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<※そんぽ24損害保険株式会社は、2019年7月に同じSOMPOホールディングスグループに属するセゾン自動車火災保険株式会社(おとなの自動車保険)と合併しました。しかし保険期間中はそんぽ24の規定が適用されます。>
現在そんぽ24で自動車保険の契約をしていて継続契約をそんぽ24でする場合は主に2つの特典があります。
1つは「継続割引」で保険料の3%が割引されます。
もう1つが「インターネット継続割引」で保険料の7%が割引されます。
つまり継続手続きをパソコンやスマホなどウェブ上で行えば2つの割引の合計10%が割引されます。
他社と比較してもまずまずの内容だと思います。
とりわけ、2年目の方が高くなる逆転現象は発生しにくい会社だと思います。
そんぽ24の継続特典
そんぽ24で自動車保険契約を継続する場合、以下の特典が付きます。
そんぽ24の継続特典 |
- 現在そんぽ24で契約していて継続契約もそんぽ24で契約する場合、継続手続きをインターネット手続きすることを条件に、保険料の3%が割引されます。
- そんぽ24の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- そんぽ24で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・インターネット継続割引:そんぽ24で初めて契約する場合、インターネットで手続きすることを条件に、保険料の10%を割引しますが、継続契約に関しては7%割引になります。※継続割引と合わせて10%割引になる |
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※「インターネット手続き」とは、電話でオペレーターとやり取りする中で契約したり、FAXや郵送で書類をやり取りすることで契約するのではなく、契約者が一人でパソコンやスマホを使ってウェブ上で契約手続きを完結する手続方法のことです。こうした手続方法は保険会社にとって経費削減につながるので、削減分の一部を割引としてユーザーに還元しているわけです。
他社と比較:三井ダイレクトの継続特典
三井ダイレクトの継続特典 |
- 現在三井ダイレクトに契約があり、この契約を三井ダイレクトで継続する場合、継続1年目は1%割引・継続2年目は1.5%割引・継続3年目以降は2%割引となります(継続割引)。
- この継続割引はパソコンやスマホなどでインターネット手続きをした契約はもちろん電話やファックスによる契約にも適用されます。
- 三井ダイレクトの継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- 三井ダイレクトで契約の継続をする場合、継続割引以外に付いてくる特典は以下の通りです。
・インターネット継続割引:「Myホームページ」からの継続手続き(インターネット手続き)で保険料が3,000円割引されます。 ・三井ダイレクト損保クラブオフをVIP会員価格で:国内外20万ヶ所以上の施設を「VIP会員」価格で利用できます。同伴する家族・友人も特別割引価格で利用できます。 ・ロードサービス2年目以降特典:ガス欠時のガソリン10リットルは1年目は有料ですが2年目以降は無料になります(ただし保険期間中1回まで)。また事故または故障で車が自力走行不能となった場合、レンタカー会社を案内し、レンタカー代(5ナンバー車)を12時間を限度に無料で借りることができます(レンタカーサービスは自動車のみでバイクは対象外)。 |
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他社と比較:ソニー損保の継続特典
ソニー損保の継続特典 |
- 現在ソニー損保で契約していて継続契約もソニー損保で契約する場合に、継続1回目1%割引・2回目1.5%割引・3回目以降2%割引となります。※2%が上限
- ソニー損保の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- ソニー損保で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・無事故割引:2019年4月1日契約始期から導入された割引です。前年が無事故であった契約に対して翌年度の保険料を一律2,000円割引します。前年の契約がソニー損保の契約だけでなく他社契約であっても適用されます。 ・インターネット継続割引:ソニー損保で最初に契約する際に電話やファックスではなくパソコンやスマホなどで契約手続きした場合は一律10,000円のインターネット割引となり、2年目もインターネット契約した場合は5,000円の割引となりますが、3年目以降はたとえインターネット契約でも2,000円割引となります。前契約がインターネット契約でない場合の継続契約は何年目であっても2,000円割引です。 ・くりこし割引:ソニー損保の「保険料は走る分だけ」は走った距離に応じて保険料に差をつけますが、更新時、実際に走った距離が契約距離区分の上限キロ数より1000km以上少なかった場合は差額保険料に相当する額が継続契約の保険料から割引きされます(⇒保険料は走る分だけ) ・継続時複数契約割引:ソニー損保で2台以上の自動車保険の契約があるか、自動車保険の他に医療保険の契約がある場合、継続時に1,000円割引されます。※契約者が同一人であることが条件。またこの割引はいわゆるセカンドカー割引とは別個の割引です⇒⇒ソニー損保・セカンドカー割引 |
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他社と比較:JA共済(農協)の継続特典
JA共済(農協)の継続特典 |
- 自動継続特約を付帯することで2%の継続割引が適用されます。
- JA共済(農協)の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- JA共済(農協)で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・長期優良契約割引:継続契約の等級が20等級などの所定の条件を満たす場合、20等級到達以降の無事故継続期間等に応じて、共済掛金が2%~6%割引されます。 ・複数台割引:JA共済の自動車共済に複数台加入する場合、新規契約の場合も継続契約の場合も共に保険料が5%割引になります。※いわゆるセカンドカー割引とは別個の割引です⇒⇒セカンドカー割引 |
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他社と比較:イーデザイン損保の継続特典
イーデザイン損保の継続特典 |
- 現在イーデザイン損保で契約していて継続契約もイーデザイン損保で契約する場合に、継続1回目0.5%割引・2回目1%割引・3回目1.5%割引・4回目2%割引・5回目2.5%割引・6回目以降3%割引となります。※3%が上限
- イーデザイン損保の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- イーデザイン損保の契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・無事故割引:前年が無事故であった契約に対して翌年度の保険料を2%割引します。前年の契約がイーデザイン損保の契約であることが条件です。 ・インターネット継続割引:イーデザイン損保でインターネット契約すると10,000円のインターネット割引が適用されますが、この割引は契約初年度だけでなく、2年目以降の継続契約にも同額の10,000円割引が適用され続けます。※2年目以降の割引額が1年目に比べてガクンと落ちる会社の場合、1年目より2年目の方が保険料が高くなる逆転現象が起こる場合がありますが、イーデザイン損保ではまずありえないことです |
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そんぽ24では2年目が高くなることはあるか?
そんぽ24の場合、初年度に比べて2年目の割引がガクンと落ちるものはないので、そういう意味で継続契約の保険料の方が高くなる逆転現象は発生しにくい会社だと言えます。
もしも2年目の方が高くなるとしたら、つぎのような要因が考えられます。
※事故で保険を使えば翌年度の保険料は高くなるのは当然なので、こうしたケースは除きます。
- 免許証の色が変わった
- 使用目的が変わった
- 新車割引の適用期間が終了した
- 走行距離により保険料が変わる契約で前年の走行距離が想定以上に多かった
- 保険料の料率が改定された
- 型式別車両料率クラスが変わった
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※上記項目は他社も含めた一般的な要因として挙げています。
上記以外で、とりわけ高齢者の契約で起こりやすいのが記名被保険者の年齢区分が変わった場合です。
あまり知られていないことですが重要なことなのでちょっと詳しくご説明します。
自動車保険を契約する際は全年齢、21歳以上、30歳以上などの「年齢条件」を選択しますが、実は、これとは別個の年齢区分が存在します。
それを記名被保険者年齢別保険料といいます。※会社により呼び方が異なりますが代理店型も通販型も採用しています
自動車保険の保険料は「年齢条件」と「記名被保険者年齢別保険料」という2重の年齢要因によって保険料を算出しています。
記名被保険者年齢別保険料が適用されるのは通常「26歳以上補償」「30歳以上補償」の年齢条件の場合です。
これらの年齢条件を設定した契約で、保険始期日時点の記名被保険者の年齢により保険料に差を付けています。
30歳未満 |
30歳以上40歳未満 |
40歳以上50歳未満 |
50歳以上60歳未満 |
60歳以上65歳未満 |
65歳以上70歳未満 |
70歳以上75歳未満 |
75歳以上 |
(東京海上日動の場合)
上記区分により保険料を調整しています。※保険会社により区分が異なることがあります
たとえば、記名被保険者が59歳の時に「35歳以上」で保険契約し、1年後にその契約を更新した際、事故を起こしていなくても、あるいは、補償内容は前年とまったく同一でも、更新後の保険料の方が高くなることがあって、これは記名被保険者年齢別保険料のためです。
つまり年齢条件が「35歳以上」であっても、記名被保険者が59歳の人の契約と60歳の人の契約とでは保険料に差が生じるということになり、これが無事故であっても2年目の方が高くなるケースもあるというわけです。
記名被保険者が高齢者の場合に発生しやすい逆転現象です。
結局、そんぽ24で継続するのはおトクか?
ここまで見てきたように、継続の際の特典だけで比較すると、そんぽ24が他社に劣っている部分はありません。
また2年目の保険料の方が高くなる逆転現象もまず起こらないでしょう。
ただし、自動車保険、とりわけ通販型(ダイレクト型)自動車保険の競争はますます激化しているところです。
アクサダイレクトがインターネット割引を最大20,000円に改定したのは2018年7月3日です。
ソニー損保がそれまでイーデザイン損保のみが採用していた無事故割引を業界2社目として新設したのは2019年4月1日です。
その他細かい項目で随時内容の見直しを行っていて、どの保険会社がおトクかは実際にその都度見積もり試算してみないとわからない状況です。
そういう意味で、いま活況を呈しているのは保険料一括見積もりサイトです。
保険スクエアBang!やインズウェブなどの見積もりサイトは需要が高まる一方です。
中には、毎年こうした一括見積もりサイトを利用して保険料の見直しをしているベビーユーザーもいます。※だからといって毎年保険会社を切り替えているかどうかまではわかりませんが
わたしのようにわかったふうな顔をして自動車保険の解説をしている者も、みなさんから、
「ところで、いまはどこの保険会社がおトク?」
と聞かれたら、
「一括見積もりサイトをご利用ください」
とお答えする以外ありません。
恥ずかしながらそれが現状です。
そこで当サイトでは以下の2サイトのいずれかのご利用をおすすめしています。
もちろんそんぽ24も参加しています。
そんぽ24で継続すべきか、もっとおトクな会社があるか、それを知るための最短・最良の方法です。
ご覧いただきありがとうございました。