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【記事丸わかり】
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カワサキ・ヴェルシス1000 SE大解剖：でかい・故障・欠点：メリット・デメリットを検証！
カワサキ・ヴェルシス1000 SE：KAWASAKI
こんにちは！今日はバイクの世界で評判の高い、かつ話題になっている「カワサキ・ヴェルシス1000 SE」について徹底的に解剖します。この記事では、このバイクのスペックや価格から始め、否定的なレビュー、肯定的なレビューをそれぞれご紹介し、徹底分析します。本当に徹底分析します。
さらに、レビューサイトでの平均評価や、よく話題に上る「でかい」「故障」などの要点についても詳しく解説します。それだけでなく、ヴェルシス1000 SEのライバル車種とその特徴、このバイクが最も合う人物像、そしてカワサキの他の注目車種についても触れていきます（情報量多すぎ）。
バイク選びは、多くの要素に影響を受ける大きな決断です。性能、価格、デザイン、信頼性など、考慮すべき点は山ほどあります。この記事が、カワサキ・ヴェルシス1000 SEを検討中の皆さんの購入判断に少しでも役立てば幸いです。
どんなバイク？
カワサキ・ヴェルシス1000 SEは、大型アドベンチャーツアラーです。Z1000譲りの1043cc水冷4気筒エンジンを搭載し、優れたパフォーマンスと快適性を両立しています。
アップライトなライディングポジションやKECS（カワサキ電子制御サスペンション）など、長距離ツーリングをサポートする装備も充実しています。
長距離走行を想定してリアキャリアを標準装備し、シートはZ1000の約2倍の厚みとなっています。
特にパッセンジャーシートはフロントシートよりクッション性を高めていて、タンデムライディングに配慮した作りになっています。
スペックと価格
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 車名（通称名） | VERSYS 1000 SE |
| 型式 | 8BL-LZT00D |
| フレーム形式 | ダイヤモンド |
| 全長×全幅×全高 | 2,270mm×950mm×1,490(1,530mm) ※()内はハイポジション |
| 懸架方式 | 前: テレスコピック(倒立・インナーチューブ径43mm) |
| 軸間距離 | 1,520mm |
| 最低地上高 | 150mm |
| シート高 | 820mm |
| キャスター／トレール | 27.0°/ 106mm |
| タイヤサイズ | 前: 120/70ZR17M/C (58W) |
| 後: 180/55ZR17M/C (73W) | |
| ホイールサイズ | 前: 17M/C×MT3.50 |
| 後: 17M/C×MT5.50 | |
| エンジン種類／弁方式 | 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ |
| 総排気量 | 1,043cm³ |
| 内径×行程／圧縮比 | 77.0mm×56.0mm/ 10.3：1 |
| 最高出力 | 88kW(120PS)/9,000rpm |
| 最大トルク | 102N・m(10.4kgf・m)/7,500rpm |
| 始動方式 | セルフスターター |
| 点火方式 | バッテリ＆コイル(トランジスタ点火) |
| 車両重量 | 257kg |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| エンジンオイル容量 | 4.0L |
| 燃料タンク容量 | 21L |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 乗車定員 | 2名 |
| トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
| 燃料消費率（ｋｍ/L） |
|
| クラッチ形式 | 湿式多板 |
| ギヤ・レシオ | 1速: 2.692 (35/13) |
| 2速: 1.950 (39/20) | |
| 3速: 1.529 (26/17) | |
| 4速: 1.304 (30/23) | |
| 5速: 1.136 (25/22) | |
| 6速: 0.958 (23/24) | |
| 最小回転半径 | 3.0m |
| カラー | エメラルドブレイズドグリーン ×メタリックディアブロブラック |
| メーカー希望小売価格 | 2,046,000円(税込) |
※2023年10月時点
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは「カワサキ・ヴェルシス1000 SE大解剖：でかい・故障・欠点：メリット・デメリットを検証！」です。
検証するには材料が必要です。
まず、カワサキ・ヴェルシス1000 SEに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- 価格が高いと感じる人もいる。
- 重量があるため、取り回しに慣れるまで時間がかかる。
- 燃費は1000ccクラスとしては良いが、それでも燃費重視の人には不向き。
- 高度な機能が多いため、初心者には扱いづらい可能性がある。
- トラクションコントロールが強すぎると感じる場面もある。
- 背が低い人にとっては、足つきが気になる場面も。
- 予め高いスペックで来るため、カスタムする余地が少ないと感じる人もいる。※欠点ではないが
- 電子制御サスペンションが故障した場合の修理費用が高い。
- 車体が大きいので、都市部での利用には不便。
- 純正のバンパー以外の選択肢が少ない。
- オートシフターに1000km走ってもなかなか慣れない。
- 加速時や減速時にオートシフターがスムーズに動作しない場合がある。
- クルーズコントロールの使い勝手が悪い。
- 「スマホ連動機能」が使いづらい。
- TFTカラーメーターの表示が読みにくい。
- 色の選択肢がない。
- 燃費が（ドゥカティの）ムルティストラーダより若干悪い。
- ４気筒のため低速トルクが細い。
- 重量があるため、跨ったままでの移動がしにくい。
- シート高は低いが、形状が広く足つき性が若干悪くなっている。
- 重心が高いため、気を抜くとすぐに傾いて立ちゴケしそう。
- エンジン回転が高すぎると感じる。
- 4千~5千回転で不快な共鳴音がヘルメット内に響く。
- ステップの位置が前すぎて停車時に不安を感じる。
- 低速でのアイドリングが不安定。
- ハンドル幅が広く、すり抜けが困難。
- 保管場所に困る。
- 燃費が思っていたほど良くない。
- 立ちゴケの危険性がある。
- 重量があり、取り回しが難しい。
- 燃料計の表示が不正確。
- 暴力的な加速がない。
- 運転が簡単すぎて運転技術が退化する可能性がある。
- カスタムパーツが少ない。
- 真夏の渋滞で暑く感じる。
- 高価である。
- カスタムする余地が少ない（最初から多くの装備がついている）。
- 最新装備は便利だが、故障した時の修理費用が高い。
- 燃費が良くない。
- 社外品のアフターパーツが少ない。
- 維持費が割高で、自分でのメンテナンスが難しい。
- 重量が重く、取り回しがしにくい。
- 足つきが悪い。
- 真夏にエンジンの熱を感じる。
- 自動ウインカーキャンセル機能がない。
- 54リットルのGIVIボックスのオプションがない。
上記の否定的・ネガティブなレビューを分析する
カワサキ・ヴェルシス1000 SEについてのレビューから見える特徴や問題点は以下のようにまとめられます。
弱み:
- 初心者・軽量ユーザー不向き: 高度な機能と重量があるため、取り回しや操作が難しい。
- 燃費と価格: 燃費が良くないと感じるユーザーや価格が高いと感じるユーザーがいる。
- 都市部での利用: 車体が大きく、ハンドル幅が広いため、都市部での利用やすり抜けが困難。
- カスタマイズの制限: 既に高スペックであるため、カスタムする余地が少ない。
- 修理費用と維持費: 高度な電子制御機器の修理費用や維持費が高い。
- 使い勝手の問題: オートシフターやクルーズコントロール、スマホ連動機能など、一部の機能が使いづらい。
特筆すべき点:
- 足つき性: 背が低い人、またはシート形状から足つきが悪いと感じる人には不向き。
- サウンドと振動: エンジン回転や特定の回転数帯で不快な音や振動がある。
潜在的なリスク:
- 技術的な問題（例：燃料計の不正確性、不安定なアイドリング）が存在する。
- 独自の選択肢（例：54リットルのGIVIボックスオプション、色の選択肢）がない、または少ない。
このように、カワサキ・ヴェルシス1000 SEは高度な機能と高スペックを持ちつつ、特定のユーザー層には不向きな面も多く見られます。初心者や都市部での使用を考慮するユーザー、さらには維持費や初期費用を重視するユーザーは慎重な選択が求められるかもしれません。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、カワサキ・ヴェルシス1000 SEに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。
- ラグジュアリーな仕様で高級感がある。
- エンジン性能が高く、長距離も楽に走れる。
- 走行モードが多彩で、状況に応じて調整可能。
- クルーズコントロール機能で長距離走行も疲れにくい。
- 乗り心地が非常に良く、電子制御サスペンションの調整範囲が広い。
- 取り回しやすく、特にUターンなどがしやすい。
- メンテナンスパックがあり、初期コストを抑えられる。
- 大きなガソリンタンクで長距離走行が可能。
- 走行中も多くの情報を得られるディスプレイと多機能メーター。
- 冬場でもグリップヒーターとハンドルガードで快適。
- ライディングポジションが楽で、肩や腰への負担が少ない。
- スタイリングは非常に良い。
- 「トランクション・コントロール」の設定変更が簡単。
- 直進安定性が高い。
- 電子制御サスペンションが段差のショックをよく吸収する。
- シートが柔らかく、長時間運転してもお尻が痛くなりにくい。
- 価格が（ドゥカティの）ムルティストラーダより安い。
- 装備が充実しているため、コストパフォーマンスが高い。
- 販売店の対応が非常に良い。
- 車重に対して軽く感じる。
- カワサキらしいデザインがカッコイイ。
- クイックシフターの性能が高い。
- 風防効果がGTR並みに優れている。
- 電子制御サスペンションがよく働く。
- ローパワーであっても快適性が高い。
- 長距離ツーリングでも疲れにくい。
- クルーズコントロールで高速走行が快適。
- タンデムも安定している。
- 大きさが目立って、高速パーキングで注目を集める（かなり気分がいい）。
- 国産車なので信頼性が高い。
- クラッチが軽く、街乗りから峠まで使える。
- タンデムシートが広く、後ろに人を乗せても運転しやすい。
- 電子制御が優れている。
- 500kmのツーリングでも腰や膝が痛くならない。
- 冬場でも快適に乗れる。
- 高度なレインモードとスポーツモードがあり、ボタン一つで切り替え可能。
- 視線が高く、景色がよく見える。
- タイヤとブレーキパッドの耐久性が高い。
- クルーズコントロールが使いやすい。
- パニアとトップケースが非常に便利。
- 155cmの女性でも乗りやすいという報告がある。
- 取り回しが良い。
- 防風性が高い。
- ニーグリップしやすく、アップでワイドなハンドルが腰痛にも優しい。
- ショウワのスカイフックサスペンションで快適な乗り心地。
- 長距離でも疲れにくい。
- オンロードとオフロードの両方に対応。
- スムーズなスロットル操作。
- 低振動で快適。
- ウインドスクリーンが大型で冬の防風効果が高い。
- コーナリングライトで暗い山道でも安心。
- 高性能な電子機器が豊富。
- グランドツアラーとして非常に完成度が高い。
上記の肯定的・ポジティブなレビューを分析する
カワサキ・ヴェルシス1000 SEは多面的な高性能バイクであると言えます。
- 高級感と快適性：ラグジュアリーな仕様、柔らかいシート、良好なライディングポジションなどがあり、長距離も快適で疲れにくい。
- エンジンと走行性能：エンジンはパワフルで、多彩な走行モードと高度な電子制御サスペンションが搭載されているため、あらゆる路面状況に適応できます。
- 操作性：クイックシフターが高性能で、取り回しが良く、Uターンも容易であるため、街乗りからツーリングまで幅広い用途に対応。
- 安全性と信頼性：防風性、視線の高さ、コーナリングライトなどが考慮されており、特に国産車としてその信頼性は高い。
- 便利な機能と装備：クルーズコントロール、大型のディスプレイと多機能メーター、パニアとトップケースなど、長距離ツーリングに便利な装備が充実しています。
- コストパフォーマンスとサービス：初期コストを抑えられるメンテナンスパックがあり、販売店の対応も良好。さらに価格が他の高性能バイク（例：ムルティストラーダ）よりも安い。
- デザインとスタイリング：スタイリングが良く、カワサキらしいデザインが評価されている。
- 多様なユーザー層：短身の155cmの女性からも乗りやすいという報告があり、幅広いユーザーに対応している。
全体として、このバイクは高級感、性能、快適性、安全性、便利な機能という多くの要素で非常にバランスが良く、さまざまな用途やユーザーに適しているという評価が多数見られます。
レビューサイトの平均評価点のご案内
カワサキ・ヴェルシス1000 SEが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。
バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるけれど、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。
※2023年10月3日時点
上記平均評価点の分析
- みんカラと価格コムでの評価は非常に高く、ユーザーからの高い評価を受けていることがわかります。
- 一方で、ウェビックでの評価は他の二つよりも低めですが、それでも4点に迫る高評価です。
各レビューサイトの特徴
- みんカラ
主にカーライフやバイクライフに特化した情報共有サイトです。趣味性が高く、情熱的なユーザーが多い。そのため、バイクに対する評価が高いのは、そのユーザー層がこのバイクの特長（性能、デザインなど）を高く評価している可能性があります。 - 価格コム
価格比較を主体としたサイトで、多様なユーザー層がいます。価格と性能を重視するユーザーが多いため、4.48点という評価は、コストパフォーマンスが良いと見られている可能性が高いです。 - ウェビック
バイク専門のオンラインショッピングサイトで、多くの専門家や熟練者が利用しています。評価が他より低い理由としては、専門家の厳しい目で評価されている可能性が考えられます。
総評
総じて、カワサキ・ヴェルシス1000 SEは各レビューサイトで高い評価を受けていますが、その背後には各サイトのユーザー層や特性が影響している可能性があります。趣味性の高いみんカラ、コストパフォーマンスを重視する価格コム、専門性の高いウェビック、それぞれのサイトで高評価を得ている点は、このバイクが多面的に優れた性能を持っていることを示しています。ただし、ウェビックでの評価が比較的低い点は、専門家から見た場合に改善点もあるということでしょう。
「でかい」「故障」を重点的に分析
この記事のテーマは「カワサキ・ヴェルシス1000 SE大解剖：でかい・故障・欠点：メリット・デメリットを検証！」というものです。
テーマの重点項目である「でかい」「故障」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
でかい | 車体が大きく、都市部での利用に不便。保管場所に困る。 |
故障 | 電子制御サスペンションの修理費が高い。最新装備の故障修理も高額。 |
一部ではありますが、こうした声があることは認識しておいた方がいいと思います。
ライバル車とその特徴
カワサキ・ヴェルシス1000 SEのライバル車と特徴をまとめました。
| 車名 | 特徴 |
|---|---|
| BMW S1000XR |
|
| Yamaha Tracer 9 GT |
⇒⇒レビュー記事 |
| Ducati Multistrada V4S |
⇒⇒レビュー記事 |
| Suzuki V-Strom 1050 |
|
| KTM 1290 SUPER ADVENTURE S |
|
| Hond CRF1100L Africa Twin |
|
どんな人におすすめ？
カワサキ・ヴェルシス1000 SEがおすすめの人物像をまとめました。
| おすすめの人物 | 理由 |
|---|---|
| 長距離ツーリング愛好者 | 軽快な操作性と高い快適性が、長時間の運転でも疲れにくい。 |
| スポーツ走行を楽しむ人 | 高い動力性能と優れたハンドリングで、スポーツ走行も楽しめる。 |
| テクノロジー好き | 先進の電子制御装置や安全装備が多数搭載されている。 |
| 多目的な用途で使いたい人 | オフロードから都市部まで多様な環境での使用が可能。 |
| 高級感を求める人 | 高品質な素材と洗練されたデザインが魅力。 |
カワサキ・ヴェルシス1000 SEに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKAWASAKIの他の車種があるとしたら、それは何？
思わず目移りしてしまうかもしれないKAWASAKIの他の車種をまとめました。
| 車種 | 特徴 | 価格 | 走行性能 | 対象者 |
|---|---|---|---|---|
| Kawasaki Ninja 1000SX | スポーツとツーリングの融合 ⇒⇒レビュー記事 | 1,595,000円 | 高い動力と安定性 | バーサタイルなライダー |
| Kawasaki Z900RS | レトロなデザインと現代的な技術の融合 ⇒⇒レビュー記事 | 1,485,000円 | 優れた機動性 | レトロバイク愛好者 |
| Kawasaki Z H2 | スーパーチャージャー搭載 ⇒⇒レビュー記事 | 2,013,000円 | 高い加速性能 | パワーとスリルを求める人 |
まとめ
いかがでしたか。カワサキ・ヴェルシス1000 SEは、多くの面で高い評価を受けていますが、いくつかの点で改善の余地も存在する、非常に興味深いバイクです。スペックと価格のバランスは魅力的であり、多くのレビューでも肯定的な意見が多いことが確認できました。一方で、「でかい」「故障」などの否定的な意見も頭に入れておく必要があります。
ライバル車との比較も行い、このバイクがどのような人に最適なのか、考察を深めました。カワサキブランド内でも、ヴェルシス1000 SEに興味を持つ方が目を向ける可能性も考慮し、その点についても触れてみました。
バイク購入を検討している方は、様々な角度から評価し、自分自身のニーズに最も合った選択をしていただきたいと思います。この記事がその一助となれば、筆者としては大変嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。
