目次
- 1 カローラフィールダー大解剖:「生産終了」「乗ってる人」「最強」「頑丈」「貧乏」「中古の狙い目」「MT楽しい」を重点的に検証!
- 2 どんなクルマ?
- 3 否定的・ネガティブなレビューをご紹介
- 4 肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
- 5 総合的・全般的なレビューをご紹介
- 6 「生産終了」「乗ってる人」「最強」「頑丈」「貧乏」「中古の狙い目」「MT楽しい」を重点的に分析
- 7 レビューサイトの平均評価点のご案内
- 8 ライバル車とその特徴
- 9 どんな人におすすめ?
- 10 カローラフィールダーに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないTOYOTAの他の車種があるとしたら、それは何?
- 11 まとめ
【記事丸わかり】
カローラフィールダーは実用性、経済性、そして耐久性から多くの法人ユーザー及び個人ユーザーに支持されており、中古市場でもその価値が高く評価されています。マニュアル愛好者にとっては、MTモデルがおすすめです。 参考動画⇒⇒【5ナンバーのカローラ フィールダー】新車買える使い勝手最高マシン |
カローラフィールダー大解剖:「生産終了」「乗ってる人」「最強」「頑丈」「貧乏」「中古の狙い目」「MT楽しい」を重点的に検証!
トヨタ・カローラフィールダー(2012年5月~):AI画像<※トップ画像はWikipediaから>
こんにちは、今日はトヨタの人気ステーションワゴン、カローラフィールダーの魅力に迫ります。多くの方々に愛され続けるこの車の特徴や評価、そして購入時のポイントについて詳しく掘り下げていきます。
新型と併売されながらも変わらぬ人気を維持しつづける秘密、頑丈な作り、そして手に入れやすい中古市場における立ち位置など、カローラフィールダーの全てを包み隠さずお届けします。
MTの楽しさから、所有者のリアルな声まで、カローラフィールダーに興味がある方に参考となる情報を提供いたします。
どんなクルマ?
※2023年12月3日現在、カローラフィールダーの生産終了は発表されていません。それなりに(法人)需要があるためと思われます。
トヨタのカローラシリーズは、新型モデルと先代モデルが併売されています。
新型モデルにはカローラ(セダン)/カローラツーリング(ワゴン)があり、先代モデルにはカローラアクシオ(セダン)/カローラフィールダー(ワゴン)があります。
先代モデルは5ナンバーサイズです。
併売の理由は、法人ユーザー向けに5ナンバーサイズの車種を継続販売するためです。旧型は、装備を簡略化したことで価格を抑えています。
ただし、衝突被害軽減ブレーキやレーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームを含む「トヨタセーフティセンス」が標準装備されており、時代に合わせた安全性能が維持されています。
カローラフィールダーは個人でも購入可能です。ハイブリッドモデルでも233万円から購入できます。コスパのいい車として、新車だけでなく中古車市場でも狙い目のクルマとして人気です。※中古市場ではハイブリッドモデルがかなり安く手に入りますよ。
スペック
カローラフィールダー「HYBRID EX」のスペックです。
新車価格 | 233万円 |
駆動方式 | FF |
燃料 | レギュラー |
燃料タンク容量 | 36L |
排気量 | 1,496cc |
トランスミッション | CVT |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTCモード) | 27.8km/L※カローラツーリングのハイブリッドは29.5km/L |
最小回転半径 | 4.9m |
最高出力 | 54[74]/4800 kW[PS]/rpm |
最高トルク | 111[11.3]/3600 N・m[kgf・m]/rpm |
全長 | 4,400mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,475mm |
ホイールベース | 2,600mm |
最低地上高(未積載時) | 155mm |
車両重量 | 1,170kg |
荷室容量(リアシート立) | 407L |
価格
トヨタ・カローラフィールダーの価格帯です。
175~233 万円
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは『カローラフィールダー大解剖:「生産終了」「乗ってる人」「最強」「頑丈」「貧乏」「中古の狙い目」「MT楽しい」を重点的に検証!』です。
検証するには材料が必要です。
まず、カローラフィールダーに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。
- 高速道路での加速が物足りない
- ドアを開ける際、雨の日はしずくが落ちてくる
- ドリンクホルダーが手元になく不便
- 再始動時のエンジン音があまり静かではない
- 暖房が弱めに感じる
- プラスチック多用でインテリアが普通
- タイヤサイズが小さいため高速道路での安定性に欠ける
- 車線逸脱警報が曲がりくねった道では過剰に感じる
- ハイブリットでないため、燃費に物足りなさを感じる
- ドリンクホルダーの位置が不便
- エンジンの出だしがもっさりしている
- CVTに慣れるまで違和感がある
- リアビューが改善の余地あり
- エクステリアのデザインが特徴に欠け、地味と感じる。
- インテリアのプラスチック部分が多く、安っぽさが感じられることがある。
- シートが汚れやすく、ドリンクホルダーの作りが不十分。
- エンジン性能が非力で、特に上り坂でのパワー不足。
- ハンドルが軽すぎると感じる場合がある。
- ロードノイズが気になることがある。
- 価格が高めに設定されている。
- 車体の大きさに対して収納スペースが少ない。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はカローラフィールダーに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、カローラフィールダーに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。
- 自転車を前輪を取り外さずに積める
- 車の取り回しが良い
- 安定性があり、衝突被害軽減ブレーキが装備
- 落ち着いたインテリアで必要な機能が使いやすい
- エアコンの操作が直観的
- ナビのスクロールが使いやすい
- センターのドリンクホルダーに便利な小さい照明
- 背が低いが頭上空間が広く快適
- 現在約17km/lの燃費
- オートマチックハイビームが便利
- 車好きのマニアックな車ではなく、実用車としての使い勝手が良い
- バック時の視界が良い
- 外見がシンプルで格好良い
- インテリアがシンプルで使い勝手が良い
- エンジンが非常に静か
- 前面の視界が広く、悪路走行でも快適
- 乗り心地が良い、後部座席の足元が広い
- 燃費が良く、ガソリン車でもハイブリッドに匹敵
- 価格が200万円で適正
- メーターの照明がスポーティ
- 安全装備が充実していて安心感がある
- 走行性能が安定していて快適
- アイドリングストップ機能が燃費を向上させる
- 乗り心地が良く、ロードノイズも少ない
- ハンドルとスイッチの操作感が良い
- 小回りが効きやすく、取り回しが楽
- 日本車の品質がありコストパフォーマンスが高い
- マイナーチェンジ後のエクステリアが好評。
- インテリアの質感が向上し、高級感がある。
- ハイブリッドエンジンの性能に満足している。
- 走行性能が良く、特に街乗りに適している。
- 燃費が良く、経済的。
- 家族や女性にも運転しやすいと評価。
- オプションの豊富さとカスタマイズの幅がある。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はカローラフィールダーに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
総合的・全般的なレビューをご紹介
レビューの最後に、カローラフィールダーに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところカローラフィールダーのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。
- 派手さはないが、乗りやすく満足のできる車。道具としての使い勝手と信頼性が高い
- 故障せず安心して使える品質がトヨタ車の強み
- 運転に自信がないファミリー層にもおすすめ
- シンプルながらも機能的なデザインと快適な乗り心地
- 燃費の良さと安定した走行性能、安全装備や操作性の良さが高く評価できる
- 一部の機能に慣れが必要だが、総合的には高い満足度
- 日本車の品質とコストパフォーマンスが高く評価できる。実用性と経済性を重視するユーザーにはおすすめ。
「生産終了」「乗ってる人」「最強」「頑丈」「貧乏」「中古の狙い目」「MT楽しい」を重点的に分析
この記事のテーマは『カローラフィールダー大解剖:「生産終了」「乗ってる人」「最強」「頑丈」「貧乏」「中古の狙い目」「MT楽しい」を重点的に検証!』というものです。
テーマの重点項目である「生産終了」「乗ってる人」「最強」「頑丈」「貧乏」「中古の狙い目」「MT楽しい」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
項目 | 内容 |
---|---|
生産終了 | カローラフィールダーは生産終了していません。(2023年12月5日時点で)生産終了の予定も公表されていません。 この車は、新型のカローラツーリングが出た時点で生産終了しても不思議ではなかったのですが、法人需要が多いようで、そのまま併売されてきた経緯があります。現状でも、それなりに売れているということなのでしょう。 |
乗ってる人 | カローラフィールダーの主な顧客層は法人です。社用車として使われることが多く、乗ってる人は会社の営業担当者などが多いと思います。 社用車といえば、トヨタにはプロボックスという絶対エースがあります。ただ、デザイン的に見ると、プロボックスはいかにも「The 営業車」というスタイルですが、それに比べてカローラフィールダーはちょっとオシャレですね。 業種によっては、営業車然としたプロボックスよりカローラフィールダーのいでたちが好まれるのかもしれません。 もちろん、少数派ですが、カローラフィールダーに乗っている一般ユーザーもいます。 |
最強 | 頑丈な作りで長期間の使用が可能。定期的なメンテナンスで長持ちする。シンプルな構造で故障が少なく、メンテナンスがしやすい。日本車品質、トヨタ品質で安心して乗れる。 レビューには上記のような声が散見されます。カローラフィールダーとプロボックスとどちらが頑丈なのかはわかりませんが、実績を見れば、どちらも頑丈だと判断すべきでしょう。 頑丈さだけでなく、事故や故障などで部品交換する際、新品部品はもちろん中古部品も豊富に出回っていて、安く入手できる利点があります。 しばしばプロボックスは「最強」と呼ばれますが、カローラフィールダーもプロユースに「最強」と言えるかもしれません。トヨタには最強がたくさんありますね。 |
頑丈 | |
貧乏 | 「カローラフィールダーに乗る人は貧乏だ」という表現があるのかないのか、実態はわかりませんが、あるとしたら、それは法人ではなく個人がこの車に乗っている場合を指しての言葉だと思います。 低燃費で経済的、初期投資と維持費が比較的抑えられるため、予算に限りのある層に適しているという言い方はできます。 ですが、それを「貧乏」と言うのはちょっとどうなのでしょう。 先日書いた記事では、「メルセデスベンツEクラスに乗る人は貧乏くさい」という声を扱いました。もう何言ってるのか意味がわかりません。(Eクラス大解剖) 面倒なので、私は思考停止することにしています。みなさんも、この手の話は軽く受け流すのがいいのでは。 |
中古の狙い目 | 2023年12月5日時点で、カーセンサーには978台のカローラフィールダーが登録されています。※そのうちMT車は15台 初代は2000年に登場し、2006年に2代目が登場しました。2代目では、ワンタッチ格納リヤシートが全車に標準装備されました。2012年に登場した3代目は、コスト削減と小型・軽量化を図りながらも快適性を維持しています。2013年にはハイブリッドモデルが追加され、2015年のマイナーチェンジで安全性能が向上しました。2019年にはカローラツーリングへの移行に伴い、モデルがリニューアルされました。 各世代の特徴的なグレードには、初代の「カローラフィールダー X」、3代目の「カローラフィールダー EX」、そして「カローラフィールダー 1.5X」があります。また、スタイリッシュな外観の「カローラフィールダー 1.5G エアロツアラー」も2012年に設定されましたが、2017年に廃止されました。 人気のボディカラーには、ブラックマイカやスーパーホワイトIIなどがあります。 年式別の価格帯は、たとえば下記のような価格(総額表示)になります。(byカーセンサー)
年式が比較的新しい車両の場合、中古の狙い目は、もちろん走行距離の少ないクルマです。ただし、整備記録簿が付いていない車両はパスしてください。何か隠している証拠ですから。 |
MT楽しい | MTの楽しさは、スポーツカーに限る話ではありません。むしろ、「速さ」を求めるなら最新のATの方が速いでしょう。 MTの楽しさは「いじる」ことの楽しさだと思います。そういう意味では、カローラフィールダーのような実用車のMTはある意味理想的なクルマとも言えます。 私は、軽自動車であるワゴンRのMTに乗っていますが、いじる楽しさを毎日味わっています。この車はワゴンRの一番下のグレードFAで、出力もトルクも全モデル中最低のクルマです。でも、そんなことは関係ないです。 カローラフィールダーの場合、新車でもMTが用意されています。ちなみに、カローラツーリングのMTはカタログ落ちになっています。 |
レビューサイトの平均評価点のご案内
カローラフィールダーが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
※2023年12月3日時点
ライバル車とその特徴
カローラフィールダーのライバル車とその特徴をまとめました。
※カローラツーリングとプロボックスはトヨタ車なので、2つ先の章で扱うべき車ですが、なにせステーションワゴンタイプそのものが品薄なので、ここに入れました。
車名 | 特徴 |
---|---|
トヨタ カローラツーリング | 現在、カローラフィールダーとカローラツーリングは併売されています。フィールダーが旧型、ツーリングが新型ですが、両方が同時に販売されている珍しいケースです。 ⇒⇒レビュー記事 |
トヨタ プロボックス | 商用バンです。広い荷室や高い経済性が魅力で、コンパクトサイズの商用バンの中では特に人気があります。現行モデルはデザイン性が高く室内装備も充実しているため、自家用車として使いたいと考えている方も多いモデルです。ハイブリッドが179万円で乗れます! ⇒⇒レビュー記事 |
ホンダ シャトル | 2022年11月に販売終了しているモデルですが、人気が高いです。ホンダの5ナンバーサイズのステーションワゴンで、フィットシャトルの後継車種として登場しました。 ⇒⇒レビュー記事 |
スバル レヴォーグ | スポーツカーテイストのワゴンモデルで、走りの楽しさを追求しています。2020-2021年のカーオブザイヤーを受賞しているクルマです。 ⇒⇒レビュー記事 |
VWゴルフ ヴァリアント | ゴルフのステーションワゴン版です。実用性はもちろん、走りの質感もベース車のゴルフを上回るという人が多いです。 ⇒⇒レビュー記事 |
どんな人におすすめ?
カローラフィールダーがおすすめの人物像は以下の通りです。
人物像 | 理由 |
---|---|
ファミリー層 | 広い荷室と使い勝手の良いシートアレンジで、家族でのお出かけや荷物の積み込みに便利。 |
通勤・通学・買い物など、日常の足として使う人 | コンパクトなボディサイズで取り回しが良く、燃費も良好。 |
アウトドアやレジャーを楽しみたい人 | いろんなものを積め込める広い荷室が魅力です。 |
安全性重視の人 | 最新の安全装備を標準装備しており、安心して運転できる。 |
カローラフィールダーに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないTOYOTAの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないTOYOTAの他の車種をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
ルーミー | コンパクトで扱いやすく、低価格で購入できるトールワゴン ⇒⇒レビュー記事 |
シエンタ | ミニバンとして広い室内空間と多彩なシートアレンジを備えた5ナンバーサイズのミニバン ⇒⇒レビュー記事 |
カローラクロス | カローラのSUVモデルで、カローラブランドの信頼性とSUVの走破性を兼ね備えたコンパクトSUV ⇒⇒レビュー記事 |
RAV4 | トヨタの大人気SUVでカクカクしたデザインが魅力。高い走破性と安全性を備えたミドルサイズSUV ⇒⇒レビュー記事 |
まとめ
『カローラフィールダー大解剖:「生産終了」「乗ってる人」「最強」「頑丈」「貧乏」「中古の狙い目」「MT楽しい」を重点的に検証!』のテーマで解説してきました。
カローラフィールダーに関する様々な側面をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。新型が出てからも色褪せない魅力、実用性の高さ、そして市場における中古車としての価値など、多角的にこの車を探求しました。
また、ライバル車との比較や、他のトヨタ車種への目移りの可能性についても触れ、カローラフィールダーに興味を持つ方々にとって有益な視点を提供しました。
この記事が、あなたのカーライフを豊かにする一助となれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。