動きが遅い原因⇒修理・対策
車のパワーウインドウを操作したところ、いつもより動きが遅いことがあります。
全く動かないのではなく、とにかく開くときも閉まるときも動きがスローになるようなケースです。
原因として考えられるのは以下の通りです。
バッテリーが劣化している
バッテリーの劣化により動きが遅い場合は、他の電装品にも影響が出ているはずです。カーナビやカーオーディオ、ヘッドライト、ワイパーなど、こうしたバッテリーで動くものにいつもと違う症状が現れるはずです。こうしたケースでは、バッテリーを充電するか、古くなっていたら新品に交換する必要があります。
グリス切れ
パワーウインドウにはレギュレーターというパーツが組み込まれていて、アームタイプのものとワイヤータイプのものがあります。ガラス製のウインドウをアームまたはワイヤーで上げ下げしているのですが、これらの動きを滑らかにするためにグリスが使用されていて、そのグリスが劣化していたり乾燥していたりすると、アームやワイヤーの動きも渋くなってきます。こうしたケースではグリスを塗ることで改善することがあります。
モーターの不良
パワーウインドウにはモーターが使われていますが、モーターが劣化すると動きが緩慢になったり、全く動かなくなったりします。こういうケースでは当然モーターを交換しなければなりません。
ガラスランチャンネルの劣化
ガラスランチャンネルとは、要するにゴムのことです。ウインドウが上がったり下がったりする際に端っこのところでガラスを支えるガイド役を果たしています。ここが劣化してガラスの抵抗として働いてしまうことがあり、その結果ウインドウの動きが遅くなります。こういうケースではガラスランチャンネルを交換する必要があります。
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