【海外の評価】カワサキ Z H2 / Z H2 SE(Kawasaki Z H2 / Z H2 SE):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

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【海外の評価】カワサキ Z H2 / Z H2 SE(Kawasaki Z H2 / Z H2 SE):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

Kawasaki Z H2:BikesWIKI

カワサキ Z H2 / Z H2 SEは、バイク愛好者や専門家から注目を集めています。この記事では、Z H2とZ H2 SEの違いや共通点、その特徴やスペック、さらには海外メディアの試乗レビューや口コミ、評価を詳しく紹介します。

また、Z H2 / Z H2 SEのライバル車とその特徴、おすすめの対象者や理由についても触れています。カワサキの最新技術とデザインを凝縮したこの2車種(ほぼ双子車)について、詳しく知りたい方は必読です。

どんなバイク?

Z H2(ゼット・エイチツー)は、2019年10月の東京モーターショーに出展された新型ネイキッドモデルです。2020年4月4日に日本で販売されています。

Z H2は、240kgの車体に最高出力200PSのスーパーチャージドエンジンを搭載しています。ニンジャH2は片持ち式スイングアームを採用していますが、Z H2ではニンジャZX-10RRの技術をフィードバックした両持ち式に変更されています。

Z H2 SE は、Z H2 の上位モデルであり、電子制御サスペンションと強化されたブレーキセットを備えています。

「Z H2」と「Z H2 SE」の主な違い

Z H2とZ H2 SEの主な違いは、ブレーキキャリパーサスペンションです。

カワサキの公式ページでは、Z H2 SEについて次のように記述しています。

Z H2が持つ圧倒的なパワーと優れたコントロール性という究極の両立を維持しながら、KECS(カワサキ電子制御サスペンション)を装備したZ H2 SE。スカイフックテクノロジーを実装する前後の電子制御サスペンションは、よりスムーズな乗り心地をもたらし、快適性と楽しさを向上させます。また、ブレンボのStylemaとマスターシリンダーを採用したフロントブレーキコンポーネントは、制動力とコントロール性をさらに向上させ、スーパーチャージドフラッグシップZの魅力をより高めています。

「Z H2」と「Z H2 SE」の共通点

カワサキのZ H2とZ H2 SEの共通点は以下の通りです。

項目詳細
インテグレーテッドライディングモード「スポーツ、ロード、レイン、ライダー(マニュアル設定)」
エンジン出力200psのバランス型スーパーチャージドエンジン
トレリスフレーム専用設計
ABSコーナリング対応KIBS
クイックシフター上下対応KQS
その他の機能クルーズコントロール、スマートフォン接続機能

年表

名称 / フレーム / エンジンコード
2020 (製造開始 : 2019年10月)Z H2, コード: ZR1000KLF
2021Z H2; Z H2 SE, コード: ZR1000KMFNL, ZR1000KMFNN; ZR1000LMFNN, ZR1000LMFNL
2022Z H2; Z H2 SE, コード: ZR1000KNFAN; ZR1000LNFNN
2023Z H2; Z H2 SE, コード: ZR1000KPFAN

2020年にZ H2がデビューし、その1年後にZ H2 SEが登場して、以後併売されています。

この2車種が驚き持って迎えられたのは、そのお値段の安さでした。

スペック

項目Z H2 SEZ H2
車名通称名Z H2 SEZ H2
型式8BLZRT00R
フレーム形式トレリス
全長×全幅×全高2085mm×815mm×1130mm2085mm×810mm×1130mm
軸間距離1455mm
最低地上高140mm
シート高830mm
キャスタートレール24.9°:104mm
エンジン種類弁方式水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブ
総排気量998cm³
内径×行程圧縮比76.0mm×55.0mm:12.1
最高出力147kW(200ps)@11000rpm
最大トルク137Nm(140kgf·m)@8500rpm
始動方式エレクトリックスターター
点火方式バッテリコイルフルトランジスタ点火
潤滑方式ウェットサンプ
エンジンオイル容量4.7L
燃料タンク容量19L
トランスミッション形式常時嚙合式6段リターン
車両重量241kg※1kgの違いは電子制御サスペンションの重さの違いです。240kg
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
燃料消費率
  • 21.3km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)
  • 17.4㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)
カラー・価格メタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニー
2,299,000円(本体価格2,090,000円、消費税209,000円)
メタリックカーボングレー×エボニー
2,013,000円(本体価格1,830,000円、消費税183,000円)

※2023年8月時点

MotoJitsu®のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。
項目詳細
乗り心地快適
ハンドルの感触ハンドルバーは前方にほとんど傾斜せず、アクセスが容易
ミラー大きく、後方がよく見える
クイックシフター上下ともに感触が良好
パワー非常に強力。低回転から即座にパワーが感じられる。スーパーチャージャーにより、非常に迅速な反応
低速での取り回し16フィートのUターンが問題なく行える
ブレーキBrembo製で、非常に優れた制動力を持つ
サスペンション電子制御サスペンションを搭載
その他の技術クルーズコントロール、多数のライディングモード、カスタマイズ可能なメニューなど
全体の印象スーパーチャージャーによるパワーは他のバイクとは一線を画す究極のネイキッドバイクと評価できる

Emad Reviewsのレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

項目詳細
乗り心地乗車位置は都市内の通勤に非常に快適。しかし、高速での風は頭に強く当たる
走行感覚低回転域でのトルクとパワーが強力。フロントホイールが地面から浮き上がるほどの加速感
ハンドルの感触一部のモードでは、スロットルを触れるだけで強力な反応が得られる。
デザイン非常に特異なデザイン。一部の人々には美しいと感じられるかもしれないが、全体的には議論の余地がある
電子機能クイックシフター、ランチコントロール、コーナリングアシスト、傾斜センサーなどが装備されている。
価格と市場の位置18,500ドルの価格帯で、Ducatiよりも安価でパワフル。しかし、H2やH2カーボンの影に隠れている可能性がある。

Z H2 / Z H2 SEのライバル車とその特徴

カワサキ Z H2 / Z H2 SEと競合する可能性のあるバイクをまとめてみました。

バイクの名称特徴
Ducati Diavel V4
  • Ducati Diavel V4 は、2023年5月に日本で発売されたマッスルクルーザーです。排気量1158ccのV型4気筒「V4グランツーリスモ」エンジンを搭載しています。
  • Diavel V4 は、街中や峠道、ツーリングなど、さまざまなシチュエーションに対応できる自然な操縦性を備えています。エンジンのパワーモード設定は、最も敏感な設定を避けた方が扱いやすいかもしれません。
  • Diavel V4 は、EICMA 2022 で「もっとも美しいバイク」に選出されています。

⇒⇒レビュー記事

Yamaha MT-10
  • ヤマハMT-10は、ヤマハのネイキッドスポーツ「MT」シリーズのフラッグシップモデルです。2017年にデビューしたMT-10は、YZF-R1のメカニズムを備えたスポーツネイキッドです。
  • クロスプレーン型クランクシャフトを備えた水冷4ストロークDOHC直列4気筒4バルブ997ccエンジンを搭載。

⇒⇒レビュー記事

KTM 1290 SUPER DUKE GT

  • 2021年11月23日に発表されたKTMの新型バイクです。1290スーパーデュークRをベースに、長距離ライドモデルとしての装備や機能を備えています。
  • 大型スクリーン、調整式ハンドルバー、LEDコーナーリングランプ、大容量燃料タンク、パニアケースマウントなどを装備しています。
  • 1301 cm³、最大出力175 PS・最大トルク141 Nmを発揮。

⇒⇒レビュー記事

Aprilia Tuono V4 Factory 1100
  • Aprilia Tuono V4 は、65°V4エンジンを搭載したネイキッドバイクです。この幅の狭いV型構造により、コンパクトなシャシーと非常にコンパクトなエンジンを実現しています。
  • 175HPのパワーと、ロードとサーキットでの優れたパフォーマンスを備えています。また、エアロダイナミクスを刷新し、新型スイングアームやユーロ5適合エンジンを採用しています。

⇒⇒レビュー記事

Suzuki GSX-S1000
  • 2015年にデビューしたスズキのスポーツバイクです。2021年8月に大幅改良モデルが発売されました。
  • スーパースポーツ GSX-R1000 由来のエンジンやフレームをベースに、アップハンドルを採用しています。街中からワインディングまで軽快なライディングが楽しめます。
  • 排気量998㎤の水冷4気筒4ストロークDOHCエンジンを搭載しています。最高出力は150PSです。

⇒⇒レビュー記事

HONDA CB1000R
  • ホンダCB1000Rは、2018年3月に発売された新世代CBシリーズのフラッグシップモデルです。軽量でコンパクトな車体に、998ccの水冷DOHC直列4気筒エンジンを搭載しています。
  • 213kgという軽さで、ライディングモードを駆使すれば、本気で街乗りすら気軽なバイクです。シート高は830mmですが、足が下ろしやすいため、数値より足つき性が良好です。
  • ネオスポーツカフェスタイルを採用し、モダンとクラシックを融合させたデザインが特徴。

⇒⇒レビュー記事

私は、Z H2 / Z H2 SEを含め上記いずれかのバイクが納車された次の日の朝のことを想像してしまいます。目覚めた際、ほんとうに「あのバイク」が自分のものになったのかまだ確信が持てず、夢の中にいるような気持ちで、あわててガレージに駆けつけ、間違いなくそこに鎮座するバイクを見て、人生の至福の時であるかのような瞬間を味わうのです。

Z H2 / Z H2 SEはどんな人におすすめ?

カワサキ Z H2 / Z H2 SEがおすすめの人とその理由をまとめました。

おすすめの対象者理由
パワフルなバイクを求めるライダーカワサキ Z H2 / Z H2 SEはスーパーチャージャー搭載のエンジンを持ち、圧倒的な加速性能を実現している。
ユニークなデザインのバイクを好むライダー独特なフォルムとデザインが特徴で、他のバイクと差別化を図れる。
最新技術を搭載したバイクを望むライダー高度な電子制御技術や先進の安全機能を備えている。
ツーリングからサーキット走行まで楽しみたいライダー汎用性が高く、様々なシチュエーションでの走行を楽しむことができる。
ブランドへのこだわりを持つライダー「カワサキ」は歴史と伝統を持つブランドで、その品質と信頼性を知っているライダーには特におすすめ。オーディオのラックスマンやアキュフェーズと同じで、日本人が思う以上に海外でのブランド力は高い。

Z H2 / Z H2 SEに興味があって販売店を訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?

カワサキ Z H2 / Z H2 SEに興味を持ってディーラーを訪れた人が目移りしてしまう可能性のあるKawasakiの他の車種を推測してみました。

車種特徴
Kawasaki Ninja H2 / H2Rスーパーチャージャーを搭載し、圧倒的なパワーを誇るスーパースポーツモデル。エアロダイナミクスに優れたデザインが特徴。映画『トップガン マーヴェリック』でトム・クルーズ演じる主人公の愛車。

⇒⇒レビュー記事

Kawasaki Ninja ZX-10Rカワサキのスーパースポーツのフラグシップモデル。サーキットでの性能を追求したモデルで、数多くのレースでの実績がある。

⇒⇒レビュー記事

Kawasaki Versys 1000 SEアドベンチャータイプのモデルで、長距離ツーリングから日常の移動まで幅広く対応。快適な乗り心地と高い安定性が特徴。

⇒⇒レビュー記事

もちろん、全ての販売店で上記モデルがもれなく展示されているとは限りません。でも、もしそこにあったら、全てに乗りたくなるのがライダーの習性でしょう。

まとめ

カワサキ Z H2 / Z H2 SEは、スーパーチャージャーを搭載したエンジンや独特なデザイン、先進の安全機能など、多くの魅力を持つバイクとして評価されています。

Z H2とZ H2 SEの主な違いはブレーキキャリパーやサスペンションにあり、それぞれが持つ特徴や性能を理解することで、より深くバイクの魅力を感じることができます。

また、海外メディアの試乗レビューや口コミを通じて、実際の走行性能や乗り心地、デザインなどの評価を知ることができたと思います。

カワサキの伝統と技術を継承しつつ、新しい時代のニーズに応えるZ H2 / Z H2 SEは、多くのバイク愛好者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

ご覧いただきありがとうございました。

Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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