<当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています>
【記事丸わかり】- ファミリーバイク特約は、125cc以下のバイクを対象とし、二人乗り中の事故も補償対象です。
- 排気量51cc以上125cc以下のバイクでは、二人乗りが法律で認められています。
- 自損事故型の特約では、対人・対物の補償のみで、運転者と同乗者のケガは補償されません。
- 人身傷害型の特約に加入すると、運転者と同乗者のケガも補償されます。
- 人身傷害型は、事故の過失割合に関係なく、運転者と同乗者の治療費を全額補償します。
- 人身傷害型は自損事故型よりも保険料が高く設定されていますが、安心感があります。
- ファミリーバイク特約は自動車保険のオプションであり、追加保険料は年間8,000円~40,000円程度です。
- この特約は、家族が所有する複数のバイクや友人から借りたバイクでも適用されます。
- 被保険者は、記名被保険者、その配偶者、同居の親族、別居の未婚の子が対象です。
- ファミリーバイク特約を使って保険金の支払いを受けても、翌年度の等級には影響しません。
⇒⇒ファミリーバイク特約とは?【125cc バイク】 |
ファミリーバイク特約|二人乗りで注意すべきことがあります。
ファミリーバイク特約で補償対象となるバイクは「原付バイク」です。しかし、この特約で言うところの「原付バイク」とは、基本的に125cc以下のバイクのことで、下記のようなものが含まれます。
- 排気量50cc以下のバイク
- 排気量51cc以上90cc以下のバイク
- 排気量91cc以上125cc以下のバイク
- 排気量20cc以上50cc以下の4輪自動車(いわゆるミニカーのこと)
- 排気量50cc以下または定格出力0.6キロワット以下の側車付2輪(サイドカー)
上記の内、②と③は二人乗りが法律で認められています。
したがって、②と③のバイクで二人乗り中に事故が発生した場合は、ファミリーバイク特約から保険金が支払われます。
二人乗りが多い場合は「人身傷害型」がおすすめ
上記②と③のバイク、つまり排気量51cc以上125cc以下のバイクで二人乗り中に事故にあった場合、ファミリーバイク特約から保険金が支払われるのですが、その際、加入しているファミリーバイク特約の型が「自損事故型」であれば、基本的に、相手に対する補償(対人・対物)しか支払われず、バイクの運転者と同乗者のケガに対しては補償が付きません。
運転者と同乗者のケガも補償するには、「人身傷害型」に加入しなければなりません。人身傷害型なら、バイクの事故で運転者・同乗者がケガ・死亡・後遺障害を負うことになるどんな事故に対しても、事故の過失割合に関係なく保険金が支払われます。
人身傷害型は自損事故型より保険料が高くなりますが、運転者や同乗者のケガの治療費は全額補償されるので、入っていると安心です。
もちろん、二人乗りしないで一人でしかバイクに乗らない場合でも人身傷害型をおすすめしますが、二人乗りする機会が多い場合なら、よりいっそう人身傷害型がおすすめです。
ファミリーバイク特約・早わかり
- ファミリーバイク特約は自動車保険(任意保険)の特約です。
- 追加となる年間保険料は8,000円~11,000円程度(自損型)/ 22,000円~40,000円程度(人身傷害型)です。
- 原付バイク(125cc以下のバイク)で事故を起こした時に使えます。
- バイクは家族が所有するバイク(台数制限なし)でも友人から借りたバイクでも対象になります。
- 家族が所有するバイクに台数制限はないので、契約時点で1台所有していて、その後の保険期間中に2台目、3台目のバイクを新たに所有し、その追加したバイクで事故を起こしてもこの特約が使えます。
- 被保険者(補償の対象になる人)は「記名被保険者」「記名被保険者の配偶者」「記名被保険者またはその配偶者の同居の親族」「記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子」です。
- たとえば父・母・息子の3人家族で父の車の自動車保険にファミリーバイク特約を付けた場合、父・母・息子の3人がこの特約の被保険者になります。※別居している未婚の子がいればその人も被保険者です
- ファミリーバイク特約の補償内容は基本的に主契約である自動車保険の補償内容がそのまま適用されます。※補償のタイプにより適用される補償が異なリます。次の説明を参照してください
- ファミリーバイク特約には「自損事故型」と「人身傷害型」の2種類あって、補償内容はそれぞれ次のようになります。
<自損事故型>対人賠償保険・対物賠償保険・自損事故傷害保険 <人身傷害型>対人賠償保険・対物賠償保険・人身傷害保険※「人身傷害型」は主契約に人身傷害保険が付いている場合にのみ加入できます |
- 上記2つの補償を比較すると、相手に対する補償はどちらも同じですが、バイク運転者のケガに対する補償は人身傷害型の方が自損事故型より手厚くなっていて、その分保険料も高くなります。
- ファミリーバイク特約にはバイク自体の損害に対する補償はありません(車両保険なし)。
- ファミリーバイク特約を使って保険金の支払いを受けても翌年度の等級には影響しません(ノーカウント事故扱い)。
- 主契約(つまり自動車保険)の年齢条件や運転者限定には一切影響を受けず、被保険者の範囲に含まれる人でなおかつバイクの免許を持っている人であれば誰でもこの特約の補償が受けられます。
- 主契約(つまり自動車保険)にはロードサービスが自動セットされますがファミリーバイク特約にロードサービスは付きません。
|
ご覧いただきありがとうございました。