴェゼル	239～341万円。ヴェゼルの名前の由来は、英語で「カットした宝石の小さな面」を表す「Bezel」と、クルマを意味する「Vehicle」を掛けあわせた造語です。角度によって表情を変える宝石のように「多面的な魅力と価値を持つクルマ」という想いが込められています。 ⇒⇒レビュー記事
Subaru クロストレック	266～328万円 2022年12月にXVの後継モデルとして発売されたクロスオーバーSUVです。車名は「CROSSOVER（クロスオーバー）」と「TREKKING（トレッキング）」を組み合わせた造語です。 ⇒⇒レビュー記事
Nissan キックス	299～367万円。日産の独自技術「e-POWER」を採用したコンパクトクロスオーバーSUVです。日本国内では、2020年から発売が開始されています。日産ファンにはとても気になるモデルのようで、検索数がとても多いクルマです。ただ、その割に販売台数はあまり多くないです。検索ばっかりしてないで「買えばいいのに」と思います。 ⇒⇒レビュー記事
Mitsubisi エクリプスクロス	254～352万円。 2018年3月にデビューした三菱の新型SUVです。全長4405mmで、RVRとアウトランダーの中間に位置しています。クーペフォルムの流麗なボディスタイルが特徴。コアな三菱ファンにはたまらないモデルです。 ⇒⇒レビュー記事

どんな人におすすめ？

カローラクロスがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物	理由
初心者ドライバー	取り回しやすさと視界の良さが魅力。運転が初めてでも安心。
若いファミリー層	後席は小さなお子さんなら十分な広さ。荷物もたっぷり積める。
アウトドア派	荷物の多いアウトドア活動にも適した収納スペースが用意されている。できれば4WDを選んで。
燃費を重視する人	燃費の良さが一つの売りで、長距離運転でも経済的。
シンプルなデザインが好きな人	シンプルで飽きの来ないデザインがウリです。悪目立ちしない品の良さ。

カローラクロスに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないトヨタの他の車種があるとしたら、それは何？

思わず目移りしてしまうかもしれないトヨタの他の車種をまとめました。

車名	特徴
RAV4	293～450万円。 2019年4月10日に日本でフルモデルチェンジされました。5代目になります。世界初のダイナミックトルクベクタリングAWDシステムを搭載し、優れた走行性能と燃費効率を両立しています。 ⇒⇒レビュー記事① ⇒⇒レビュー記事②
ヤリスクロス	179～293万円。ヤリスをベースにしており、低燃費とデザイン性の高さで人気を集めています。トヨタのSUVでは初となる高度駐車支援システム「トヨタチームメイト（アドバンストパーク）」を搭載。 ⇒⇒レビュー記事

車名

特徴

RAV4