車検 11年目|交換部品と費用相場|重量税・自動車税増額の13年目を前にして

車検・11年目・交換部品・費用・相場・重量税・自動車税

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【記事丸わかり】

  • 11年目の車検は、車の状態を確認し、必要な部品交換を行う重要なタイミングです。
  • 交換部品には、ブレーキパッドタイヤバッテリーサスペンション部品などがあります。
  • 費用は車種や修理工場によって異なりますが、10万円以上になることが一般的です。
  • 走行性能安全性を確保するための点検が必要です。
  • メンテナンスをしっかり行うことで、車の寿命を延ばし、トラブルを未然に防げます。
  • 費用対効果を考え、車の状態と修理費用を比較し、修理か買い替えかを検討しましょう。
  • 13年目を迎える前に、主要部品の予防整備を行うことで、大きなトラブルを防げます。
  • 長期的な維持管理計画を立て、定期的なメンテナンスを実施することが重要です。
  • タイミングベルトウォーターポンプダイナモなどの高価な部品が交換時期に達することが多いです。
  • 重量税自動車税の増額を見越して、次の車検までに車の買い替えを検討するユーザーも多いです。

⇒⇒ 参考動画:デミオ11年目の車検通るか!?廃車か?

5ナンバーや3ナンバーの乗用タイプの場合、新車から11年目は5回目の車検となります。

平均的な走行距離は8万キロ~14万キロといったところ。

タイミングベルトやウォーターポンプ、ダイナモ、MTミッションなど単価の高い交換部品が発生する時期でもあります。

ところが、次の車検である13年目は重量税や自動車税がアップするタイミングであり、そうなると、高価な交換部品が発生しそうな場合に、今交換すべきか、それとも次回車検までには車を乗り換えてしまうか、迷いが出ることもあるでしょう。

この記事がそのあたりの参考になれば幸いです。

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2023年1月26日

11年目の車検とは

5ナンバーや3ナンバーの自家用乗用タイプの場合、初回車検が新車から3年目、2回目が5年目、3回目が7年目、4回目が9年目、5回目が11年目になります。

11年目の車検を迎える頃は、平均的走行距離も8万キロ~14万キロといったところになります。

このように10万キロ前後となると、比較的高価な交換部品が出てくる時期となり、車検費用が跳ね上がるケースも出てきます。

そのように車検費用が高くなることが予想される場合、多くのユーザーは車の買い替えも視野に入れるのではないでしょうか。

しかも、次回車検の13年目は自動車重量税と自動車税が割増になるタイミングでもあります。

もしも高価な交換部品が発生しそうなら、ここは交換しないでおいて、しばらくだましだまし車を運転し、いよいよ交換しなければならなくなったらその時点で車を乗り換えてしまおう、という判断も出てくるかもしれません。

あるいは、気に入っている車だから、お金はかかるけれど、この際思い切って交換してしまおう、という判断ももちろんあるでしょう。

こうした参考になるよう、次の項目では11年目の車検のタイミングで発生する頻度の高い交換部品をご案内しています。

なお、下記に列記する交換部品は車検9年目の交換部品とほぼ同じです。

ズバット車買取比較

11年目の車検:交換部品と費用相場

  • タイヤ:交換費用の相場は10,000円~100,000円。軽用の格安品もあれば、普通車のいわゆる「ちゃんと買い」であれば100,000円以上も。交換のタイミングは走行距離に大きく左右されます。
  • ドライブシャフトブーツ:交換費用の相場は10,000円~18,000円。この部品に破れが発生するとゴミや異物が入り込んでベアリングが壊れます。5万キロ~10万キロは傷みが発生しやすい時期です。
  • ショックアブソーバー:交換費用の相場は50,000円~100,000円(4本交換)。乗り心地の変化を気にしなければ20万キロ無交換でも大丈夫ですが、オイル漏れしてきたら交換が必要です。(※)当サイトの管理人の場合、以前は4万キロごとにショックを交換していましたが、今は10万キロ超でも無交換でいます。個人的な意見ですが、ここだけ新しくしても他の部分も全体的にヤレてくるので、むしろ、無交換で過ごすほうが快適かもしれません。もちろんオイル漏れしたら交換すべきですが
  • ラジエターホース・キャップ:交換費用の相場は10,000円~20,000円(ラジエターホース)・1,500円~2,000円(キャップ)。なお、ラジエター本体の交換が必要な場合は80,000円~120,000円程かかります。
  • ブレーキローター:交換費用の相場は50,000円~100,000円(4輪交換の場合)。交換でなく研磨ですむ場合はもう少し費用を抑えられます。
  • オルタネーター(ダイナモ):交換費用の相場の50,000円~120,000円。今の車は20万キロは持つと言われていますが、使い方によっては10万キロ前後で交換が必要なケースも。この部品が壊れるとバッテリーに電気が充電されなくなります。
  • タイミングベルト:費用相場は30,000円~100,000円。車により交換時期が異なりますが、一般的には10万キロ前後です。車種によっては交換が必要ないものもあります。いったん破損すると他の部分にも損害が広がって修理費用が膨れ上がるので業者のアドバイスに従ってください。なお、一般的にはウォーターポンプと同時に交換することが多い部品です。
  • ウォーターポンプ:交換費用の相場は15,000円~25,000円。エンジンをオーバーヒートから守る大事な部品です。一般的にはタイミングベルトと同時に交換することが多いです。
  • MT車のクラッチ:交換費用の相場は国産車で50,000円~100,000円、輸入車で150,000円~200,000円。クラッチは使い方によって交換時期が大きく異る代表的な部品です。

(※)上記交換部品以外に通常発生する交換部品もあります。エンジンオイル・ワイパーゴム・ブレーキフルード・ラジエター液・エアコンフィルターなどです。

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ご覧いただきありがとうございました。