【超丁寧解説】ソニー損保|ゴールド免許割引|適用条件・注意点を解説!

ソニー損保・ゴールド免許割引

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【記事丸わかり】

  • ソニー損保のゴールド免許割引は、2019年3月31日までの割引率が10%、4月1日以降は12%に変更されています。
  • 保険始期日の時点で記名被保険者がゴールド免許を持っていれば割引が適用されます。契約者の色は無関係です。
  • 割引率は保険料全体に適用されるわけではなく、リスクに応じた部分に適用されるため、実際の割引額は保険料全体の10%や12%にはなりません。
  • ゴールド免許保持者は事故率が低いため、統計的に保険金の支払いが少なく、保険料が安くできるという理由で割引が提供されています。
  • 割引の適用は記名被保険者の免許証の色に基づき、契約者や車両所有者の免許証の色は影響しません。
  • 保険期間中にブルー免許となっても、その期間中はゴールド免許割引が継続されますが、次年度からは適用されません。
  • 逆に、保険期間中にブルー免許からゴールド免許になった場合、その期間中は割引が適用されず、次年度からゴールド免許割引が適用されます。
  • 保険期間中に記名被保険者が変更され、免許証の色が変わった場合、その色に応じて保険料が増減します。
  • 実際にグリーンやブルーであるのにゴールド免許と嘘をついて契約した場合、嘘が発覚した時点で契約解除や保険金減額などのペナルティーが課される可能性があります。
  • 免許証の更新時期と自動車保険の更新時期が重なる場合、特例措置によりゴールド免許割引が適用されるケースがあります。

ソニー損保の自動車保険に加入する際、ゴールド免許を取得している場合は保険料を10%(2019年4月1日からは12%)割引します。

これがゴールド免許割引です。

保険始期日の時点で記名被保険者がゴールド免許を持っていれば適用されます。

契約者の色は無関係です。

あくまでも記名被保険者がゴールドであれば割引が適用されます。

このページではソニー損保のゴールド免許割引について詳しく解説しています。

しばらくお付き合いいただけると幸いです。

ソニー損保:ゴールド免許割引とは?

ソニー損保・ゴールド免許割引とは

ソニー損保の自動車保険ではゴールド免許保持者には特典を設けています。

それがゴールド免許割引です。

保険始期日の時点で記名被保険者がゴールド免許を取得している場合に適用されます。

割引率は10%(2019年4月1日以降は12%)です。

他社のゴールド免許割引では年齢条件や運転者条件により割引率が異なることがありますが、ソニー損保の場合は一律で10%(12%)割引されます。

なお、10%(12%)という割引率ですが、保険料の全体に適用されるのではなく、保険料のうちリスクに応じた部分に適用されるので、単純に保険料の10%(12%)が安くなるわけではありません。

たとえば、ゴールド免許割引なしの保険料が50,000円であった場合、これにゴールド免許割引が適用されると45,000円(割引率10%の場合)になるかというと、そうではないですよ、ということです。

割引率は50,000円のうちのリスクに応じた部分にのみ適用されるので、実際には45,000円よりちょっと高めになることもあります。

とはいえ、保険料の多くの部分はリスクに応じて算出されている金額なので、「だいたい10%(12%)の割引」と考えて問題ないと思います。

あくまでもぴったり10%(12%)の数字にはなりませんよ、という話です。

ソニー損保:なぜゴールド免許だと割引されるのか?

なぜゴールド免許だと割引されるのか・ソニー損保|ゴールド免許割引|適用条件・注意点を解説!

ゴールド免許割引を用意しているのはソニー損保だけではありません。

ほとんどの保険会社がこの割引制度を設けています。

そして、なぜゴールド免許だと保険料を割引するのか、その理由は単純明快です。

ゴールド免許保持者はブルー免許保持者やグリーン免許保持者より「統計的に」事故率が低いからです。

ゴールド免許発行の条件は、免許更新時において「過去5年間に無事故・無違反」であることです。

したがって、ゴールド免許を持っている人が、保険会社から見て、事故を起こしにくい人であることは明らかです。

事故率が低い⇒⇒保険金の支払いが少なくてすむ⇒⇒保険料を安くできる

こういう図式になります。

※ただし、ペーパードライバーでも上記条件を満たせばゴールド免許を取得できるので、ちゃんと実態を反映しているかどうかは怪しい部分もあります。とは言え、保険会社がゴールド免許割引を引き続き設けているのですから、ゴールド免許保持者のほうがブルー免許保持者より事故率が低いのは間違いないと思います。

ソニー損保:割引の条件は「記名被保険者」の色

割引の条件は記名被保険者の色・ソニー損保|ゴールド免許割引|適用条件・注意点を解説!

ソニー損保で自動車保険を契約する際、申込の欄には人の名前に関して次の3つが必ず出てきます。

  1. 契約者
  2. 記名被保険者
  3. 車両所有者

このうち、ゴールド免許割引に関係するのは②の「記名被保険者きめいひほけんしゃ」です。

記名被保険者がゴールド免許であればゴールド免許割引が適用されます。

①の契約者や③の車両所有者がブルーやグリーンでも何の問題もありません。

そもそも記名被保険者とは契約車両を主に運転する人のことで、契約車両を運転するかもしれないその他被保険者ひほけんしゃを代表する立場の人のことです。

他社のゴールド免許割引の有無:保険会社一覧表

他社のゴールド免許割引の有無・保険会社一覧表・ソニー損保|ゴールド免許割引|適用条件・注意点を解説!

ゴールド免許割引があるのはソニー損保だけではありません。

ほとんどの保険会社が扱っている割引です。

参考までに、ゴールド免許割引の有無と内容について各保険会社を一覧でご紹介いたします。

すべての保険会社を網羅してはいませんが、保険料一括見積サイトなどに参加している保険会社を中心にまとめています。

ゴールド免許割引の有無と内容
ソニー損保 有
  •  2019年3月31日まで10%、4月1日以降12%
イーデザイン損保
  •  割引率の明示なし
三井ダイレクト 無
  •  『「ゴールド免許割引」という割引はありませんが、主に運転される方の「運転免許証の色」も加味して保険料の算出を行っており、その中でゴールド免許の方は、他の運転免許証の色(ブルー免許、グリーン免許)の方より安い保険料を提供できる仕組みとなっております。』⇒要するに割引があるってことでしょ?とツッコミを入れたくなります。楽しい会社ですね。(三井ダイレクトHPより)
アクサダイレクト 有
  •  割引率の明示なし
チューリッヒ 有
  •  割引率の明示なし
楽天損保(旧朝日火災海上) 有
  •  <全年齢:12%><21歳・26歳・35歳以上:15%
SBI損保 有
  •  最大20%
セコム損保 有
  •  最大15%
大人の自動車保険(セゾン) 有
  •  割引率の明示なし※記名被保険者が21歳以上であること
損保ジャパン日本興亜 有
  •  <本人限定:15%><本人・配偶者限定または限定なし:12%
三井住友海上 有
  • 12%※本人限定のみ15%
東京海上日動 有
  •  <全年齢・21歳以上:7%><26歳以上・35歳以上12%
あいおいニッセイ同和損保 有
  •  割引率の明示なし
全労済 無
JA共済(農協) 有
  • 12.5%

(2019年1月現在)

ソニー損保では2019年4月1日以降はゴールド免許割引の割引率を10%から12%に変更します

上記のように他社の割引率をご覧になれば、ソニー損保がより高い割引率に変更する理由は丸わかりです。

競争力を高めるための企業努力といったところだと思います。

保険契約者にとってはありがたいことです。

ソニー損保:ゴールド免許割引【詳細版】

ソニー損保・ゴールド免許割引・詳細版・ソニー損保|ゴールド免許割引|適用条件・注意点を解説!
  • 保険始期日時点で記名被保険者がゴールド免許であれば、ゴールド免許割引が適用されます。
  • ソニー損保のゴールド免許割引の割引率は10%(2019年4月1日以降は12%)です。
  • 契約者と記名被保険者が異なる場合、記名被保険者の免許の色が問題で、契約者の色は無関係です。
  • ゴールド免許割引が適用されている契約で、保険期間の途中にブルー免許となった場合でも、保険期間中はゴールド免許割引の適用を受けます。※次年度からゴールド免許割引は適用されません
  • 逆に、保険期間の途中でブルー免許からゴールド免許になった場合、その保険期間中は割引の適用はなく、次年度からゴールド免許割引が適用されます。
  • 保険期間の途中で記名被保険者が変わり、それに伴い免許証の色が変わった場合(ゴールドからブルーへ、あるいは、ブルーからゴールドへ)、その色に応じて保険料は増減します。※このケースは保険期間の途中でも保険料が変わります
  • 実際はグリーンやブルーであるのにゴールドであると嘘をついて契約した場合、嘘が発覚した時点でペナルティーが課されます。※契約が解除になるケース、保険料の差額を徴収されるケース、事故があっても保険金が支払われないか減額されるケースなど様々
免許証の更新時期と自動車保険の更新時期が重なった場合

※以下の記述はソニー損保には当てはまりません。ソニー損保では、自動車保険の契約日時点の免許証の色で保険料は決まります。したがって、免許証の書き換え手続きを契約日より早くするか遅くするかで保険料に違いが出るケースがあります。2022年2月24日、わたくしミスター乱視がソニー損保に電話で確認しました。当サイトを閲覧していただいた方から問い合わせがあり、確認した結果です。以下は代理店型保険会社には該当しますがソニー損保には該当しません。大変失礼しました。

これはあんがい頻繁に発生するケースです。

免許証の更新は誕生日の前後1ヶ月のあいだです。

つまり約2ヶ月(60日)もの期間があります。

この約2ヶ月のあいだに自動車保険の更新日(契約日)が重なる事態は決して珍しくありません。

その際、問題になるのはゴールド免許割引が適用になるかならないかです。

免許証の更新前がゴールドで更新後もゴールドの場合は、何の問題もなくゴールド免許割引が適用されます。

では、免許証の更新前がゴールドで更新後がブルーになる場合は、どうでしょう?

たとえば誕生日が6月1日の人の場合、免許更新期間は5月1日~7月1日の約2ヶ月間です。

自動車保険の更新日が誕生日と同じ6月1日だったとします。

Aさんは5月1日に免許を更新してブルー免許となり、そのため6月1日から始まる自動車保険はゴールド免許割引の適用を受けられませんでした。

いっぽう、同じ条件でBさんは7月1日に免許の更新をしたので、自動車保険が始まる6月1日時点ではまだゴールド免許だったのでゴールド免許割引の適用を受けました。

いかがでしょう?

これでは不公平が発生します。

そこで、実際には上記のようなことにはなりません

これには特例が設けられています。

上の例で言えば、AさんもBさんもゴールド免許割引の適用を受けられます。

免許証の更新期間内に自動車保険の始期日がある場合、ゴールドからブルーへ、その反対に、ブルーからゴールドへ、いずれのケースであっても、ゴールド免許割引が適用されます

上の例はゴールドからブルーでしたが、ブルーからゴールドに変更になるケースでも、同様にゴールド免許割引が適用されます。

これは実際に免許証を更新する日付によって不公平が生じることを避けるために設けられている特例制度です。

ソニー損保をはじめ損害保険会社共通のルールです。


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  • ゴールド免許になるとどんな特典・メリットがある?
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ご覧いただきありがとうございました。