目次
- 1 【海外の評価】カワサキ・KX450X(Kawasaki KX450X):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 どんなバイク?
- 3 海外レビュー①:2023 Kawasaki KX450X Review | Dirt Bike Test
- 4 海外レビュー②:2023 Kawasaki KX450X First Ride | Dirt Bike Test Riding Impression
- 5 ライバル車とその特徴
- 6 どんな人におすすめのバイク?
- 7 KX450Xに興味があって販売店を訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?
- 8 まとめ
【記事丸わかり】
Kawasaki KX450Xは、エンデューロ競技に特化し、進化したエンジン、新設計のフレーム、そしてユーザーカスタマイズ可能なエンジンコントロールを特徴としています。これにより、様々な地形での高いパフォーマンスが求められるライダーに最適なバイクです。 ⇒⇒カワサキ KX450/KX450X がフルモデルチェンジ、KX/KLXシリーズ2024年モデル発売へ |
【海外の評価】カワサキ・KX450X(Kawasaki KX450X):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
Kawasaki KX450X:Kawasaki Motors
どんなバイク?
(※)カワサキのコンペティションモデルであるKXシリーズやKLXシリーズは、「公道及び一般交通の用に供する場所では一切走行できません」ので、この点はご承知おきください。
カワサキKX450Xは、エンデューロ競技に特化したバイクです。多くの新機能と改良点により、競技での優れたパフォーマンスを発揮します。最新の2024年モデル(2023年10月14日発売)では、さらなる進化を遂げています。
エンデューロは、全長数十㎞にも及ぶ自然の地形を生かしたダートコースを舞台に、ライダーの技術と体力と気力を競う種目です。参加するライダーの技量にあわせたコース設定やルール設定ができること、そしてオフロードタイプの一般市販車で気軽に参加できることから、幅広い年齢のライダーに親しまれています。(MFJ online)
KX450Xの起源
KX450Xは、もともとモトクロッサーのKX450をベースにしています。しかし、エンデューロ競技に特化するために、多くの改良が施されています。
主な特徴
- 排気量449ccの水冷4ストローク単気筒エンジン
- アルミ製ペリメターフレーム
- サイドスタンドとスキッドプレートが標準装備
- リアホイールは18インチ
- セルフスターターと5段ミッション
サスペンションとハンドリング
KX450Xは、インナーチューブ径49mmの倒立フォークを採用しています。優れたハンドリング性能が実現されています。
エンジンコントロール
ECU(エンジンコントロールユニット)は、コンディションに合わせてセッティングが変更可能です。ライダーは最適な走行状態を手に入れることができます。
2024年モデルの変更点
最新の2024年モデル(2023年10月14日発売)では、フレームが一新され、ダウンドラフトインテークが採用されました。更に高性能なバイクが完成しました。
メンテナンスの容易性
新しいフレームデザインにより、エアフィルターなどのメンテナンスが容易になっています。また、ハンドル左グリップにはエンジンパワーモード変更とトラクションコントロールのボタンが設置されています。
その他2023年モデルからの主な変更点
- サイドカバーは工具を使わず脱着でき、エアフィルターエレメントのメンテナンスも容易に行えるクイックリリースサイドカバー
- 混合気を直線的に燃焼室へと送り込み、インテーク同様に中央に配置されたエキゾーストポートが優れたエアフロー効果を実現し、エンジン性能を向上させた新設計のダウンドラフトインテーク
- エンジン吸排気系のアップデートに合わせ、最適な剛性バランスにより軽快なハンドリングと直進安定性を高めた新設計のアルミペリメターフレーム
- フロントキャリパー、マスターシリンダーにはブレンボ製、リヤキャリパーとマスターシリンダーにはニッシン製を組み合わせ、高いコントロール性を発揮するブレーキシステム
- 優れた握り心地とネジ固定方式によりグリップ交換も容易にしているODIロックオングリップ
- ライディングにおけるライダーの動きを妨げない新たにデザインされたエンジンシュラウド、サイドカバー、リヤフェンダー
- ハンドル左グリップ基部にあるモード(M)ボタンにより、ノーマル、マイルドレスポンスの2つのエンジンマップを選択することができるパワーモード
- ハンドル左グリップ基部にあるトラクション(T)ボタンにより、2段階にトラクションを選択でき、またシステムオフすることも可能なカワサキトラクションコントロール(KTRC)
- スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP KX」を使用することで、エンジンマップにアクセスして調整することが可能なスマートフォンコネクティビリティ
- カラー&グラフィックの変更
KX450とKX450Xとの相違点
カワサキ KX450 と KX450X の違いは下記の通りです。
項目 | KX450 | KX450X |
---|---|---|
ホイールサイズ | – | フロント21インチ、リヤ18インチ |
サイドスタンド | – | 標準装備 |
価格 | 107万8000円 | 110万円 |
上記のように、KX450Xは、ベースモデルとなるKX450とホイールサイズが異なり、サイドスタンドが装備され、価格が22,000円高い、という相違点があります。
両車に対するよくある質問
- KX450Xはクロスカントリーレーサー向けとされていますが、具体的にはどのようなシチュエーションでその特性が活かされるのでしょうか?
KX450Xはフロント21インチ、リヤ18インチのクロスカントリーホイールとサイドスタンドを標準装備しています。これらの特性は、より多様な地形での走行に適していると考えられます。例えば、森林、砂地、泥地などでのレースや冒険的な走行に有利です。 - 両モデルでエンジン性能が向上していますが、これはどのようなレースや使用状況で特に有利になるのでしょうか?
新たにダウンドラフトインテークを採用していることで、エンジン性能が向上しています。これは、高速走行や急加速が必要なレースで特に有利に働くでしょう。また、トラクションコントロールやパワーモードの調整が可能なため、路面状況や走行スタイルに応じて車両の性能を最適化できます。 - 価格差はわずかですが、KX450Xの追加機能(サイドスタンド、特別なホイールサイズ)はその価格差を正当化するものでしょうか?
価格差はわずかですが、KX450Xはクロスカントリー走行に特化している点を考慮すると、その価格差は正当と言えるでしょう。特に、多様な地形での走行を考慮したホイールサイズとサイドスタンドが標準装備されている点は、多くのオフロードライダーにとって有用な機能です。
海外レビュー①:2023 Kawasaki KX450X Review | Dirt Bike Test
Dirt Bike Test様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。カワサキ・KX450Xのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
乗り心地 | バイクは快適で、特にオフロードでの乗り心地が良い。 |
走行感覚 | バイクは安定しており、高速での走行でも安心感がある。 |
ハンドルの感触 | ハンドルはスムーズで、乗り手による微調整が容易。 |
サスペンション | サスペンションはやや柔らかめで、特に西海岸のような高速オフロードには少し柔らかい。 |
トランスミッション | トランスミッションは5速で、特定の地形に応じてギア比を調整することが推奨される。 |
起動速度 | バイクは迅速に起動するため、オフロードレースでのスタートが速い。 |
カスタマイズ | ハンドルバーとフットペグの位置は調整可能で、乗り手の好みや体型に合わせてカスタマイズできる。 |
このバイクは特にオフロードで非常に使いやすく、多くのカスタマイズオプションがあります。安定性と快適性が高く評価されており、特にアメリカ西海岸のような高速オフロードでの走行に適しています。ただし、サスペンションはやや柔らかいため、地形に応じて調整が必要かもしれません。全体的には非常にバランスの取れたバイクで、多くのライダーにとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
海外レビュー②:2023 Kawasaki KX450X First Ride | Dirt Bike Test Riding Impression
Dirt Bike Test様のレビューより。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。Kawasaki KX450Xのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
乗り心地 | スムーズで、ユーザーフレンドリー。特にベテランライダーに優しい |
走行感覚 | パワーは十分でありながら制御しやすい。特に大きなターンやGPスタイルの走行においてもスロットル操作が容易 |
ハンドルの感触 | ハンドルは少し狭いと感じるが、操作性は良好 |
ブレーキレバーの感触 | ブレーキレバーは細くて狭く、手に不快感を与える。そのせいか、通常よりもフロントブレーキの使用頻度が少なくなる |
サスペンション | サスペンションは柔らかめで、特にオフロード走行や森林部での走行に適している。ただし、より荒れたトラックでは少し柔らかすぎると感じる |
シートの感触 | シートはフラットで動きやすく、クッションの密度も適切 |
一般的な感想 | 信頼性が高く、多くのライダーにとって乗りやすいバイク。初心者にもベテランライダーにも適していると感じる |
このバイクはベテランライダー、初心者いずれにも非常に乗りやすいと評されています。ハンドルやブレーキレバーには改善の余地がありますが、全体的には非常に優れたバイクと言えるでしょう。
ライバル車とその特徴
Kawasaki KX450Xのライバル車と特徴をまとめました。
ブランドとモデル | 特徴 |
---|---|
Honda CRF450RX | 高度なサスペンション技術。耐久性も高い。 |
Yamaha YZ450FX | 電子制御による可変マッピング機能。 |
KTM 450 XC-F | 軽量で、優れたトラクション性能。 |
Suzuki RM-Z450 | 扱いやすく、バランスの取れた設計。 |
Husqvarna FX 450 | プレミアム素材と先進技術の融合。 |
HondaのCRF450RXはサスペンション技術に優れ、耐久性が高く長時間のレースでも安定性を保つ。
YamahaのYZ450FXは電子制御による可変マッピング機能があり、ライダーのスキルや環境に合わせて設定が可能。
KTMの450 XC-Fは軽量ながらトラクション性能も高く、地形を選ばず走行できる。
SuzukiのRM-Z450は使いやすくバランスがよく、初心者から経験者まで幅広いライダーに適している。
HusqvarnaのFX 450はプレミアム素材と先進技術が合わさっており、高級感もある。
各ライバル車にはそれぞれ独自の特長と強みがあり、選ぶ際にはライダーのニーズに合ったものを選ぶべきです。
どんな人におすすめのバイク?
カワサキ・KX450Xがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物像 | 理由 |
---|---|
経験豊富なオフロードライダー | 高性能エンジンと先進サスペンション。 |
レース参加者 | 設計が競技向けで、優れたパフォーマンス。 |
技術的なトレイル走行が好きな人 | サスペンションとトラクションで安定走行。 |
カスタマイズを楽しみたい人 | カスタマイズ可能な部品が多数。 |
高い耐久性を求める人 | 堅牢な作りで長持ち。 |
KX450Xに興味があって販売店を訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?
KX450Xに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種をまとめました。
Kawasakiの他の車種 | 特徴 |
---|---|
Kawasaki KLX450R | オフロードとオンロードの両方での使用に適している。 |
Kawasaki KX250X | KX450Xよりも軽量で取り回し易い。 ⇒⇒レビュー記事 |
Kawasaki Z400 | ストリートバイクでありながら高性能。 ⇒⇒レビュー記事 |
Kawasaki Ninja 400 | スポーツバイクのスリルとスタイルが魅力。 ⇒⇒レビュー記事 |
Kawasaki Versys 650 | ツーリングから都市走行まで幅広く対応。 |
Kawasakiのラインアップは多様で、KX450Xに興味を持つような人でも他の車種に魅かれる可能性が高いです。それぞれの車種には独自の特色と用途があり、選択肢は豊富です。
まとめ
【海外の評価】カワサキ・KX450X(Kawasaki KX450X):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!…..のテーマで解説しました。
本記事で取り上げたKawasaki KX450Xは、多くの面で高い評価を受けています。性能評価では、高いパワーと優れた操作性が確認されました。耐久性においても、長時間の使用に耐えうる堅牢な設計が施されています。
競合するバイクとの比較では、専門家や一般ユーザーからの評価も高く、価格と性能のバランスも良いと言えるでしょう。
このような多角的な視点から見て、Kawasaki KX450Xは購入を検討する価値のあるバイクであると結論づけられます。購入を考えている方は、是非ともこのバイクの多面的な魅力を体感してみてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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