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【記事丸わかり】
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マフラーの車検基準として、インナーサイレンサーの取り付けに関しては車の製造年月日により可否が分かれます。
また、取り付け可の車であっても、インナーサイレンサーの取り付け方法には厳密な規定があります。
インナーサイレンサーとは?
マフラーのインナーサイレンサーとは、マフラーの出口付近に取り付ける消音器のことです。
近年、マフラーの排気騒音の保安基準は厳しくなっており、とりわけ近接排気騒音が厳格にチェックされます。
そこで、車検を通すためにインナーサイレンサーを取り付けるのですが、これ自体が特に問題のある行為ではありません。
実は、車の製造年月日により、インナーサイレンサーの取り付けがOKなものとNGなものがあり、この区別が問題になります。
2010年3月31日以前と4月1日以降で基準が異なる
2010年3月31日以前に製造された車に関しては、インナーサイレンサーを取り付けることで車検基準をクリアーする行為は合法です。
しかし、2010年4月1日以降に製造された車に関しては、インナーサイレンサーを取り付けること自体違法となります。
これは交換用マフラーの事前認証制度によって決められたことです。
インナーサイレンサーは固定しなければ車検は通らない
上記のように、2010年3月31日以前に製造された車にインナーサイレンサーを取り付けることは可能ですが、ただし、取り付け方法には規定があって、溶接あるいはリベット固定等の容易に取り外しできない方法による取り付け方法しか許されていません。
ナットやボルトなどによる簡易的な取り付け方法は不可です。
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