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『フリードを買ってはいけない』という辛口評価を収集しました。
ホンダ フリード(2016年~)<Wikipedia>
2022年の販売台数は8万台に迫る勢いの「フリード」(7万9525台)。2016年のフルモデルチェンジから6年経つのにこの数字はすごいですね。何と2022年ミニバン販売台数トップです。※2位はシエンタ
そのフリードに実際に乗ってみてどう感じるのか、リアルユーザーの声が気になりませんか?
こちらの記事では、「フリードを買ってはいけない」という辛口評価を収集しました。この記事を読めば、試乗時の確認ポイントが分かりますよ!
【調査サイト・クチコミ数】
以下の4つのサイトから、独自に情報を収集しています。
(※2023年2月19日時点)
辛口評価①三列目が狭い
辛口評価の中で多かったのが、3列目が狭いという点。
- 3列目はかなり狭いので大人だけで乗ると窮屈
- 3列目シート足元が狭すぎて疲れる
- 背の大きい人は体育座りっぽくなってしまう
フリードは6~7人乗りの3列シート仕様です。3列目のシートは背もたれが低いため、大人が乗ると長時間ドライブでは疲れてしまうこともあるでしょう。
乗車人数が5人までならゆったり乗れますが、6人以上で乗る機会が多い人は3列目の乗り心地もしっかり確認しておきましょう。
辛口評価②3列シートへの乗降性が悪い
意外に盲点なのが、3列シートへの乗降性。以下のような辛口評価が見られました。
- 2列目を倒さないと乗り降りが出来ないため不便
- シートを前に倒す方法しかないので、それだと入り口が狭い。一旦乗り込んでからウォークスルーで3列目へ移動しないといけない
- 3列目への移動ができるウォークスルーとはなっているが、その幅は約150mmで大人一人が通れるか通れないかくらい
フリードの3列シート車は、以下の2タイプから選べます。
- 6人乗りのキャプテンシート
- 7人乗りのベンチシート
6人乗り仕様は中央がウォークスルーできるように空洞になっていますが、乗降性が悪いといった声も見受けられます。
3列目シートへのアクセスも、試乗時に確かめておきましょう。
辛口評価③3列目が跳ね上げ式
フリードは3列目の格納方法が跳ね上げ式となっています。以下のような声がありました。
- 3列目を跳ね上げると2列目のリクライニングに干渉してそれ以上倒せなくなる
- 荷物を積むために3列目シートを立て掛けると後方の視界が悪い
- 3列目の跳ね上げは女性には重くてなかなかの重労働
跳ね上げ式は操作性も簡単で、荷室の広さを確保できるといったメリットがあります。一方で、跳ね上げたことで若干後方視界が悪くなるといったデメリットも。
また、3列目を跳ね上げる際に女性には重たく、男性の力を借りてやってもらっているといった声もあります。格納方法については、ディーラーで体験しておくと安心です。
辛口評価④エアコンが効かない
- 出来れば後席にもエアコン吹き出し口くらいあればもっと良かった
- エアコンが絶望的に効かない
- 炎天下で車内を冷やすのに1時間程度要し、その後全開にし続けても涼しいと感じるまでは冷やしきれない
- 後部にエアコン吹き出し口がなく暑いもしくは寒い
エアコンが効かず、車内が暑い!といった意見が見受けられました。フリードは2列シート、3列シート全グレード共通でエアコン吹き出し口がフロントのみの設定です。
また、ガソリン車、ハイブリッド車ともにエンジン排気量が1500ccと小さいため、エアコンが効くまでに少し時間がかかります。エアコンの効きが気になる方は、6人乗りのキャプテンシートがおすすめ。
6人乗りは中央がウォークスルー仕様で空気が循環しやすいので、そのあたりも考慮しておきましょう!
辛口評価⑤走行性能
走行性能については賛否両論の意見があります。
【悪い声】
- 高速道路では車体が重いため、いまひとつ加速に欠ける
- フリードは大人が4人以上乗ると、運転にかなり重たさを感じる
【いい声】
- フリードは1500ccながらガソリン車は131馬力を発揮する
- ライバルのシエンタよりも22馬力も高いパワーがあり、シーン問わず必要十分なため満足!
- 先代からパワーが上がっている
- 低速域から高速域まで必要十分に加速する
- 1500ccながら意外にも力強い
走りに関しての感じ方は、人それぞれです。シエンタよりパワーを感じるといったレビューもあるので、実車で確認してくださいね!
辛口評価⑥燃料が悪い・タンクの容量が少ない
「4WDのガソリン車なので、燃費は悪いです。高速道路で時速100kmを意識して走れば15km/L、一般道の改装路だと18km/L。真夏に街乗りだけだと11km/Lくらいです。」
「フリードは普通車の中では最小クラスの36Lしかガソリンが入らず、タンクが小さいので航続距離は短い」
燃費性能に関しては、走行する道路状況など乗る環境によっても大幅に異なります。また、フリードのタンク容量は、2WDが36Lの設定です。
ライバル車であるシエンタが40Lなので、「少ない」と感じる人もいるでしょう。長距離ドライブの際はこまめな給油が必要になります。
AWD仕様(4WD+ハイブリッド)であれば、53Lの設定なのでロングドライブを好む人はそのあたりも候補に入れておきましょう。
その他の辛口評価を集めました
上記にご紹介した評価を含めて、フリードに寄せられた様々な辛口評価を一気にご紹介します。参考になさってください。
- エクステリアが「ありきたりで新鮮味がない」
- 「ワクワクする感じはない」、「昔のステップワゴンみたい」との意見
- インテリアのメーターが「遠くて見づらい」、「メーターに光が反射して見づらい時がある」
- 「フォントがごちゃっとしていて小さいので見づらい」
- 価格に関して「シエンタと比べると高い」
- 「オプションをつけて300万円超え。この車格では高い」、「ワンランク上のステップワゴンにも手が届いてしまう」
- 燃費について「市街地での実燃費が悪い」
- エンジン性能に関して「登坂時はパワーが少し足りなく感じる」、「フル乗車だと登坂時はちょっと厳しい」
- シートが「硬い」
- オプション追加による価格上昇が懸念
- エンジン音が大きい
- サスペンションが硬い
- 前のモデルとデザインの変化が小さい
- カラーバリエーションが少ない
- プラスチック素材の多用
- 一部操作性の悪いスイッチ類
- エコドライブサポート機能の効果に疑問がある
- ベースモデルの価格が高い
- 追加コストがかかることで総額が高くなる
- 他の車種と比較して特別な割引や特典が少ない
- 小物入れや収納スペースが無い。
- メーター周りは前車エアウェイブの方が良かった。
- 三列目にクーラーの風が届かない。
- 室内は全体的にプラスチック的な感じ。
- インターナビが田舎道ではお馬鹿。
- 内装デザインはフィットと差別化されているが、プラスティック感が強調されており、質感が低く見える。
- 車重が1300kg前後と重めで、1クラス上の車種と比べても軽くはない。
- 乗り心地は固めで、特に小さい車なので、リア周りの妥協や手抜きが感じられる。
- ブレーキングでフロントが沈みやすく、後ろに人が乗っていない場合は特に顕著。
- ガソリン車の場合、1.5ℓの車格では高速長距離をこなすには若干物足りない側面がある。
- サードシートの乗り心地は悪い。大人が座る場合は物足りないのが現状。
- 収納スペースの欠点、停止表示器の格納場所がない、3列目シートの後ろに荷物が置けない
- チャイルドシートを設置すると、2列目シートは常に一番奥までスライドする必要があり、その結果、3列目が非常に狭くなる。
- チャイルドシートの後ろの3列目はほぼ足のスペースがない。
- チャイルドシートに座る子供の足が前のシートに当たりやすく、シートが汚れる。
- 6人以上乗車する場合、フリードは狭く感じられ、荷物のスペースも不足する。
- 3列目の跳ね上げが面倒で、女性にとっては重い。
これらの意見はあくまでも他人の評価に過ぎません。車は、自分で見て・触って・乗ってみて初めて「自分はどう感じるか」がわかる商品です。
そういう意味で、新車でも中古車でも、現物をよく観察し、試乗し、身体で感じ取ってから購入の是非をご判断いただきたいと思います。
辛口評価だけではない!いい声もたくさん
『フリードを買ってはいけない』という辛口評価を収集しました。弱点や欠点になる部分も多少ありますが、事前に把握していれば後悔のない車選びができますよ。
フリードでは辛口評価だけではなく、いい声もたくさんあります。
- ラゲッジスペースにはベビーカーも楽々積めるので、お出掛けが楽しくなりました
- 駐車場では隣の車にドアをぶつける心配がなく、小回りも利いて安心です
- ミニバンなので運転席の視界も良く、女性でも運転しやすい
- ファミリーカーのコンパクトミニバンなので、すべてにおいて我が家にぴったりサイズです
- 室内空間が想像以上に広い。
- 3列目の座り心地が良く、クッションが効いていて快適。
- 3列目を跳ね上げると荷物スペースが広くなる。
- スライドドアが子連れに優しく、乗降りが楽。
- 運転席周りのデザインがおしゃれで、収納スペースが多い。
- 上質なインテリアデザイン、木目調のパネルが高級感を演出
- ドライバー目線で確認しやすいメータ表示、安全性と利便性が向上
- 後部シートのロールサンシェードが家族から評判良好、日差しや外からの視線を遮る効果
- 燃費性能が大幅にパワーアップし、ミニバンクラスでは最高水準。
- コンパクトでありながら、スペースが確保されており、絶妙なサイズ感。
- ハイブリッド車の実燃費は圧巻のレベル。燃費性能を重視する場合には断然ハイブリッド車が良い。
- 新型フリードは、ミニバンとしてコンパクトなサイズ・使い勝手・多目的利用など、全てにおいて「丁度良い」と評価。
- ボディデザインは端正で質感が高く、先代のモデルと比較しても高級感がある。
- シエンタと比較しても、フリードの方が高級に見える。
- エンジンは4気筒1500ccで、振動は少なめ。
- 重い車でも、スロットル特性とCVTの特性でパワー不足を感じにくい。
- ステアフィールは自然で、ロール剛性が高めでクネクネ道を走る際にラク。
楽しく快適に乗っているユーザーも多くいます。ぜひ、自分の目と感覚で試乗時に確認してみてくださいね!
ご覧いただきありがとうございます。
【2023年6月11日追記】フリードクロスターに特別仕様車の「ブラックスタイル」が登場(速報)
特徴 | 詳細 |
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ボディサイズ | 5ナンバーサイズ(扱いやすいボディ) |
車内空間 | ミニバン並みの広さ |
シートアレンジ | 多彩 |
パワートレイン | 複数選択可能 |
バリエーション | 豊富(SUV風のクロスターを含む) |
フロントグリルとリヤライセンスガーニッシュ | ブラッククロームメッキ |
ホイール・ドアミラー・アウタードアハンドル・ルーフレール | ブラック |
ロアスポイラーとロアガーニッシュ | ガンメタリック塗装 |
ボディカラー | ソニック・グレーパール(新色)、トワイライトミストブラック・パール、シルバーミストグリーン・メタリック、プラチナホワイト・パール |
インテリア | シルバーのステッチが施されたコンビシート |
モデルタイプ | ガソリンモデルとハイブリッドモデルが存在 |
価格 |
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