【記事丸わかり】
⇒⇒参考動画:13年目の車検費用公開【マークX130】 |
フィットやプリウスなどの乗用タイプの場合、13年目の車検は回数にして6回目ということになります。
走行距離は平均で10万キロ~15万キロといったところ。
13年という年数と10万キロ超えの走行距離なので、比較的単価の高い交換部品が発生します。
それに加えて、新車から13年目になると自動車重量税と自動車税が重課されます。
つまり税額がアップします。
こうしたことから、13年目の車検は車をそのまま乗り続けるか買い換えるか迷いが出るタイミングでもあります。
13年目の車検とは
5ナンバーや3ナンバーの自家用乗用タイプの場合、初回車検は新車から3年目、2回目が5年目、3回目が7年目、4回目が9年目、5回目が11年目、そして6回目が13年目ということになります。
この頃になると平均的な走行距離は10万キロ~15万キロになり、タイミングベルト・ウォーターポンプ・MTミッション・オルタネーター・ショックアブソーバーなどなど、比較的単価の高い交換部品が発生します。
したがって車検費用の総額も高くなるケースが多くなります。
それに加えて、新車から13年目には自動車重量税と自動車税が重課によりアップします。普通車だけでなく軽自動車も同様にアップします。
こうなってくると、そのまま車に乗り続けるべきか、それとも乗り換えるべきか、迷いが生じてくるのが普通です。
次の項目では、みなさんのこうした判断の参考になるように、13年目の車検で発生する確率の高い交換部品とその費用相場をご案内します。
(※)以前は新車から10年を超えると車検は1年車検になっていましたが、1995年に道路運送車両法が改正されて、現在は10年を超えてもずっと2年毎の車検です(乗用タイプの場合)。
ズバット車買取比較 |
13年目の車検:交換部品と費用相場
- ショックアブソーバー:交換費用の相場は50,000円~100,000円(4本交換)。乗り心地の変化を気にしなければ20万キロ無交換でも大丈夫ですが、オイル漏れしてきたら交換が必要です。(※)当サイトの管理人の場合、以前は4万キロごとにショックを交換していましたが、今は10万キロ超でも無交換でいます。個人的な意見ですが、ここだけ新しくしても他の部分も全体的にヤレてくるので、むしろ、無交換で過ごすほうが快適かもしれません。もちろんオイル漏れしたら交換すべきですが
- MT車のクラッチ:交換費用の相場は国産車で50,000円~100,000円、輸入車で150,000円~200,000円。クラッチは使い方によって交換時期が大きく異る代表的な部品です。
- ラジエターホース・キャップ:交換費用の相場は10,000円~20,000円(ラジエターホース)・1,500円~2,000円(キャップ)。なお、ラジエター本体の交換が必要な場合は80,000円~120,000円程かかります。
- ブレーキローター:交換費用の相場は50,000円~100,000円(4輪交換の場合)。交換でなく研磨ですむ場合はもう少し費用を抑えられます。
- タイヤ:交換費用の相場は10,000円~100,000円。軽用の格安品もあれば、普通車のいわゆる「ちゃんと買い」であれば100,000円以上も。交換のタイミングは走行距離に大きく左右されます。
- ドライブシャフトブーツ:交換費用の相場は10,000円~18,000円。この部品に破れが発生するとゴミや異物が入り込んでベアリングが壊れます。5万キロ~10万キロは傷みが発生しやすい時期です。
- オルタネーター(ダイナモ):交換費用の相場の50,000円~120,000円。今の車は20万キロは持つと言われていますが、使い方によっては10万キロ前後で交換が必要なケースも。この部品が壊れるとバッテリーに電気が充電されなくなります。
- タイミングベルト:費用相場は30,000円~100,000円。車により交換時期が異なりますが、一般的には10万キロ前後です。車種によっては交換が必要ないものもあります。いったん破損すると他の部分にも損害が広がって修理費用が膨れ上がるので業者のアドバイスに従ってください。なお、一般的にはウォーターポンプと同時に交換することが多い部品です。
- ウォーターポンプ:交換費用の相場は15,000円~25,000円。エンジンをオーバーヒートから守る大事な部品です。一般的にはタイミングベルトと同時に交換することが多いです。
(※)上記交換部品以外に通常発生する交換部品もあります。エンジンオイル・ワイパーゴム・ブレーキフルード・ラジエター液・エアコンフィルターなどです。
下記の記事もご覧いただけると幸いです。
◎知らなきゃ損!車購入のための全支払い方法とその選び方
ご覧いただきありがとうございました。