車のアクセル踏むと異音|ウィーンという音はどこから?
発進時などにアクセルを踏み込むとウィーンという金属質の甲高い異音が発生することがあります。
必ず発生することもあれば、出たり出なかったりのこともあります。
しかし、アクセルを離すとそういう音はしないのです。
では、アクセルを踏み込んだ時のウィーンの原因は何なのでしょう?
オルタネーターが原因のケース
アクセルを踏み込んだ際に金属質の甲高いウィーンという音が出たら、それはベアリング関連の劣化が原因であるケースが多く、たとえば、電気を発電しているオルタネーターの内部にあるベアリングがウィーンを発していることがよくあります。※オルタネーターから発せられる異音には「キーン」というやはり金属質の甲高い音がするケースもあります。
なお、最近の車についているオルタネーター(ダイナモ)の寿命は大幅に伸びていて、20万キロくらいは使えるほど長寿命になっています。
しかし、ちょっと前のタイプだと10万キロ程度で劣化することもあります。
いずれにしても、もしもウィーンという異音が気になるレベルの音であり、アクセルを踏むたびに発生し続けるようであれば、オルタネーターを交換しなければ直らない可能性があります。
その場合、オルタネーターのベアリング部分だけ交換することは普通しません。
アッセンブリー交換(装置丸ごとの交換)になります。
オルタネーターの交換費用は、新品で50,000円~120,000円が相場で、リビルト品(rebuilt parts)だとパーツ代に関しては新品の半額程度になりますが、工賃は新品に交換する場合と変わらないので、やはりある程度の金額になります。
CVTが原因のケース
あるいは、オートマチック車で、中でも最近増えているCVTを搭載した車の場合、エンジン始動直後などはウィーンというモーター音が耳に付くことも多いようです。
ただし、この場合はミッションが温まってくれば音がしなくなるので、よほど耳障りなウィーンで、しかもいつまでも鳴り続けるようなケースでなければ、それほど気に掛けることはないと思います。
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