【記事丸わかり】
⇒⇒参考:【トレーラー車検】軽トレーラーの車検の流れを説明します。 |
自走装置を持たず、他の自走車両にけん引されるタイプの車両のことをトレーラーと呼びます。
トレーラーはナンバーを取得しなければならず、当然車検もあります。
車検期間ですが、普通車のトレーラーは初回車検が2年、継続車検がその後1年ごとになります。
軽自動車のトレーラーは初回車検が2年、継続車検はその後2年ごとになります。
車検の際の必要書類は普通の車の場合よりちょっと多めです。
トレーラーの車検種類
トレーラーの車検を受けるには次の2つの方法があります。
- ユーザー車検を受ける
- 車検代行業者に依頼する
①のユーザー車検ですが、自分でトレーラーを陸運局までけん引していき、検査の立ち合い、各種書類手続きなどをやります。自分でやるので費用は安くなります。
②は普通の車をディーラーや整備工場に依頼するのと同じやり方です。車検費用は4万円~11万円程度と業者によって幅があります。
けん引免許不要のトレーラー
すべてのトレーラーにけん引免許が必要なのではなく、不要なトレーラーもあります。下記のトレーラーはけん引免許不要です。通常は普通免許のみで運転できます。
- キャンピングトレーラー:箱型の居住空間を連結させた車
- ロフトトレーラー:簡易式のトレーラーでジェットスキーやボートなどの運搬に使用される
- タイニーハウス:キャンピングトレーラーよりも居住空間が大きく、家をそのまま連結しているようなトレーラー
ナンバープレート区分は3つある
一般的に、トレーラーには次の3つのナンバープレート区分があります。
- 軽自動車:ナンバープレートの色は黄色(通常の軽自動車と同じ)
- 普通車:ナンバープレートの色は白色(通常の普通車と同じ)
- 事業車:軽トレーラーのナンバープレートの色は黒地に黄色文字、普通車のトレーラーの場合は緑地に白文字
種類別の車検期間の違い
軽トレーラーの車検期間は、初回車検が2年目、継続車検はその後2年ごと。
普通トレーラーの車検期間は、初回車検が2年目、継続車検はその後1年ごと。
種類別の車検費用の違い
軽トレーラーの車検費用は、車検代行業者に依頼した場合で2万~7万程度です。
普通トレーラーの車検費用は、車検代行業者に依頼した場合で4万~11万程度です。
事業用トレーラーは、軽の場合も普通の場合も、上記金額よりちょっと安くなります。
検査場所の違い
軽トレーラーの車検は軽自動車検査協会で受けます。軽自動車検査協会は多くの地域で陸運支局の近くにあります。
普通トレーラーの車検は陸運支局で受けます。
初回車検は車庫証明が必要
初回車検の場合、トレーラーの車検には車庫証明が必要です。
軽トレーラーの場合は、人口50万人以上の都市では必要なケースが出てきますが、それ以外は不要です。
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車検時の必要書類
<新規車検の必要書類>
・車庫証明書(軽ナンバーは地域によって必要。発行から1ヶ月以内)
・印鑑証明書(3ヵ月以内)
・車両所有者の住民票(3ヶ月以内)
・印鑑
・委任状(本人が直接申請する場合は不要)
・自賠責保険
・譲渡証明書
・連結検討書
・予備検査表(有効期限内であれば検査は不要)
<継続車検の必要書類>
・車検を受けるトレーラー
・印鑑
・自賠責保険
・連結検討書(牽引車の追加・変更がある場合のみ)
・牽引車の車検証のコピー(牽引車の追加・変更がある場合のみ)
・車検証
・納税証明書
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。