O2センサー(オキシジェンセンサー)|故障時の症状|交換時期・交換費用

o2センサー・交換時期・交換費用・故障・症状

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画像:Wikipedia

【記事丸わかり】

  • O2センサー(オキシジェンセンサー)は、排気ガス中の酸素濃度を測定し、その数値をECU(Electronic Control Unit)に送ります。
  • ECUは、送られてきた数値を基に、エンジン内が理想的な燃焼濃度となるように燃料噴射装置に指令を送ります。
  • 故障時の症状には、アイドリングが不安定になる、マフラーから煤が出る、エンストやパワー不足、燃費の悪化、触媒の損傷などがあります。
  • O2センサーの寿命は10年10万キロが目安ですが、使用状況によってはそれよりも早く故障することがあります。
  • インパネの警告灯が点灯した場合、O2センサーの故障が疑われます。
  • O2センサーが故障すると排気ガスが保安基準に適合しなくなるため、車検が通りません
  • O2センサーの交換費用は、車種によって異なり、センサー単体と工賃の総額で10,000円~20,000円が相場です。
  • DIYで取り付ける場合は工賃分が節約でき、5,000円~15,000円ほどで済みます。
  • 点検方法としては、ディーラーに持ち込み、OBDスキャンツールでトラブル箇所を特定するのが一般的です。
  • 交換が必要な場合は、部品料金は2,500円程度からあり、車種によって異なるため確認が必要です。

⇒⇒参考:コペン#13 O2センサー交換記録

車やバイクのエンジンでは、シリンダー内で燃焼したガスはエキゾーストマニホールドから排出され、触媒を通り、パイプを通り、そしてマフラーから外気に排出されます。

O2センサー(オキシジェンセンサー)とは、触媒のパイプ部分に取り付けられている測定器で、排気ガスの酸素濃度を測る役割を果たしています。

故障時の症状

O2センサー(オキシジェンセンサー)は排気ガス中の酸素濃度を測定し、その数値をECU(Electronic Control Unit)に送ります。

ECUでは、送られてきた数値を元に、エンジン内が理想的な燃焼濃度となるように燃料噴射装置に指令を送り、完全燃焼に近づくように絶えず監視を続けます。

したがって、O2センサー(オキシジェンセンサー)が故障した場合は、不完全燃焼時に見られる以下のような症状が発生します。

  • アイドリングが不整脈のように安定しない
  • マフラーから煤が出たり臭いが強くなったりする
  • エンストを起こしたりパワー不足になったりする
  • プラグに煤がたまって発火が安定しなくなる
  • 燃費性能が落ちる
  • 触媒が不純物により壊れる

交換時期

O2センサー(オキシジェンセンサー)の寿命は10年10万キロと言われていますが、もっと長持ちするものもあり、もっと早く壊れる場合もあります。

O2センサー(オキシジェンセンサー)が壊れるとインパネの警告灯が点灯します。また、前の項目のような様々な不調が出てきます。

ディーラーに持ち込めば、ダッシュボードの下にあるOBDボードにスキャンツールを差し込んで、トラブル箇所を調べてくれます。

そこで「O2センサー故障」が検出されたら、交換します。

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2019年11月29日

車検

O2センサー(オキシジェンセンサー)が故障していると排気ガスが保安基準に適合しなくなるので車検が通りません。

交換費用

O2センサー(オキシジェンセンサー)は車種によって値段が異なりますが、センサー単体と工賃の総額で10,000円~20,000円が相場です。

DIYで取り付ける場合は工賃分が節約できるので、5,000円~15,000円ほどになります。

下記の記事も参考になさってください。

ご覧いただきありがとうございました。