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【記事丸わかり】
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カローラフィールダーが他車に比べて安い理由とは?
トヨタが生産するステーションワゴン型のカローラフィールダーは、他車に比べて買いやすい価格帯が魅力です。
しかし、その安さの理由が気になりますよね。
本記事では、カローラフィールダーが安い理由を解説します。
カローラフィールダーの価格帯
カローラフィールダーのグレード別の価格比較をします。
【新車価格】
カローラフィールダーは、「EX」「ハイブリッドEX」の2種を用意しています。
- EXガソリン車(CVT)…1,878,300円
- EXガソリン車(MT)…1,758,400円
- EXガソリン車4WD(CVT)…2,022,400円
- EXハイブリッド車(CVT)…2,330,400円
ガソリン車なら200万円以下で購入でき、ハイブリッド車でも230万円代と比較的手頃な価格帯です。
【中古車価格】
中古業者 | 登録台数 | 平均価格 | 価格帯 |
カーセンサー | 1,204台 | 116.1万円 | 39万円~249.9万円 |
グーネット | 1,255台 | 111.0万円 | 15.9~237万円 |
※2023年5月現在
中古市場の平均価格は100万円ほど。走行距離や年式にもよりますが、かなり安い価格設定であることが分かります。
カローラフィールダーが安い理由
カローラフィールダーが安い理由を深堀りします。
デザインやスペックの変更が少ない
カローラフィールダーは、2000年8月にカローラツーリングワゴンの後継車として販売が開始され、現在販売されているモデルはシリーズ通算11代目となります。
2012年に発売されたひとつ前の第10世代のモデルから、基本的なデザインやスペックは大きく変更されていません。
そのため、価格に大きな変動が起こりにくいという特徴があります。
トヨタの安定的な生産力
価格が安い理由には、トヨタ自動車による安定的な生産力もあげられます。
「トヨタ方式」と呼ばれる生産は、生産ラインの最適化、部品在庫の最小化、品質管理を徹底することで生産効率を高め、安定的な生産を実現しています。
供給量が多い
トヨタの「カローラ」は、全世界で3,000万台の販売台数を達成し、ギネス世界記録にも登録されています。
さらに、カローラシリーズの累計販売台数は5,000万台に到達しています。
世界中で需要が高く供給量も多いため、比較的安価に提供されていると言えます。
中古市場での需要が高い
カローラフィールダーは、トヨタ自動車が展開する多数の車種と共通の部品を使用しています。
これにより部品の調達が容易で修理費用を抑えられることから、中古車としても人気があります。
人気はありますが、供給量も豊富なので、価格が比較的安定しているというメリットがあります。
燃費が良い
カローラフィールダーのエンジンとモーターを組み合わせた「ハイブリッドモデル」では、低燃費を実現しています。
ハイブリッドのカタログ燃費は、WLTCモードで27.8km/L。
ガソリン2WD車が17.2~19.8km/L、ガソリン4WD車が15.6km/Lです。
このような燃費性能が良い車両は、ランニングコストが低く抑えられるため、長期間にわたって車を利用したい層から安定的な人気があります。
法人需要が堅調なのもうなずけるところですね。
トヨタ自動車の信頼性
トヨタ自動車は、世界中で高い評価を受けている自動車メーカーのひとつです。
トヨタが長年にわたって開発・販売してきた車両であるカローラフィールダーは、高い耐久性と信頼性を誇っています。
また、部品の入手が容易である点も大きな魅力で、たとえば、事故でドアを交換する際にも、新品・中古を問わずすぐに安価で入手できます。
まとめ
「カローラフィールダーが他車に比べて安い理由とは?」というテーマに沿って解説しました。
カローラフィールダーが安い理由は以下の通りです。
- デザインやスペックの変更が少ない
- トヨタの安定的な生産力
- 供給量が多い
- 燃費が良い
- トヨタ自動車の信頼性
- パーツを安価ですぐに調達できる
カローラフィールダーは、比較的手軽に購入できる価格帯が魅力です。
また、MT車もラインナップされており、運転を楽しみたい人にも好まれています。
これらの要素により、今後もカローラフィールダーの人気は継続することでしょう。ぜひ検討してみてくださいね。
ご覧いただきありがとうございます。