三井住友海上のドライブレコーダー特約(ドラレコ特約)に加入すると宅配便で専用ドライブレコーダーが送られてきます。
契約者はマニュアルを見ながら自分で車に取り付けします。
ところで、この専用ドライブレコーダーのメーカーはJVCケンウッドです。
同社の市販モデルであるDRV-830をベースに通信機能等を追加したスペシャルモデルとなっています。
なお、三井住友海上のドラレコ特約では、標準仕様としては前1カメラ(車の前方のみを撮影)なのですが、このところのあおり運転への関心の高まりを受けて専用リアカメラ(車の後方を撮影)を追加装備することが可能になっています。
この専用リアカメラのメーカーも、当然、JVCケンウッドの製品です。
JVCケンウッドのドライブレコーダーは2016年度と2017年度に販売台数1位を記録しています(株式会社JVCケンウッド社決算説明資料・2018年3月期)。
メーカーはJVCケンウッド
三井住友海上のドライブレコーダー特約(ドラレコ特約)「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」は、自動車保険の特約です。
特約なので単体でドラレコ特約に加入することはできません。
たとえば、現在アクサダイレクトの自動車保険に加入している人が三井住友海上のドラレコ特約にだけ入りたいと思っても、それはできないということです。
さて、このドライブレコーダー特約(ドラレコ特約)に加入すると、宅配便で専用ドライブレコーダーが送られてきます。
この機器は三井住友海上が製造したものではなく、JVCケンウッドの市販モデルであるDRV-830をベースに、これに通信機能等を追加したり、その他細かな機能をカスタマイズしたオリジナル品です。
つまり、メーカーはJVCケンウッドです。
この専用ドライブレコーダーは、基本的に、前1カメラです。
車の前方だけを撮影するドラレコです。
レンズの画角は、水平が約123度、垂直が約64度とかなり広角です。
しかし、広角ではあるけれど、撮影できるのは車の前方のみです。
そこで、三井住友海上では、あおり運転の被害にあった場合にもその「証拠映像」を残せるように車の後方も撮影できるリアカメラを追加で装着できるようにしました。
リアカメラを付ければ前後の映像を残せます。
この専用リアカメラは契約者が自費で購入し、自分で車に取り付けることになります。
専用リアカメラのメーカーは、もちろんJVCケンウッドです。
三井住友海上のドラレコ特約で専用リアカメラを追加した場合でも、リアカメラは契約者が自分で購入しているので、ドラレコ特約の保険料を追加徴収されることはありません。
月額850円、年払い9,700円の料金はそのままです。
三井住友海上から送られてくる専用ドライブレコーダー(前1カメラ)は貸与という形になるので、所有権はあくまでも三井住友海上にありますが、専用リアカメラは契約者が自費で購入するので、所有権は契約者になります。
ですから後日ドライブレコーダー特約を解約した場合には、前1カメラは三井住友海上に返却しなければなりませんが、リアカメラは返却する必要はありません。
とは言え、リアカメラだけ残されても、実際のところ、使い道がありませんが。
三井住友海上:ドライブレコーダー特約(ドラレコ特約)の詳細解説
三井住友海上のドライブレコーダー特約「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」の詳細な内容は以下の記事をご覧ください。
個別に解説:4社のドライブレコーダー付き自動車保険 | |
東京海上日動 ドライブエージェントパーソナル | 詳細内容はこちらのページ |
損保ジャパン DRIVING! | 詳細内容はこちらのページ |
三井住友海上 GK・見守るクルマの保険(ドラレコ型) | 詳細内容はこちらのページ |
あいおいニッセイ タフ・見守るクルマの保険(ドラレコ型) | 詳細内容はこちらのページ |
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