目次
- 1 Ninja ZX-6R大解剖インプレ：後悔・最高速・普段使い・生産終了・ポジションきつい・長距離ツーリングを検証！
- 2 どんなバイク？
- 3 否定的・ネガティブなレビューをご紹介
- 4 上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
- 5 肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
- 6 上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
- 7 「後悔」「最高速」「普段使い」「生産終了」「ポジションきつい」「長距離ツーリング」を重点的に分析
- 8 レビューサイトの平均評価点のご案内
- 9 ライバル車とその特徴
- 10 どんな人におすすめ？
- 11 Ninja ZX-6Rに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないカワサキの他の車種があるとしたら、それは何？
- 12 まとめ
【記事丸わかり】
Ninja ZX-6Rは高性能エンジンと先進のサスペンションを備えたスーパースポーツバイクで、スポーツ走行を楽しむライダーに適しています。しかし、長時間の乗車や初心者には不向きなライディングポジションが課題とされています。デザインや機能面での現代的な要素に欠ける点もありますが、操作性や価格の面で高評価を受けています。 ⇒⇒新型ZX-6Rに丸山浩が試乗！ストリートでもサーキットでもスポーツライディングを気持ちよく堪能できる一台 |
Ninja ZX-6R大解剖インプレ：後悔・最高速・普段使い・生産終了・ポジションきつい・長距離ツーリングを検証！
カワサキ・ニンジャZX-6R KRT EDITION：KAWASAKI
こんにちは、バイクファンの皆さん。今回は、カワサキのNinja ZX-6Rにスポットを当て、その良い点と改善点を徹底調査します。スペックから価格、ユーザーレビューに至るまで、さまざまな角度からこのバイクを分析します。特に「後悔」「最高速」「普段使い」「生産終了」「ポジションきつい」「長距離ツーリング」に関する詳細な分析を行います。では、一緒にこのバイクの魅力と課題を探っていきましょう。
どんなバイク？
カワサキ・ニンジャZX-6Rは、636ccのスーパースポーツバイクです。並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は126ps、最大トルクは70Nmを発揮します。
WMTCモード値は18.3km/Lで、燃料タンクは17.0Lなので、計算上は満タンで約311km走ります。
ワインディングやツーリング、そしてサーキット走行に適したモデルで、スポーティなライディングを楽しみたい方におすすめです。
スペック
Ninja ZX-6Rのスペック（主要諸元）を以下にまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 車名 | Ninja ZX-6R KRT EDITION |
| 型式 | 2BL-ZX636G |
| フレーム形式 | ダイヤモンド |
| 全長×全幅×全高 | 2,025mm×710mm×1,100mm |
| 最低地上高 | 130mm |
| シート高 | 830mm |
| エンジン種類 | 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ |
| 総排気量 | 636cm³ |
| 最高出力 | 93kW(126PS)/13,500rpm |
| 最大トルク | 70N･m(7.1kgf･m)/11,000rpm |
| 燃料タンク容量 | 17L |
| 乗車定員 | 2名 |
| トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
| 車両重量 | 197kg |
| 燃料消費率（ｋｍ/L） |
|
| 最小回転半径 | 3.4m |
価格
カワサキ・ニンジャZX-6R KRT EDITIONの価格です。
| 1,408,000円（税込） |
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは「Ninja ZX-6R大解剖インプレ：後悔・最高速・普段使い・生産終了・ポジションきつい・長距離ツーリングを検証！」です。
検証するには材料が必要です。
まず、Ninja ZX-6Rに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- 前傾がキツく長時間の乗車は厳しい
- 足つきが悪く立ちゴケの不安がある
- ウィンカーが電球であり現代的でない
- マフラーが大きすぎてデザインが煩わしい
- 他のNinjaシリーズ（25R, 4R）と似ていて希少性が感じられない
- ハンドルの微振動が酷い
- リッターSSに遭遇するとマウントを取られやすい
- シートの厚みがなく、1時間も乗ると腕と腰、お尻が痛くなる
- 電子制御が下位モデルに劣る
- 身体とバイクの一体感が薄い
- 乗車姿勢がコーナリングに特化しており、街乗りには不向き
- 慣らし運転の制限が厳しい（最初の350kmで4000回転制限、67km/hまで）
- 高速道路使用は慣らし運転が終わるまで待たなければならない
- 初めてのSSバイク利用者には乗車姿勢が最初は辛い
- ツーリング先でよく見かけるため、希少性に欠ける
- 長距離を走ると疲れる（1日600km程度が限界）
- 長時間運転すると首が痛くなる。
- エンジンの熱風が足に当たり、不快に感じる。
- カラーバリエーションの緑が主張しすぎて好きではない。
- タンク上を虫が歩いていることが多い。
- マフラーが大きすぎる。
- カワサキプラザでしか新車を購入できない。
- Rideologyに対応していない。
- 見た目が賛否分かれる。
- 姿勢が楽ではない。
- ハンドルの低さと絞りのキツさが気になる。
- 10Rやセンダボより体感的にきつい。
- アフターパーツが少ない。
- 車検対応のフルエキゾーストがない。
- オートブリッパーが付いていない。
- ポジションが攻撃的すぎる。
- ZX-25Rと間違えられやすい。
- ナンシーおじさんからよく絡まれる。
- ミラーが見にくい
- 二ーグリップが滑る
- 手が痺れる
- Uターンがしにくい
- 前傾ポジションで長距離は疲れる可能性あり
- 排熱がやや高い
- 燃費がリッターバイクに比べて良いが、それでも改善の余地あり
- 前傾が辛く、ツーリングに行く機会が減った
- 正面から見るとデザインがカッコ悪い
- クイックシフターは使っていない
- 四気筒エンジンで、旋回時に重さを感じる
- 排気音が控えめで、吸気音の方がよく聞こえる
- アッパーカウルの形状が好みでない
- オイルフィルターの設置場所が不便
- 整備性が悪い
- 真夏は足への熱風が強く、低温火傷のリスクあり
- アッパーカウルの形状が好きになれない。
- オイルフィルターの設置場所が不便。
- 最近のバイクは整備性が悪い。
- 積載性能が低い。
- 真夏は足への熱風が凄い。
- 足つきが400より格段に悪い。
- 渋滞時のエンジンからの排熱が体に堪える。
- 太ももの筋肉痛が起きた。
- Uターンが恐い。
- 公道で回すと速すぎる。
- 尖り切れていないので、どの分野でも際立つ印象はない。
- アルミタンクなどでマスの集中にもう少し努力が欲しい。
- ABSがキャンセルしにくい。
- 常用回転域でおとなしいと感じる。
- シート高が高い（足付けがつま先）。
- 前傾が強く、ハンドルグリップと膝の高さがほぼ同じ。
上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果
Ninja ZX-6Rについてのレビューから、以下のような特徴がわかります。
エルゴノミクスと乗り心地
- 乗車姿勢は前傾が強く、長時間の乗車やツーリングには不向きとされています。
- シートの厚みが不足しているという意見が多く、腕や腰、お尻が痛くなるといった報告がある。
操作性
- ハンドルの微振動や手の痺れが問題とされている。
- Uターンが難しく、足つきも悪いと評されています。
パフォーマンス
- 慣らし運転の制限が厳しく、高速道路の使用が制限されている。
- 電子制御が下位モデルに劣るといった意見がある。
デザインと機能
- マフラーが大きく、ウィンカーが電球式など、デザインや機能に古臭さを感じる人もいる。
- カラーバリエーションやアッパーカウルの形状についても好みが分かれるとされています。
その他
- 燃費や積載性、整備性についても改善の余地があると評されています。
総じて、Ninja ZX-6Rは乗り心地や操作性に課題があり、特に長距離やツーリングには不向きという評価が一定数見られます。また、デザインや機能面で現代的な要素に欠けるといった意見があります。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、Ninja ZX-6Rに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- 636ccのエンジンが非常に優秀
- 低速トルクが充分で街乗りに便利
- 強烈な加速が楽しめる
- 旋回性能が抜群でカーブを安心して曲がれる
- クイックシフターが便利でUP側だけでも問題なし
- アルミフレームの採用
- シートが絞り込まれており、数値以上に足つきがよい
- エンジンの回転音と排気音が気持ちいい
- アクセラレーションがリニアで反応が良い
- 峠メインのツーリングで楽しめる
- インライン4のエンジンを高回転まで回して楽しめる
- ヘルメットロック、燃料計、ETCなど、ツーリングに必要な装備が標準である
- 見た目がカッコいい
- 積載性に問題がない（大型シートバッグが積載可能）
- 慣れるとワインディング走行が楽しい
- ニーグリップのやり方によっては疲れにくい
- 6000回転でも街乗りで十分楽しめる。
- クイックシフターが便利で、片手運転でもギアを上げられる。
- 乗りだし価格が他のメーカーに比べて安い。
- ETCが標準装備。
- 高回転な四気筒エンジンのサウンドが良い。
- ミドルSSでも乗りやすい。
- タイヤがコーナーで吸い付く感じが好印象。
- 燃料計や時計が一目瞭然で分かる。
- エンジン性能が高い。
- 曲がり性能が優れている。
- 車重が軽い。
- 置き場所に困らない。
- 燃費が意外と良い。
- タイヤが安くて良いものが手に入る。
- バルブ切り替えの音が気に入っている。
- 年数が長いので部品が安く手に入る。
- メンテナンスがしやすい。
- 短時間の街乗りでも快適
- 足つきが良く、安定感あり
- 峠、高速、ロンツーでも問題なし
- シートが薄いが、お尻は痛くならない
- 4気筒エンジンのレスポンスとパワーが良い
- ミドルクラスでありながらリッタークラスに近い性能
- フルカウルで風の影響を受けにくい
- 燃費が十分良い
- 国産で信頼性が高い
- 横から見たデザインがかっこいい
- タンクの造形と質感が高い
- 排気音は小さいが音質は良い
- 純正タイヤS22は優秀で、雨でも安心
- 装備が充実しており、カスタムの必要がない
- 街乗りに適している
- パワーが十分でコーナリングも楽しい
- ツインエンジンの鼓動が心地よい
- 値段設定が安く、在庫もあり納期が早い
- 燃費はツーリングで22/1L程度とまあまあ
- 装備内容に対する価格が安い。
- 在庫があり、納期が早い。
- 燃費が良い。
- クイックシフター・スリッパークラッチ・トラクションコントロールが標準装備。
- 馬力・重量・価格のバランスが良い。
- トルクが思いのほかあり、乗りやすい。
- 用途に合わせてツーリングも可能。
- 見た目が格好いい。
- 636ccのエンジンが素晴らしく、下も上もパワーとトルクが豊富。
- 装備が豊富でテンコ盛り。
- 燃料計があり便利。
- 発進加速がしやすい。
- スタイルが良く、極端なショートテールでない。
- 高回転と中速域でのフィーリングが特に好き。
- ブレーキの感触が絶妙。
- シートが快適で長時間乗っても疲れない。
- 低速トルクがあり、街乗りが楽。
- 高速旋回性と加速が良い。
- アクラポビッチSOとの相性が良い。
上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果
Ninja ZX-6Rのレビューから次のようなポイントが分析できます。
エンジン性能と走行性能
- 636ccのエンジンは低速から高速まで広範囲にわたって優れたトルクとパワーを発揮する。
- クイックシフターやスリッパークラッチ、トラクションコントロールなど、先進のテクノロジーが標準装備となっている。
- 旋回性能も評価が高く、安定したコーナリングが可能。
機能と装備
- ETC、燃料計、ヘルメットロックなど、ツーリングに必要な基本装備が充実。
- 見やすい燃料計や時計など、使い勝手の良いインターフェース。
乗り心地と操作性
- シートデザインやニーグリップの工夫により、長時間の乗車でも疲れにくい。
- クイックシフターの存在で、片手運転でもギアチェンジが容易。
経済性と価格
- 燃費が良く、タイヤや部品のコストも比較的低い。
- 他のメーカーと比較しても乗り出し価格が安い。
デザインと外観
- スタイリッシュなデザインと質感が高い素材の使用。
- フルカウルデザインで風の影響を受けにくい。
ユーザビリティ
- 街乗りからツーリング、ワインディングまで多用途に使える。
- 積載性にも問題がなく、大型シートバッグも設置可能。
サウンド
- エンジンや排気音に対する評価が高く、高回転でのサウンドが楽しめる。
総まとめとして、Ninja ZX-6Rはエンジン性能、装備、乗り心地、操作性、経済性、デザインと多方面で高い評価を受けています。
「後悔」「最高速」「普段使い」「生産終了」「ポジションきつい」「長距離ツーリング」を重点的に分析
この記事のテーマは「Ninja ZX-6R大解剖インプレ：後悔・最高速・普段使い・生産終了・ポジションきつい・長距離ツーリングを検証！」というものです。
テーマの重点項目である「後悔」「最高速」「普段使い」「生産終了」「ポジションきつい」「長距離ツーリング」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
後悔 |
※ライディングポジションやシート、足つき性に不満を持つ人が一定数存在します。こうした人は、ひょっとすると購入を後悔しているかもしれません。 |
最高速 |
※具体的な最高速に言及したレビューはありませんが、エンジン性能はほぼすべてのレビュアーが高く評価しています。高速走行は余裕でしょう。 |
普段使い |
※街乗りや普段使いに関して、乗りやすいといった評価が意外に多いです。低速域でのハンドリングも苦にならない人が多数派のようです。 |
生産終了 | 2022年10月1日から販売されてきた「2023年モデル」は、令和2年排ガス規制に適応しないため、生産終了となります。しかし、排ガス規制に対応した「2024年モデル？」が発売されると各メディアが報じています。最新情報をご確認ください。 |
ポジションきつい |
※ライディングポジションに不満を持つオーナーさんは一定数いるようです。そのうち慣れる人もいるでしょうが、慣れない人もいるでしょう。そういう人はこのバイクを手放している可能性が高いです。 |
長距離ツーリング |
※長距離ツーリングが大得意だと評するレビューはありませんが、大丈夫、けっこういけるよ、といった感じのレビューは散見されます。ライディングポジションやシートに不満を持たない人なら、ツーリングも楽しめるのではないかと。 |
レビューサイトの平均評価点のご案内
Ninja ZX-6Rが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。
バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。
※2023年10月21日時点
上記平均評価点の分析結果
みんカラ：4.50点（5点満点）
- 背景: みんカラはカーライフ・バイクライフを中心に多種多様なユーザーが集まるコミュニケーションプラットフォームです。バイクに関する情報も充実しています。
- 分析: 4.50点という高い評価は、一般的なライダーからの満足度が高いことを示しています。趣味性の高いアイテムであるバイクにおいて、この点数は非常に高評価です。
価格コム：4.67点（5点満点）
- 背景: 価格コムは比較的「価格」や「スペック」に注目するユーザーが多い傾向があります。
- 分析: 4.67点という評価は、スペックやコストパフォーマンスに優れていると受け止められているのでしょう。価格に敏感なユーザーからも高評価を得ていることが分かります。
ウェビック：3.56点（5点満点）
- 背景: ウェビックはバイク専門のオンラインショップであり、専門的なバイクユーザーが多い。
- 分析: 3.56点は他の2サイトより低く、専門的なユーザーから見ると、指摘すべき改善点がそれなりにあるということなのでしょう。
ライバル車とその特徴
Ninja ZX-6Rのライバル車とその特徴をまとめました。
| 車名 | 特徴 |
|---|---|
| Yamaha YZF-R7 |
⇒⇒レビュー記事 |
| Honda CBR600RR |
|
| Suzuki SV650X |
⇒⇒レビュー記事 |
どんな人におすすめ？
Ninja ZX-6Rがおすすめの人物像をまとめました。
| 人物像 | 理由 |
|---|---|
| スポーツバイク愛好者 | 高性能エンジンと先進のサスペンションにより、スポーツ走行が楽しめる。 |
| 経験豊富なライダー | 高出力エンジンと専門的なコントロールシステムは、熟練したライダーに最適。 |
| 週末のツーリング愛好者 | 適度な快適性と燃費効率があり、長距離走行にも適している。 |
| テクノロジー好き | 電子制御機能や先進のダッシュボードが充実している。 |
Ninja ZX-6Rに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないカワサキの他の車種があるとしたら、それは何？
思わず目移りしてしまうかもしれないカワサキの他の車種をまとめました。
| 車名 | 特徴 |
|---|---|
| Ninja 650 |
⇒⇒レビュー記事 |
| Z650RS |
⇒⇒レビュー記事 |
| Versys 650 |
|
まとめ
「Ninja ZX-6R大解剖インプレ：後悔・最高速・普段使い・生産終了・ポジションきつい・長距離ツーリングを検証！」のテーマで解説してきました。
この記事でNinja ZX-6Rの多角的な分析を行いました。スペック、価格、肯定的・否定的なレビュー、そして特定のテーマについての詳細な調査を通じて、このバイクの魅力と課題が明らかになりました。
ライバル車との比較や、どのような人におすすめなのかも紹介しました。最後に、カワサキの他のバイクとの関連性にも触れました。この情報が、バイク選びの一助となれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
