目次
【記事丸わかり】
これらのポイントは、トヨタ・シエンタのガソリン仕様を選択する際に考慮すべき重要なデメリットを示しています。環境意識の高い時代においては、燃費の良いハイブリッドモデルの方が適している可能性が高いです。購入前にはこれらの違いをよく理解し、自身のニーズに合った選択をすることが推奨されます。 参考動画⇒⇒tvk「クルマでいこう!」公式 トヨタ シエンタ 2022/12/18放送 |
シエンタはガソリン仕様だと後悔する?やはりハイブリッドが上?
トヨタ シエンタ(2022年8月~):Wikipedia
皆さん、こんにちは。今日は、トヨタの人気ミニバン、シエンタについて詳しくご紹介します。シエンタは、コンパクトながらも広々とした室内空間を提供し、多くの家族に選ばれている車です。
しかし、購入を検討する際、ガソリン仕様とハイブリッド仕様のどちらを選ぶかは重要なポイントです。この記事では、シエンタの各モデルの特徴からスペック、価格、そしてガソリン車とハイブリッド車の比較に至るまで、詳細にわたって解説していきます。
また、シエンタのライバル車種やおすすめのユーザー層についても触れ、トヨタディーラーでの試乗時のポイントもお伝えします。シエンタに関するあらゆる情報を網羅しているので、この記事を読むことで、あなたのカーライフがより豊かになること間違いなしです。
どんなクルマ?
トヨタの「シエンタ」は、5ナンバーサイズのコンパクトミニバンです。2022年8月に登場した新型シエンタには、最後尾の3列目シートを設置せずラゲージスペースの使い勝手を向上させた2列シートの5名乗車モデルと、3列シートを備えた乗車定員7名のモデルが存在します。
新型シエンタの進化点のひとつが、乗り降りのしやすさです。高さ330mmのフラットな低フロアで、お子様から高齢者まで、家族全員が楽な姿勢で乗り降りできるドア形状を採用しています。
新型シエンタには、ハイブリッド車とガソリン車という2種類のパワートレーンがあり、それぞれにZ、G、Xという3種類のグレードが存在します。
また、どのグレードにも5人乗り、7人乗りモデルが用意されているため「このグレードに乗りたいのに5名乗車の設定がない」「乗車定員でグレードが限定されてしまう」といった心配なくモデル選びができます。
スペック
新型シエンタ「X (5人乗り)」のスペックです。
新車価格 | 195万円 |
駆動方式 | FF |
燃料 | レギュラー |
燃料タンク容量 | 40L |
排気量 | 1,490cc |
トランスミッション | CVT |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTCモード) | 18.4km/L |
最小回転半径 | 5.0m |
最高出力 | 88[120]/6600 kW[PS]/rpm |
最高トルク | 145[14.8]/4800 N・m[kgf・m]/rpm |
全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,695mm |
ホイールベース | 2,750mm |
最低地上高(未積載時) | 140mm |
車両重量 | 1,270kg |
荷室容量(リアシート立) | 449L |
荷室容量(リアシート倒) | 1,888L |
価格
トヨタ・シエンタの価格帯です。
195~310 万円
ガソリン車とハイブリッド車:ガソリン車を選ぶと後悔する?
新型シエンタには、ハイブリッド車とガソリン車という2種類のパワートレーンがあり、それぞれにZ、G、Xという3種類のグレードが存在します。また、どのグレードにも5人乗り、7人乗りモデルが用意されています。
4WDはハイブリッドのみ
ただし、4WDはハイブリッド車にしか設定がありません。ここだけは注意が必要です。したがって、雪国で4WDは必須条件というユーザーはハイブリッドで決まり、ということになります。
燃費比較
- ガソリン車:18.3km/L〜18.4km/L
- ハイブリッド車:25.3km/L〜28.8km/L。
やはり、燃費性能はハイブリッド車の圧勝です。シエンタハイブリッドの燃費はトヨタのミニバンでトップクラスです。
装備の違い
- ハイブリッド車には、アクセサリーコンセント(1500W)、トヨタチームメイト、パノラミックビューモニターなどが付きます。
外観の違い
- ハイブリッドZ: テールゲートの右端にハイブリッドを示すエンブレムがある。
- ガソリン車Z: ハイブリッドのエンブレムがない。
内装の違い
- ハイブリッド: ハイブリッドシステムインジケーター、エレクトロシフトマチックまたはストレート式シフトレバー、EVドライブモードスイッチがある。
- ガソリン車: エコドライブインジケーター、タコメーター、10速スポーツシーケンシャルモード付ストレート式シフトレバーがある。
売れ筋グレード
- ハイブリッド: 「ハイブリッドZ」が売れ筋。
- ガソリン車: 「Z」が売れ筋。
車両価格比較
- ガソリンX(ベースグレード):195万円
- ハイブリッドX(ベースグレード):238万円
ベースグレードで比較すると、価格差43万円です。これは悩みどころですね。次の項目にあるように、維持費はハイブリッドの方が安いですが、この初期費用43万の差を埋めるには、ハイブリッド購入者は相当な距離を走らないと「元が取れない」と思います。
維持費の比較
- ハイブリッドはガソリン車に比べて維持費が安い。ハイブリッド車はエコカー減税の対象で、自動車重量税が安くなる。そして、月々の燃料代が安い。
走行感覚の違い
- ガソリン車: 高速域での伸びや軽快なハンドリングが魅力。コーナリングも軽快。ノイズが大きめという声もある。また、短距離走行が多い人はガソリンがいいという声が多数ある。
- ハイブリッド車:ガソリンより重いのでその重さにより乗り心地が良く、モーターにより出足が力強い。また、全体的な走行感覚、動力性能がガソリンよりハイブリッドがいいという意見が多い。とりわけハイブリッドにしかない4WDは、雪道での安定感はもちろん、コーナリング時の駆動力伝達が良く、ドライでもウェットでもシエンタの中で最も優れているという評価がある。
販売比率
- 初代シエンタからのトータルのデータによると、ガソリン車がハイブリッド車よりも多く売れている。しかし、現行シエンタに限ると、7:3の比率でハイブリッドが多く売れています。
結論
シエンタのガソリン仕様を購入すると後悔するかどうか、それがこの記事のテーマです。
結論は、私には決められません笑。
皆さんが試乗して選択してください。
純粋に金銭面のみで比較した場合、いい勝負ではないでしょうか。ハイブリッドは維持費が安いですが、最初にたくさん支払っているので、トータルでお得かどうかは乗る距離によって評価が変わってきます。
それよりも、実際に試乗してみて、ちょっと音はうるさいかもしれないけれど、ハンドリングが軽快なガソリン仕様がいいか、発進加速も乗り心地も良好なハイブリッドがいいか、見て・触って・感じてご判断いただきたいと思います。
リセールバリューは、トヨタのミニバンなので、何を選んでも後悔することはないでしょう。
トヨタディーラーでシエンタを試乗する時の注意点
新型シエンタを購入して後悔しないためには、トヨタディーラーでガソリン車とハイブリッド車の試乗をしてみてください。
もしも数件のディーラーを探しても、ガソリン車かハイブリッド車のいずれかしか用意されていない場合は、レンタカーやカーシェアなども検索してみてください。どこかにあるはずです。
試乗の際は、以下の点に注意してください。
- 事前の準備:
- 運転免許証: 必ず持参してください。
- 予約: 事前にディーラー等に連絡し、試乗予約してください。
- 車両の確認:
- エクステリア: 車体の外観をチェックし、傷やへこみがないか確認してください。※試乗後に「このキズあなたがつけましたね」などと言われないために、事前に確認しておきましょう。レンタカーやカーシェアの場合は、乗車前に前後左右をスマホで撮影しておきましょう。
- インテリア: シートの快適さ、視界の良さ、操作パネルの使いやすさを確かめましょう。
- 運転前のセットアップ:
- シート調整: 快適な運転姿勢を見つけるため、シートの位置や角度を調整します。自分のベストポジションが取れるクルマかそうでないかを確認する超重要な作業です。
- ミラー調整: バックミラーとサイドミラーを、後方がよく見えるように調整してください。
- 試乗時のポイント:
- 加速感: ガソリン車とハイブリッド車では加速感が異なるため、その違いに注目してみてください。
- 運転の快適さ: ハンドリングやブレーキの反応、凹凸路での乗り心地を感じ取ってください。
- 静音性: ハイブリッド車は特に静かな運転が期待できます。静音性を比較してみましょう。
- 燃費や維持費の比較:
- ディーラー等のスタッフに、両車種の燃費や維持費について質問してみましょう。
- 不明点の確認:
- 試乗中や試乗後に、疑問に思ったことや不明点は遠慮なくディーラー等のスタッフに聞いてください。とりわけディーラーの場合は、質問への受け答えの態度によっては、「こんな店では買えないな」という結論に至るケースもあります。モノの前にヒトで却下、というケースですね。だから、質問は重要です。
車を購入する際に「試乗」は大切な決定要因の一つです。自分に合った車を見つける良い機会にしてくださいね。安全運転で楽しい試乗を!※クルマに詳しいお知り合いに同行してもらうと心強いですよ。
シエンタのライバル車とその特徴
新型シエンタのライバル車とその特徴をまとめました。
車種 | 定員 | 特徴 |
---|---|---|
ダイハツ トール | 5人 | トヨタ ルーミーの姉妹車です。軽自動車と同等の取り回しの良さと広い室内空間を兼ね備えており、軽自動車以上だけどミニバン以下のちょうどいいサイズ感が特徴です。 ⇒⇒レビュー記事 |
スズキ ソリオ | 5人 | 小型ワゴン車でありながら後席の広々とした空間が特徴的で、ファミリーカーとして人気のある車種。2022年上半期には、国内乗用車ブランドの中で16位の販売台数を記録し、販売もまずまずです。 ⇒⇒レビュー記事 |
スズキ ソリオバンディット | 5人 | ソリオの派生モデルです。軽自動車のハイトワゴンとミニバンの中間に位置するカテゴリで、コンパクトカーの車格でありながら広い室内空間を確保しているのが特徴です。 ⇒⇒レビュー記事 |
ホンダ フリード | 5人~7人 | 広々とした室内空間と多彩なシートアレンジが特徴のミニバン。トヨタ シエンタのガチライバル車です。 |
シエンタはどんな人におすすめ?
2022年8月にデビューした新型シエンタがおすすめの人物像をまとめました。
人物像 | 理由 |
---|---|
家族を持つ人 | 広い室内空間と柔軟なシートアレンジが可能で、家族連れに便利 |
長距離運転をする人 | 燃費の良さと快適な乗り心地が長距離運転に適している |
アウトドアを楽しむ人 | 広い荷室と屋根に荷物を積むことが可能で、アウトドア活動に必要な道具を運ぶのに適している |
省エネを重視する人 | ハイブリッドモデルがあり、環境に優しく経済的 |
雪の多い地域の居住者 | シエンタの4WDはハイブリッド仕様でのみ選択可能です。シエンタの4WDは、雪道での安全性はもちろん、通常走行時の評価が非常に高いです。 |
新型シエンタに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないTOYOTAの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないTOYOTAの他の車種をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
ルーミー | コンパクトトールワゴン、両側スライドドア、ゆったりとした室内空間 ⇒⇒レビュー記事 |
ライズ | コンパクトSUV、小回りが利く、燃費が良い。ダイハツロッキーの姉妹車。 ⇒⇒レビュー記事 |
ヤリスクロス | コンパクトSUV、スポーティーなデザイン、ハイブリッド車も選択可 ⇒⇒レビュー記事 |
カローラクロス | コンパクトSUV、トヨタの人気車種「カローラ」のSUVモデル、車内空間が広い ⇒⇒レビュー記事 |
カローラツーリング | ステーションワゴン、広々とした室内空間、ラゲッジスペースが広い。重心が低いので腰高感がなく走行感覚は一級品。シエンタに興味がある人は、一度この車に乗ってから判断して欲しいです ⇒⇒レビュー記事 |
まとめ
「シエンタはガソリン仕様だと後悔する?やはりハイブリッドが上?」のテーマで解説してきました。
トヨタ・シエンタに関する様々な側面をご紹介しました。ガソリン車とハイブリッド車の違いから、スペック、価格、そして各モデルの特徴に至るまで、多角的に比較検討しました。
シエンタはその実用性と経済性で、多くのドライバーに適した選択肢となるでしょう。また、ディーラーでの試乗時の注意点や、他のトヨタ車種への目移りも含め、購入前に考慮すべき点を網羅しました。
この記事が、あなたのカーライフを豊かにするための一助となれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。