新型シエンタ大解剖：後悔・最悪・売れない・5人乗り欠点・ガソリン後悔・ガソリンとハイブリッドどっち・乗り心地悪いを重点的に検証！

トヨタシエンタ（2022年8月～）：Wikipedia

皆さん、こんにちは。今日は、多くの方が関心を寄せているトヨタの新型シエンタについて深く掘り下げてみたいと思います。この記事では、新型シエンタのスペックや価格、そしてユーザーからの様々なレビューを紹介していきます。

肯定的な声から否定的な意見まで、幅広い視点でこの車を検証し、あなたが新型シエンタを選ぶ際の参考になればと思います。また、シエンタのライバル車種や、TOYOTAの他の魅力的な車種についても触れていきます。さて、新型シエンタの実態はどうなのでしょうか？詳細に迫っていきましょう。

どんなクルマ？

トヨタのシエンタは、5ナンバーサイズのコンパクトミニバンです。最大7人乗りが用意されていて、広い室内空間と荷室を備えています。また、乗り降りのしやすさ、スライドドア、ラゲージスペースも魅力です。

デザインと機能
- デザイン: 四角くて丸い形状。日常生活に馴染む外観。
- 内部空間: コンパクトミニバントップレベルの広々とした2列目空間。
- 装備と安全機能: 先進の安全機能と快適な装備が充実。
サイズと構造
- サイズ: 全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695[1,715]mm。※[ ]はE-Four
- 特徴: コンパクトなサイズで運転しやすい。5ナンバーのミニバン。
- シート構成: 3列シート車と2列シート車があり、それぞれ異なるグレードと構成が用意されている。
グレードと種類
- 3列シート車: 「Z」「G」「X」の3グレード。ハイブリッド（7人乗り・2WD/E-Four）とガソリン（7人乗り・2WD）の選択肢。
- 2列シート車: 「Z」「G」「X」の3グレード。ハイブリッド（5人乗り・2WD/E-Four）とガソリン（5人乗り・2WD）。
- 福祉車両: ウェルキャブシリーズも存在。
価格と燃費
- 価格: 1,950,000円〜3,108,000円。
- 燃費性能: ハイブリッド車は25.3km/L〜28.8km/L、ガソリン車は18.3km/L〜18.4km/L。

新型シエンタは、コンパクトながらも機能的な設計と、さまざまなニーズに応えるグレード展開で、日々の生活をサポートする自動車として進化を遂げています。

スペック

新型シエンタ「X (5人乗り)」のスペックです。

新車価格	195万円
駆動方式	FF
燃料	レギュラー
燃料タンク容量	40L
排気量	1,490cc
トランスミッション	CVT
乗車定員	5名
燃費（WLTCモード）	18.4km/L
最小回転半径	5.0m
最高出力	88[120]/6600 kW[PS]/rpm
最高トルク	145[14.8]/4800 N・m[kgf・m]/rpm
全長	4,260mm
全幅	1,695mm
全高	1,695mm
ホイールベース	2,750mm
最低地上高（未積載時）	140mm
車両重量	1,270kg
荷室容量（リアシート立）	449L
荷室容量（リアシート倒）	1,888L

価格

トヨタ・シエンタの価格帯です。

195～310 万円

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは『新型シエンタ大解剖：後悔・最悪・売れない・5人乗り欠点・ガソリン後悔・ガソリンとハイブリッドどっち・乗り心地悪いを重点的に検証！』です。

検証するには材料が必要です。

まず、新型シエンタに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。

エクステリアのデザインがまとまっているが、洗車の際にワックスが黒い樹脂部分に残りやすい。
インテリアがVOXYに比べてチープで収納が少ない。
ダッシュボードのドリンクホルダーが不安定。
エンジン音が安っぽく、ディーゼルエンジンのように聞こえる。
ecoモードでの走行は、多人数乗車時は坂道がきつい。
シートが薄く、腰が疲れやすい。
燃料タンクが40Lと小さく、燃料補給のタイミングが早い。
安全装置が割高で、使用頻度が低い可能性。
インテリアがプラスチッキーで安っぽい。
エンジンのパワーが不足し、60km/hを超えると伸びが悪い。
遮音対策が不十分で、エンジン音が気になる。
車体が重いため、スポーティ感がない。
高速でのエンジン音が目立つ。
サイドブレーキが電子式でない。
納期が長い。

ナビゲーションシステムが使いにくく、反応も遅い。
スマートフォンとの連動が不便で、ナビの機能が制限される。
自動駐車機能が使いにくく、操作が多すぎる。
車線保持や追従機能の操作が分かりにくい。
内側ドアノブのデザインが使いにくい。
エンジンの音が大きいことが気になる。
ハイブリッドのエンジンが予想よりも早く始動する。
燃費が予想よりも良くない。
車価格が高いと感じる。
安全機能のアップデートが有料。

サイドの黒いガードは好みではない
カーキとベージュのカラーがもう少し薄く明るめだと良かった
カーキは天候の影響を強く感じる
ハイブリッドになって床収納がなくなったのは残念
ガソリンエンジンが時々うるさい
やや固い乗り心地
アクセルを離すとエンブレが強く感じられ、慣れるまで時間がかかる
価格が高い
2列目のシートの跳ね上げがやりにくい
2列目のシート裏のポケットがなくなった
5人乗りのとき真ん中の席に人が乗ると後方が見づらい
センサーが過剰反応することがある
風切り音が気になる
風の強い日はハンドルが持ってかれる
高速でのクルーズ安全走行機能がまだ改善の余地あり
収納性が思ったより良くない
後席ルームランプやラゲッジランプが暗すぎる

2列目のシートがリクライニングできない
ディスプレイオーディオの性能が不満
iPhoneとの接続時にGoogleマップが使えなくなることがある
リアゲートが重い
EVモードでの加速が悪く、エンジンがすぐにかかる
アップグレードに追加料金が必要
CarPlay使用時にトンネルで位置情報を失う
パノラマビューモニターの画質が悪い
電動パーキングの不採用
手動テールゲート
運転時のエンジン音がうるさい
ドアミラーの位置が手前すぎる
1列目シート下のスペースがない
ステアリングとブレーキのタッチに違和感
後部座席の乗り心地がいまいち
6人乗りの選択ができない
価格が高い
パワー不足
納車まで時間がかかりすぎる

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はトヨタシエンタに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、新型シエンタに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。

エクステリアは先代モデルよりデザインが良い。
エンジン音は乗車中は気にならない。
ガソリン満タン法での燃費が良い（市街地・高速ミックスで 18~19km/l）。
インパネがソファー生地でカフェ風のデザイン。
加速性能が充分。高速巡行が可能。
足回りが安定しており、安心感がある。
シートが信頼できる固さ。
ガソリン車で平均17km/lの燃費を記録。
デザインが個性的で外車のよう。

燃費が良い。
街中での運転がしやすい。
安全性が高い。
ドアロックがしやすい。
アプリによる車の管理が便利。
加速が良い。
画面が大きくて見やすい。
ギア操作が快適。
半自動運転機能が便利。
エアコンがすぐに効く。
エクステリアデザインが魅力的。
インテリアが高品質で安っぽさを感じない。
モーターの力が十分で加速が良い。
乗り心地が柔らかく快適。
実用性が高く、荷物がたくさん積める。

ファミリーカーとしては良いデザイン
エンジンのパワーと滑らかさが改善されている
小回りが効き操作性が良い
燃費が良く、街乗りでリッター22キロ走る
安全装置、ナビ、ドライブレコーダーなどの装備を考慮すると価格は妥当
欧風なデザインが気に入っている
カーキのインテリアが明るい感じで良い
プリウスと比べても十分な走行性能
クルーズコントロールの安全走行機能が進化している
スムーズな走り出しで長距離運転も問題なし
高速でクルーズ時に23km/l、ペダル操作時には25km/l以上を達成
長く乗れる車だと思う

燃費が良い
視界が広く、室内が広い
静か
小回りがきく
ハイブリッドモデルで25km/Lを超える燃費
スライドドアで乗り降りが楽
360度モニターがある
運転支援装備が充実している
フリードに比べて小回りがきく
安全装備が進化している
5人乗りで後席を倒すとフルフラットになり、車中泊に適している

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、新型シエンタに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところ新型シエンタのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの＜思い＞が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。

トヨタの安心感はあるが、古いハイブリッドシステムと安っぽい内装が残念。
スライドドアで便利なサイズ。他社と比べても十分な満足度を提供。
デザインが女性に不人気な傾向。

小さいサイズで安全装備が充実しており、運転しやすい。
システムの使い勝手に難ありだが、安全性や燃費の良さ、乗り心地の良さでバランスが取れている。
価格が高めだが、車の性能を考えると妥当とも感じられる。
シエンタは実用性が高く、様々な用途に適していると思う。

価格は高いが、装備を考慮すると妥当
デザイン、乗り心地、安全性、燃費に満足
いくつかの改善点はあるが、全体的には高い評価。安全性と燃費のバランスが良い
長期間の使用に適している車

不満点もあるが、全体的には良くできた車。ファミリーカーとして適している。デザインが万人受けする
サイズ感が良く、荷物もたくさん載せられる

「後悔」「最悪」「売れない」「5人乗り欠点」「ガソリン後悔」「ガソリンとハイブリッドどっち」「乗り心地悪い」を重点的に分析

この記事のテーマは『新型シエンタ大解剖：後悔・最悪・売れない・5人乗り欠点・ガソリン後悔・ガソリンとハイブリッドどっち・乗り心地悪いを重点的に検証！』というものです。

テーマの重点項目である「後悔」「最悪」「売れない」「5人乗り欠点」「ガソリン後悔」「ガソリンとハイブリッドどっち」「乗り心地悪い」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

「後悔」「最悪」

「否定的・ネガティブなレビュー」でご紹介したように、様々なマイナスの指摘があります。

ワックスが黒い樹脂部分に残りやすい
インテリアがVOXYに比べてチープで収納が少ない
エンジン音が安っぽい
燃料タンクが40Lと小さく、頻繁な給油が必要
安全装置が割高で、使用頻度が低い
エンジンのパワーが不足している
ecoモードでは坂道がきつい
シートが薄く、腰が疲れやすい
ハイブリッドエンジンは予想よりも早く始動する
ハイブリッドでは床収納がなくなったのが残念

こうした指摘は、ちょっと気になる点という受け止め方の人もいれば、けっこう深刻な問題点ととらえている人もいるかもしれません。深刻に受け止めている人の中には、「最悪だ」「買って後悔した」と思っている人もいる可能性はあります。

これらの指摘で気になる点があったら、ディーラー等の試乗でチェックしてみてください。

「売れない」

シエンタは2022年8月23日にフルモデルチェンジされました。

翌9月から12月までの販売台数は月平均9,510台です。

2023年1月から10月までの月平均は11,175台です。

トヨタの月販販売目標は8300台であり、発売以来目標をクリアーしています。

また、販売台数ランキングにおいても、多くの月で1位「ヤリス」、2位「カローラ」、3位「シエンタ」という順位になっています。

つまり、シエンタは売れています。「売れない」とはどこの誰が言っている言葉なのでしょう？

「5人乗り欠点」

シエンタには、5人乗りの2列シート車と7人乗りの3列シート車があります。

3列シート7人乗り

どの席でも広く快適というわけにはいかず3列目シートはかなり狭くなるので、大人が長時間座るのは厳しい
荷物スペースが小さくなるが、3列目シートを使わない場合は、荷室空間を最大限に確保できる。その際、1列目・2列目のレイアウトや広さは5人乗りとそれほど変わらない
トヨタによると、先代シエンタのユーザーの多くは通常サードシートを格納したまま使用し、その空間を広い荷室として使い、週末に友人や親兄弟などが訪れた際など、必要なときだけサードシートを引き出して使っていたようです。

2列シート5人乗り

3列目シートがないため荷室が広くて使いやすい
フラットラゲージモードにした際、5人乗りは凹凸や隙間のない文字通りフラットな荷室スペースとなるが、7人乗りは凹凸と隙間ができてしまう

5人乗りの欠点

2列シートの5人乗りの欠点は、6人とか7人乗れない点です（当たり前ですが）。この点意外は、長尺物の積載にしても、フルフラット化にしても、5人乗りの方が使い勝手がいいです。

結局、車の使い途を考えた際、乗るのが5人までか、5人を超える場面もあるか、この違いで選択すればいいのでは。

「ガソリン後悔」「ガソリンとハイブリッドどっち」

シエンタにはガソリン車とハイブリッド車があります。それぞれのメリット・デメリットは下記の通りです。

ガソリン車のメリット・デメリット

初期費用が安いが、燃費がハイブリッドより劣る。

ハイブリッド車のメリット・デメリット

燃費がいい。ガソリン車は18.3km/L〜18.4km/Lだが、ハイブリッド車は25.3km/L〜28.8km/L。
価格が高い分、装備面でメリットがある。例として、アクセサリーコンセント、トヨタチームメイト、パノラミックビューモニターなど。
燃費とか関係なく、走行感覚、動力性能がガソリンよりハイブリッドがいいという人も多い。

このように違いを見てみると、予算に余裕があるならハイブリッドにしておいたほうが後悔が少ないかもしれません。ただ、シンプル機構の純ガソリン車の方が、ブレーキタッチその他細かなストレスがなくていいという人も一方にいます。

試乗してみて、お好みをお選びください。

「乗り心地悪い」

レビューには次のような指摘があります。

シートが薄くて腰が疲れやすい
やや固い乗り心地
アクセルを離すとエンブレが強く感じられ、慣れるまで時間がかかる
風切り音が気になる
後部座席の乗り心地がいまいち
エンジン音がディーゼルエンジンのように感じられることがある

ただし、全般的には、シエンタの乗り心地は好意的に評価されています。やはり、試乗して確認するのが一番だと思います。その際、当然のことならが、ガソリン車とハイブリッド車は異なるので、どちらも乗ってみることをおすすめします。

レビューサイトの平均評価点のご案内

新型シエンタが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

みんカラ：4.23点（5点満点）
価格コム：4.07点（5点満点）

※2023年12月2日時点

ライバル車とその特徴

新型シエンタのライバル車とその特徴をまとめました。

車種	定員	特徴
ダイハツトール	5人	トヨタルーミーの姉妹車です。軽自動車と同等の取り回しの良さと広い室内空間を兼ね備えており、軽自動車以上だけどミニバン以下のちょうどいいサイズ感が特徴です。 ⇒⇒レビュー記事
スズキソリオ	5人	小型ワゴン車でありながら後席の広々とした空間が特徴的で、ファミリーカーとして人気のある車種。2022年上半期には、国内乗用車ブランドの中で16位の販売台数を記録し、販売も好調です。 ⇒⇒レビュー記事
スズキソリオバンディット	5人	ソリオの派生モデルです。軽自動車のハイトワゴンとミニバンの中間に位置するカテゴリで、コンパクトカーの車格を持ちながら広い室内空間を確保しているのが特徴です。 ⇒⇒レビュー記事
ホンダフリード	5人～7人	広々とした室内空間と多彩なシートアレンジが特徴のミニバン。トヨタシエンタのガチライバル車です。 ⇒⇒レビュー記事①・②・③・④・⑤

どんな人におすすめ？

新型シエンタがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物	理由
家族が多い人	広々とした室内空間と多人数乗車が可能
長距離運転をする人	燃費の良さと快適な乗り心地
アウトドア好きの人	広い荷室スペースと多目的に使用可能な内装
エコ意識が高い人	ハイブリッドモデルの環境に優しい走行性能

新型シエンタに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないTOYOTAの他の車種があるとしたら、それは何？

思わず目移りしてしまうかもしれないTOYOTAの他の車種をまとめました。

車名	特徴
ルーミー	コンパクトトールワゴン、両側スライドドア、ゆったりとした室内空間 ⇒⇒レビュー記事
ライズ	コンパクトSUV、小回りが利く、燃費が良い。ダイハツロッキーの姉妹車。 ⇒⇒レビュー記事
ヤリスクロス	コンパクトSUV、スポーティーなデザイン、ハイブリッド車も選択可 ⇒⇒レビュー記事
カローラクロス	コンパクトSUV、トヨタの人気車種「カローラ」のSUVモデル、車内空間が広い ⇒⇒レビュー記事
カローラツーリング	ステーションワゴン、広々とした室内空間、ラゲッジスペースが広い ⇒⇒レビュー記事