目次
- 1 【海外の評価】カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 ヴェルシス1000SEはどんなバイク?
- 3 海外レビュー①:Kawasaki Versys 1000 SE Grand Tourer (2022) Review
- 4 海外レビュー②:Kawasaki VERSYS 1000 SE LT+ Full Owner’s Review & Why I Won’t Be Keeping This Sport Touring Bike
- 5 カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE)のライバル車とその特徴
- 6 カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE)はどんな人におすすめ?
- 7 カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE)に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?
- 8 まとめ
【記事丸わかり】
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【海外の評価】カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
VERSYS 1000 SE:Kawasaki
カワサキ・ヴェルシス1000SEは、Z1000のエンジンをベースとしたアドベンチャーバイクとして知られています。
長距離走行を想定したリアキャリアや、特にタンデムライディングに配慮したシートの設計など、ユーザーのニーズをしっかりと捉えたバイクとして注目されています。
この記事では、ヴェルシス1000SEの特徴や歴史、装備と機能、エンジンの特性などを詳しく解説しています。
さらに、海外メディアの評価やライバル車との比較、おすすめ対象者など、幅広い情報を提供しています。
ヴェルシス1000SEはどんなバイク?
ヴェルシス1000SEは、Z1000のエンジンをベースとしたロングストロークサスペンションのアドベンチャーバイクです。
長距離走行を想定してリアキャリアを標準装備し、シートはZ1000の約2倍の厚みとなっています。
特にパッセンジャーシートはフロントシートよりクッション性を高めていて、タンデムライディングに配慮した作りになっています。
「Versys」の名前の由来
Versysの名前の由来はVertex(頂点)とSystem(システム)からきています。
カワサキのアドベンチャーモデル
ヴェルシスは、カワサキのアドベンチャーモデルとしての答えであり、他の大排気量長距離ツアラーとは異なる特色を持っています。
ヴェルシスの歴史
ヴェルシスブランドは2007年に650モデルでデビューし、その後もモデルチェンジを繰り返してきました。
特に、4気筒を搭載したヴェルシス1000は、ニンジャ1000系と共通のデザインイメージを持ち、最新の技術と装備を取り入れています。
装備と機能
ヴェルシスには、電子制御サスペンションやクイックシフターなどの最新の技術が取り入れられており、カワサキ版のアドベンチャーモデルとしての魅力を持っています。
エンジンの特性
ヴェルシス1000のエンジンは、カワサキの伝統的な特性を持っています。低回転域からの加速や、全回転域でのフラットな出力特性など、ツーリングバイクとしての理想的な特性を持ちます。
メーカーによるVersys 1000 SEの記述
KawasakiのHPには次の記述があります。
快適性と万能性を兼ね備え、さまざまな路面状況下においてストリートライディングの楽しさを提供するVERSYS 1000 SE。「ANY ROAD ANY TIME」のコンセプトをもとに、優れたレスポンスと高いフレキシビリティを発揮する並列4気筒エンジン、SHOWA製のスカイフック技術を採用しアップデートしたロングストローク電子制御サスペンション、軽快なシャーシを組み合わせ、ソロでもタンデムでも、ワインディングでもロングツーリングでも、ライダーが楽しめる走りを追求しています。
スペック
項目 | 情報 |
---|---|
車名(通称名) | VERSYS 1000 SE |
型式 | 8BL-LZT00D |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
全長×全幅×全高 | 2,270mm×950mm×1,490(1,530mm) ※()内はハイポジション |
懸架方式 | 前: テレスコピック(倒立・インナーチューブ径43mm) |
軸間距離 | 1,520mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 820mm |
キャスター/トレール | 27.0°/ 106mm |
タイヤサイズ | 前: 120/70ZR17M/C (58W) |
後: 180/55ZR17M/C (73W) | |
ホイールサイズ | 前: 17M/C×MT3.50 |
後: 17M/C×MT5.50 | |
エンジン種類/弁方式 | 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ |
総排気量 | 1,043cm³ |
内径×行程/圧縮比 | 77.0mm×56.0mm/ 10.3:1 |
最高出力 | 88kW(120PS)/9,000rpm |
最大トルク | 102N・m(10.4kgf・m)/7,500rpm |
始動方式 | セルフスターター |
点火方式 | バッテリ&コイル(トランジスタ点火) |
車両重量 | 257kg |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
エンジンオイル容量 | 4.0L |
燃料タンク容量 | 21L |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
乗車定員 | 2名 |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
燃料消費率(km/L) | 25.0km/L (国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時) |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
ギヤ・レシオ | 1速: 2.692 (35/13) |
2速: 1.950 (39/20) | |
3速: 1.529 (26/17) | |
4速: 1.304 (30/23) | |
5速: 1.136 (25/22) | |
6速: 0.958 (23/24) | |
最小回転半径 | 3.0m |
カラー | エメラルドブレイズドグリーン ×メタリックディアブロブラック |
メーカー希望小売価格 | 1,991,000円(本体価格1,810,000円、消費税181,000円) |
※2023年8月時点
海外レビュー①:Kawasaki Versys 1000 SE Grand Tourer (2022) Review
Visordown Motorcycle Videosのレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。項目 | 詳細 |
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乗り心地 | 非常に快適で、長距離でも疲れを感じない。6フィート4インチの身長のレビュアーにとっても非常に快適。 |
走行感覚 | スムーズなパワーデリバリー。都市速度でのクイックシフターは少しジャーキーに感じることがあるが、高速での使用は非常にスムーズ。スポーツモードでは、より生のパワーを感じることができる。電子スロットルバルブを使用したスロットルは非常にスムーズ。雨モードでは、エンジンのパワーが少しダウンする。 |
ハンドルの感触 | 電子サスペンションのプリロード設定はハンドルバーから調整可能。ハンドルバーのアップダウンボタンでライダーモードを調整できる。 |
その他の感想 | 非常に多機能で、長距離ツーリングからスポーツ走行まで対応。クイックシフターやスムーズなスロットルなど、高品質な部品が使用されている。非常に楽しく乗ることができる。大きなサイズのバイクであるため、短身のライダーには少し取り回しが難しいかもしれない。 |
海外レビュー②:Kawasaki VERSYS 1000 SE LT+ Full Owner’s Review & Why I Won’t Be Keeping This Sport Touring Bike
Pegasus Motorcycle Tours & Consultingのレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。項目 | 詳細 |
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クイックシフター | クイックシフターの必要性に疑問を持っている。自分でシフトする方が好きで、クイックシフターは乗り手からのエイリアン化を感じる |
サスペンション | サスペンションはショーワの逆転フォークを使用しており、全てが調整可能で、ボタンで操作できる |
ブレーキ | ブレーキはカワサキブランドのトキコで、前部には300mmのローター、後部には250mmのローターがある |
エキゾースト | エキゾーストの音は近所に優しく、興奮するような音がする |
ラゲッジ | ラゲッジは28リットルで、トップケースは100リットルの収容能力がある。しかし、クロージャーのデザインは好きではない |
乗り心地 | 乗り心地は非常に快適で、一日中乗ることができる。しかし、バイクの技術的な部分は少し過剰に感じることがある |
カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE)のライバル車とその特徴
カワサキ・ヴェルシス1000SEと競合する車種と特徴をまとめます。
車種 | 特徴 |
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BMW R1250GS | アドベンチャーバイクの代名詞。エレクトロニクスや装備が豊富で多機能。 |
Yamaha Tracer 900 GT | スポーティな走りを楽しむことができる。装備も充実している。 |
Suzuki V-Strom 1000 | トルクフルなエンジンを持ち、オフロードでの性能も高い。海外市場向けのアルペンツアラー。 |
Ducati Multistrada 950 | イタリア製のスタイリッシュなデザイン。ハンドリングが優れている。 |
Honda CRF1100L Africa Twin | ダートトラックでの性能が高く、長距離も快適に走行可能。 ⇒⇒レビュー記事 |
上記はあくまで一例です。実際のライバル車種やその詳細は時期や地域によって異なることがあります。
カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE)はどんな人におすすめ?
カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE)をおすすめしたい人の属性や特徴をまとめます。
対象者 | 理由・特徴 |
---|---|
長距離ツーリング愛好者 | 快適な座席とサスペンションで、長時間の走行も楽しめる。 |
アドベンチャーライディング愛好者 | オフロードからオンロードまで、多様な路面での走行が可能。 |
高性能バイクファン | 1000ccのエンジンはパワフルで、加速感を楽しめる。 |
テクノロジー好き | 先進の電子制御サスペンションやライディングモードなど、最新技術を搭載。 |
スタイリッシュなデザインを求める人 | モダンでスポーティなデザインが特徴。 |
カワサキ・ヴェルシス1000SE(Kawasaki VERSYS 1000 SE)に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?
カワサキ・ヴェルシス1000SEに興味を持ちディーラーを訪れた際に、他にも目を引くKawasakiの車種を以下にまとめます。
車種 | 特徴 |
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Kawasaki Ninja 1000 SX | スポーツツーリングの性能とデザインが特徴。 ⇒⇒レビュー記事 |
Kawasaki Z H2 | スーパーチャージャー搭載で圧倒的な加速感。 ⇒⇒レビュー記事 |
Kawasaki 1400GTR・Concours14 | 高速クルージング向けの大型ツーリングモデル。快適な長距離走行が可能。「Concours14」は北米名。怒髪天を突くかっこよさ! |
Kawasaki Vulcan S | クルーザータイプで、リラックスしたポジションでの走行を楽しめる。 |
言うまでもなく、ディーラーによって取り扱い車種や展示しているモデルが異なる場合があります。
まとめ
ヴェルシス1000SEは、カワサキのアドベンチャーモデルとして、多くのライダーから高い評価を受けています。
その名前の由来はVertex(頂点)とSystem(システム)からきており、カワサキの技術の頂点を極めたバイクとしての位置づけがなされています。
Z1000をベースに、長距離走行をサポートするための装備や機能が豊富に取り入れられており、ツーリングバイクとしての理想的な特性を持っています。
また、ライバル車との比較や、ディーラーでの他の注目車種などもご紹介しました。
みなさんのバイク選びの参考になればうれしいです。