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サブコンパクトカーとは?コンパクトカーとの違いは?
「サブコンパクトカー」という車の分類は日本ではまず使用しません。
これはアメリカ市場で使われる分類です。
アメリカ市場でサブコンパクトカーに分類される車で、最新の日本車で例を挙げると、下記のような車になります。
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サブコンパクトカーの具体的なボディーサイズは、おおよそですが、2ボックス系ハッチバックなら全長4,200mm以下、全幅1,750mm以下、ホイールベース2,650mm以下の車種になります。※あくまでもおおよその数字です
アメリカ市場でのサブコンパクトカーの別名は、バジェットカー(budget car)で、意味は「低予算の車」です。
もともと大きな車が好まれるお国柄のアメリカでこうした小型の車が出回るようになったのは1973年のオイルショックがきっかけでした。
省資源・低燃費の意識が広まり、アメリカでも小さな車が主に日本やヨーロッパから輸入されるようになり、いまでは韓国製も普及しています。
ただ、残念なデータもあります。
アメリカの道路安全保険協会という組織が2017年5月にある報告書を発表したのですが、これによると運転中のドライバーが死亡するケースでは、サブコンパクトカーに搭乗中の事故が突出しているというのです。
具体的には、2012年~2015年において100万台あたりのドライバー死亡件数は、サブコンパクトカーが104件、中型車・大型車はほとんどなかったとのこと。※ちょっと中途半端な公表の仕方のようですが
コンパクトカーとは
まず、アメリカ市場での「コンパクトカー」について先にお話しします。
サブコンパクトカーが上記のような車なので、コンパクトカーは当然それよりちょっと大きめな車ということになります。
たとえば
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といった車になります。
いわゆる「Cセグメント」に分類される車がコンパクトカーと呼ばれています。
一方で、日本で「コンパクトカー」と呼ばれるのは、アメリカ市場で「サブコンパクトカー」と呼ばれるノートやアクアやマツダ2ですね。
ただし、もう少し範囲を広げて、Cセグメントのマツダ3とかゴルフとかカローラもコンパクトカーに分類する場合もあります。
とは言え、最近の車は横幅が以前の5ナンバー枠を超えるものが当たり前になってきていて、カローラやゴルフやマツダ3を「コンパクトカー」と呼ぶのはちょっと違和感がある人も多く、そのため、Cセグメントに分類するケースの方が多いと思います。
下記の記事も参考にしていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。