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ABSハイドロリックユニットとは
ABSハイドロリックユニットとは、アンチロックブレーキシステムの心臓部です。
アンチロックブレーキとは、フルブレーキングの際、タイヤを完全にロックさせない機構のことで、ロックしないのである程度ハンドル操作が可能になります。
とりわけ、雨の日や雪の日に効果が高く、もしもタイヤがロックしてしまったらハンドル操作が一切無効になって後は運に任せるだけ、というシーンであっても、ABSが作動すれば、完璧ではないもののある程度のハンドル操作が可能になり、最悪の事態を避ける可能性が高まります。
そういう意味で、現在の車にはABSハイドロリックユニットは欠かせない装置となっています。
オイル漏れ・故障
ABSハイドロリックユニットはめったに故障するパーツではありません。多くの車は廃車にするまで一度も手を入れることなく走り続けます。
もしもABSハイドロリックユニットがトラブルを起こすとすれば、その多くはオイル漏れです。
次に多いのは、装置そのものが内部で故障することです。この場合は運転席の警告灯が点灯します。
交換費用・交換工賃
ピンキリです。非常に金額に差が出てくるパーツです。
ディーラーや整備工場でABSハイドロリックユニットを交換した場合、部品代と工賃を含めた総額で10万円前後で交換できるものもあれば、40万円~50万円かかる車種もあります。
とりわけ高級車や輸入車のABSハイドロリックユニットは高い傾向にあります。
これほど高価になってくると、よほど思い入れの強い車でないと交換することはなく、別の車に乗り換えるケースのほうが多いでしょう。
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