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車が4WDを採用する2大目的
4WD(4駆)とは、車の4つのタイヤにエンジンの駆動力を伝える機構のことです。
車が4WD機構を採用するのには、大別すると2つの目的があります。
まず、ジムニーやランドクルーザーのように雪道や沼地や岩がむき出しになった場所など、要するに「悪路」を走破するための4WDがあります。
一方で、アウディのクワトロシステム、日産のGT-R、ランボルギーニなど、超強大なエンジンパワーを最小のロスで路面に伝えきるための4WDです。
リアエンジン4WD(4駆)とは:特徴:車種
リアエンジン4WDを採用する車種で代表的なものが、ポルシェ911です。他にはスバル・サンバー(3代目 – 6代目)、シュタイア・プフ社のハフリンガーなどが知られています。※あまり多くない
スバルのサンバーはたまたまリアエンジンになっただけですが、ポルシェが4WDを採用した目的は、明白にスポーツ走行を極めるためです。
強大なエンジンパワーを4つのタイヤに配分することで、ホイールスピンでパワーをロスする確率を減らし、パワーを無駄なく路面に伝えることが目的です。
ミッドシップ4WD(4駆)とは:特徴:車種
ミッドシップ4WDを採用している車種としては、ランボルギーニ、アウディR8、三菱パジェロ、トヨタ初代エスティマ、ホンダアクティ、スズキ3台目エブリィ、ブガッティヴェイロンなどがあります。
これらすべてがスポーツ走行目的ではありませんが、ランボルギーニやアウディなどは、明らかに強大なパワーをがっしりとしたトラクションで路面に伝えきることを目的にミッドシップ4WDを採用しています。
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