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現在ソニー損保で自動車保険を契約していて、その契約をソニー損保で継続する場合には継続割引が適用されます。
継続割引は最大で2%割引されます。
継続の際に適用される割引として、継続割引の他にはインターネット継続割引、無事故割引、くりこし割引、継続時複数契約割引などがあります。
継続時に適用される割引の数ではたぶん業界一でしょう。
条件が揃えばかなりの割引額になります。
ただし、継続契約の割引額が初年度の割引額よりガクンと少なくなるものもあって、その結果、初年度より2年目の方が高くなるか、高くならないまでもあまり安くならないケースもあります。
そうした点も含め、また他社の継続特典とも比較しながら、詳しく解説していきます。
しばらくお付き合いいただけると幸いです。
【記事丸わかり】- 継続割引:ソニー損保での継続契約には、1回目1%割引、2回目1.5%割引、3回目以降2%割引が適用される。
- インターネット継続割引:初年度は10,000円割引、2年目以降は5,000円、3年目以降は2,000円の割引が適用される。
- 無事故割引:前年無事故の契約には翌年度の保険料が2,000円割引される。ソニー損保契約に限らず適用される。
- くりこし割引:契約距離区分の上限より1,000km以上少なかった場合、差額保険料が継続契約の保険料から割引される。
- 複数契約割引:ソニー損保で2台以上の自動車保険、または自動車保険と医療保険の契約がある場合、1,000円割引。
- 2年目の保険料が高くなるケース:インターネット割引が減少、免許証の色変更、使用目的変更、新車割引の終了、走行距離超過、保険料の料率改定、型式別車両料率クラスの変更など。
- 年齢条件と記名被保険者年齢別保険料:年齢条件とは別に、記名被保険者の年齢区分で保険料が変動する。高齢者の場合、年齢区分の変更で保険料が上がることがある。
- 他社の継続特典:そんぽ24、三井ダイレクト、JA共済、イーデザイン損保も継続割引を提供しており、それぞれの割引内容が異なる。
- 保険料の比較:2年目が高くなる場合でも、他社より安ければ問題ない。他社に乗り換える場合は、一括見積もりサイトを利用して比較するのが推奨される。
- インターネット割引の変動:割引額や新設の割引が頻繁に変わるため、最新情報を確認することが重要。
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ソニー損保:継続時に適用される割引
ソニー損保の継続時の特典 |
- 現在ソニー損保で契約していて継続契約もソニー損保で契約する場合に、継続1回目1%割引・2回目1.5%割引・3回目以降2%割引となります(継続割引)。※2%が上限
- ソニー損保の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- ソニー損保で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・無事故割引:2019年4月1日契約始期から導入された割引です。前年が無事故であった契約に対して翌年度の保険料を一律2,000円割引します。前年の契約がソニー損保の契約だけでなく他社契約であっても適用されます。※ノンフリート等級制度とは無関係の割引です(⇒⇒無事故割引を比較:ソニー損保とイーデザイン損保) ・インターネット継続割引:ソニー損保で最初に契約する際に電話やファックスではなくパソコンやスマホなどで契約手続きした場合は一律10,000円のインターネット割引となりますが、2年目もインターネット契約した場合は5,000円の割引となります。3年目以降(継続2回目以降)はたとえインターネット契約でも2,000円割引となります。前契約がインターネット契約でない場合の継続契約は何年目であっても2,000円割引です。 ・くりこし割引:ソニー損保の「保険料は走る分だけ」は走った距離に応じて保険料に差をつけますが、更新時、実際に走った距離が契約距離区分の上限キロ数より1000km以上少なかった場合は差額保険料に相当する額が継続契約の保険料から割引きされます(⇒保険料は走る分だけ) ・継続時複数契約割引:ソニー損保で2台以上の自動車保険の契約があるか、自動車保険の他に医療保険の契約がある場合、継続時に1,000円割引されます。※契約者が同一人であることが条件。またこの割引はいわゆるセカンドカー割引とは別個の割引です⇒⇒ソニー損保・セカンドカー割引 |
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ソニー損保:2年目が高くなるケースとは?
ソニー損保で始めて自動車保険の契約をする場合、インターネット契約することを条件に、保険料が10,000円割引されます。
これがインターネット割引です。
この割引は、2年目(最初の継続契約)の際は5,000円に縮小します。
実は、以前はもっと金額差が大きかったのですが、2年目の方が高くなる逆転現象が頻発したために大いに不評を買い、現在の金額に修正したという経緯があります。
そのため、現在のソニー損保では2年目が高くなる逆転現象は発生しにくい状況だと思います。
ただし、逆転はしないまでもあまり安くならないケースは出てくるでしょう。
もしもあまり安くならなかったり2年目の方が高くなったりするケースがあるとすれば、それはインターネット割引とは別の要因による可能性が高いと思います。
前年に事故で保険を使えば高くなるのは当たり前なので、そのケースを別にすると、以下のようなケースが考えられます。
- 免許証の色が変わった
- 使用目的が変わった
- 新車割引の適用期間が終了した
- 走行距離により保険料が変わる契約で前年の走行距離が想定以上に多かった
- 保険料の料率が改定された
- 型式別車両料率クラスが変わった
などが考えられます。
上記以外で、とりわけ高齢者の契約で起こりやすいのが記名被保険者の年齢区分が変わった場合です。
あまり知られていないことですが重要なことなのでちょっと詳しくご説明します。
自動車保険を契約する際は全年齢、21歳以上、30歳以上などの「年齢条件」を選択しますが、実は、これとは別個の年齢区分が存在します。
それを記名被保険者年齢別保険料といいます。※会社により呼び方が異なりますが代理店型も通販型も採用しています。もちろんソニー損保も採用しています
自動車保険の保険料は「年齢条件」と「記名被保険者年齢別保険料」という2重の年齢要因によって保険料を算出しています。
記名被保険者年齢別保険料が適用されるのは、ソニー損保の場合「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」の年齢条件の場合です。
これらの年齢条件を設定した契約で、保険始期日時点の記名被保険者の年齢により保険料に差を付けています。
30歳未満 |
30歳以上40歳未満 |
40歳以上50歳未満 |
50歳以上60歳未満 |
60歳以上65歳未満 |
65歳以上70歳未満 |
70歳以上75歳未満 |
75歳以上 |
(東京海上日動の場合)
上記区分により保険料を調整しています。※保険会社により区分が異なることがあります
たとえば、記名被保険者が59歳の時に「35歳以上」で保険契約し、1年後にその契約を更新した際、事故を起こしていなくても、あるいは、補償内容は前年とまったく同一でも、更新後の保険料の方が高くなることがあって、これは記名被保険者年齢別保険料のためです。
つまり年齢条件が「35歳以上」であっても、記名被保険者が59歳の人の契約と60歳の人の契約とでは保険料に差が生じるということになり、これが無事故であっても2年目の方が高くなるケースもあるというわけです。
記名被保険者が高齢者の場合に発生しやすい逆転現象です。
継続時の特典:そんぽ24の場合
そんぽ24の継続時の特典 |
- 現在そんぽ24で契約していて継続契約もそんぽ24で契約する場合、継続手続きをインターネット手続きすることを条件に、保険料の3%が割引されます。
- そんぽ24の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- そんぽ24で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・インターネット継続割引:そんぽ24で初めて契約する場合、インターネットで手続きすることを条件に、保険料の10%を割引しますが、継続契約に関しては7%割引になります。※継続割引と合わせて10%割引になる |
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継続時の特典:三井ダイレクトの場合
三井ダイレクトの継続時の特典 |
- 現在三井ダイレクトに契約があり、この契約を三井ダイレクトで継続する場合、継続1年目は1%割引・継続2年目は1.5%割引・継続3年目以降は2%割引となります(継続割引)。
- この継続割引はパソコンやスマホなどでインターネット手続きをした契約はもちろん電話やファックスによる契約にも適用されます。
- 三井ダイレクトの継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- 三井ダイレクトで契約の継続をする場合、継続割引以外に付いてくる特典は以下の通りです。
・インターネット継続割引:「Myホームページ」からの継続手続き(インターネット手続き)で保険料が3,000円割引されます。※初年度のインターネット割引は最大10,000円です ・三井ダイレクト損保クラブオフをVIP会員価格で:国内外20万ヶ所以上の施設を「VIP会員」価格で利用できます。同伴する家族・友人も特別割引価格で利用できます。 ・ロードサービス2年目以降特典:ガス欠時のガソリン10リットルは1年目は有料ですが2年目以降は無料になります(ただし保険期間中1回まで)。また事故または故障で車が自力走行不能となった場合、レンタカー会社を案内し、レンタカー代(5ナンバー車)を12時間を限度に無料で借りることができます(レンタカーサービスは自動車のみでバイクは対象外)。 |
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継続時の特典:JA共済(農協)の場合
JA共済(農協)の継続時の特典 |
- 自動継続特約を付帯することで2%の継続割引が適用されます。
- JA共済(農協)の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- JA共済(農協)で契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・長期優良契約割引:継続契約の等級が20等級などの所定の条件を満たす場合、20等級到達以降の無事故継続期間等に応じて、共済掛金が2%~6%割引されます。 ・複数台割引:JA共済の自動車共済に複数台加入する場合、新規契約の場合も継続契約の場合も共に保険料が5%割引になります。※いわゆるセカンドカー割引とは別個の割引です⇒⇒セカンドカー割引 |
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継続時の特典:イーデザイン損保の場合
イーデザイン損保の継続時の特典 |
- 現在イーデザイン損保で契約していて継続契約もイーデザイン損保で契約する場合に、継続1回目0.5%割引・2回目1%割引・3回目1.5%割引・4回目2%割引・5回目2.5%割引・6回目以降3%割引となります。※3%が上限
- イーデザイン損保の継続割引はノンフリート等級制度とは無関係の割引なので、ノンフリート等級が上限の20等級であっても継続したらごく単純にこの割引が適用されます。
- イーデザイン損保の契約の継続時に継続割引以外にも割引されるものは以下の通り。
・無事故割引:前年が無事故であった契約に対して翌年度の保険料を2%割引します。前年の契約がイーデザイン損保の契約であることが条件です。ノンフリート等級が20等級で頭打ちになっている場合でも「前年が無事故」という条件を満たせばその後何年でも無事故割引が適用されます。(⇒⇒無事故割引を比較:ソニー損保とイーデザイン損保) ・インターネット継続割引:イーデザイン損保でインターネット契約すると10,000円のインターネット割引が適用されますが、この割引は契約初年度だけでなく、2年目以降の継続契約にも同額の10,000円割引が適用され続けます。※2年目以降の割引額が1年目に比べてガクンと落ちる会社の場合、1年目より2年目の方が保険料が高くなる逆転現象が起こる場合がありますが、イーデザイン損保ではまずありえないことです。 |
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結局、ソニー損保で継続するのはおトクなのか?
ソニー損保では以前に比べて2年目が高くなる逆転現象は発生しにくくなっています。
それでもたまに逆転することはあるし、逆転しないまでも、無事故にもかかわらずたいして安くならないケースもあるでしょう。
ただし、ここで冷静に判断して欲しいのは、たとえ2年目がたいして安くならなかったとしても、もしもソニー損保以外に切り替えた場合の保険料より安いのであれば、別に問題にはならないはずです。
ソニー損保に限らずどの保険会社も顧客を増やしたいので契約初年度には大きな特典を付けます。
その結果、継続契約である2年目は、あまりパッとしない保険料になるのは傾向としては各社同じです。
ですから、ここは冷静に保険料を比較してください。
仮に2年目が初年度より高くなったとしても、その額が他社に乗り換えた場合の金額より安いのであれば、切り替える必要はないはずです。
でも、他社に切り替えた方がかなり安くなるというなら、話は別です。
こうしたことは一括見積もりサイトを利用するのが一番の近道です。
インターネット割引の額もしばしば変更になっていますし、新たな割引が新設されることももはや当たり前です。
アクサダイレクトがインターネット割引を最大20,000円に増額したのは2018年7月3日です。
他でもないソニー損保も無事故割引を2019年4月1日から新設しました。
保険業界はめまぐるしく変化しています(だから当ページのような記事を書いているわたしの頭も休む暇がありません)。
結局のところ、こうした現状を一番喜んでいるのは一括見積もりサイトでしょう。
需要が増える一方ですから。
当サイトも以下の2つのサイトをおすすめします。
もちろんソニー損保も参加しています。
「ソニー損保で継続するのはおトクか?」
一括見積もり比較するのが最良・最短の方法です。
ソニー損保関連の下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。