【90秒解説】車|リアフロア(トランクフロア)|修理・交換で修復歴あり?|歪み・突き上げ・損傷

リアフロア・トランクフロア・修理・費用・損傷・歪み・突き上げ・修復歴・交換

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画像:JAAI 一般財団法人 日本自動車査定協会

車の骨格部の「修復歴」に関する基準
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【記事丸わかり】

  • リアフロア(トランクフロア)は、車体の骨格部分の一つであり、トランクルームの下部に位置する重要なパネル。
  • この部分は車の強度やねじれ剛性に大きく貢献するため、修理や交換が必要な場合には注意が必要。
  • 修理・交換によって「修復歴あり」となる場合がある。
  • 修復歴ありと判定されるケースには、パネル接合部のはがれや修理跡、破れや亀裂、外板を介して波及した凹みなどが含まれる。
  • 修復歴ありとならないケースには、リアエンドパネルやリアフェンダーの交換時に生じた軽微な損傷や修理跡がある。
  • スペアタイヤ格納部の突き上げによるへこみや破れが軽微である場合は、修復歴に含まれない。
  • 修復歴の基準は日本自動車査定協会 (JAAI)によって定義されているが、実際の判定基準は全国のオートオークションごとに異なることがある。
  • 日本オートオークション協議会が平成14年から修復歴判定基準の統一に向けて検討を行っている。
  • フロントメンバーフロントインサイドパネルダッシュパネルなどの骨格部も修復歴の基準に含まれる。
  • 事故車の修復歴の有無は中古車購入時に重要なチェックポイントとなるため、確認を怠らないことが重要。

⇒⇒リヤフロア板金修理 修復歴車(事故車) ダイハツ ココア

リアフロア(トランクフロア)とは

車のリアフロア(トランクフロア)とは、車を丸裸にした場合に最後に残る骨格部分のうち、トランクルームの下部に位置するパネルのことを言います。

車体の骨格部分を構成する重要部材で、車の強度やねじれ剛性などに多大な貢献をしているパーツです。

修理・交換で「修復歴あり」となる?

事故などでリアフロア(トランクフロア)を交換した場合、その車が中古車市場で取引される際には「修復歴あり」と表示する必要があります。

ただし、リアフロア(トランクフロア)を修理・補修した場合には、その程度に応じて「修復歴あり」とする場合もあれば、修復歴がつかない場合もあり、詳細は下記の通りになります。

「修復歴あり」と判定されるケース
  • 交換されている場合
  • パネル接合部にはがれや修理跡がある場合
  • 破れや亀裂がある場合
  • 外板を介して波及した凹み、またはその修理跡がある場合
「修復歴あり」と判定されないケース
  • リアエンドパネルまたはリアフェンダー等の交換時に生じた損傷がある場合
  • 軽微なへこみ、破れ、またはその修理跡がある場合
  • スペアタイヤ等格納部の突き上げによるへこみ、軽微な破れ、またはその修理跡がある場合

もともと修復歴に関しては日本自動車査定協会 (JAAI)において定義されているのですが、実際には各現場での判定基準が全国のオートオークションごとに異なっていたため、日本オートオークション協議会において、平成14年に「統一検査基準検討専門部会」及び「同分科会」を設置し、その後現在に至るまで、修復歴判定基準の統一に向けて検討を行っている段階です。

車の骨格部の「修復歴」に関する基準
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