ファミリーバイク特約の手続きに必要なもの：必要書類は何？

1 はじめに：ファミリーバイク特約とは？
2 ファミリーバイク特約の加入条件
3 加入手続きの流れ
4 加入前に確認すべきポイント
5 ファミリーバイク特約・早わかり

【記事丸わかり】

ファミリーバイク特約に加入するには、まず自動車保険に加入していることが必須です。
保険会社に特約の追加を申し出る必要があり、インターネットや電話で手続きが可能です。
保険会社に特約の追加を依頼し、保険料がどのように変わるかを確認します。
手続きの際に特別な書類は不要で、保険証券のコピーが必要になることがあります。
特約の追加後、新しい保険証券や契約内容がわかる書類が保険会社から送られてきます。
特約の適用範囲や補償内容について、事前に保険会社に詳細を確認することが重要です。
ファミリーバイク特約には「自損事故型」と「人身傷害型」の2種類があり、補償内容が異なります。
特約を利用しても翌年度の等級には影響がありません。
特約は家族全員が所有するバイクや借りたバイクにも適用されます。
保険料や補償内容の詳細については、保険会社に問い合わせることが推奨されます。

⇒⇒ファミリーバイク特約について

はじめに：ファミリーバイク特約とは？

バイクを持っている人や、家族がバイクを使う人にとって大切なのが保険です。ファミリーバイク特約は、そんなバイクの保険の一つです。この特約は、普通の自動車保険にプラスして加えることができます。つまり、まず自動車保険に入っていないといけません。

ファミリーバイク特約を加えると、家族や友人が使うバイクも保険の対象になります。それはとても便利ですね。でも、この特約は自動で付くわけではありません。自分で保険会社に連絡して、追加してもらう必要があります。

追加する時には、保険料が少し上がることがあります。だから、加入する前にはよく考えることが大切です。それでは、ファミリーバイク特約について、もっと詳しく見ていきましょう。

ファミリーバイク特約の加入条件

ファミリーバイク特約に加入するには、いくつかの条件があります。まず、自動車保険に加入していることが必須です。すでに自動車保険がある人は、次のステップに進めます。

次に、特約を追加することを保険会社に伝える必要があります。これは、インターネットや電話で簡単にできます。たとえば、チューリッヒのような保険会社では、インターネットのお客様専用ページから24時間いつでも手続きが可能です。

特約を追加するタイミングは比較的自由です。自動車保険に新しく加入する時や、既存の保険契約期間中でも大丈夫です。しかし、追加すると保険料が変わることがあるので、前もって保険会社に確認することが大切です。

以上の条件を満たしていれば、ファミリーバイク特約に加入する準備は整います。

加入手続きの流れ

ファミリーバイク特約に加入する手続きは、とても簡単です。ここでは、そのステップを簡単に説明します。

手続きを始める

まず、保険会社に連絡します。これは電話か、保険会社のウェブサイトを使って行えます。インターネットであれば、保険会社のお客様専用ページから手続きを始められます。

特約の追加を申し出る

保険会社に、ファミリーバイク特約を追加したいと伝えます。この時に、現在の保険契約内容を確認し、特約の追加が可能かどうかを聞きます。

詳細の確認

特約を追加すると、保険料がどのように変わるかを保険会社から説明してもらいます。必要な書類があれば、その準備もします。

手続きの完了

すべての確認が終わり、特約の追加に同意すれば、手続きは完了です。保険会社から新しい保険証券または契約内容がわかる書類が送られてきます。

この手続きには、特別な書類が必要ない場合が多いです。電話一本で手続きが完了することもあります。

加入前に確認すべきポイント

ファミリーバイク特約に加入する前に、いくつかの大切なポイントを確認しておくことが重要です。これによって、後で困らないようになります。

保険料の変更

特約を追加すると、保険料が変わることがあります。どれくらい保険料が上がるのか、保険会社にしっかり聞いておきましょう。

補償内容

ファミリーバイク特約の補償内容を理解することも大切です。どのような時に保険が適用されるのか、何が補償されるのかを確認しておきましょう。

対象となるバイク

特約が適用されるバイクには、どのような条件があるのかを確認してください。家族や友人が使うバイク全般が対象なのか、特定のバイクに限られるのかを知っておくと安心です。

重複する補償の確認

すでに同居の家族の他の保険に加入している場合、補償内容が重複します。重複していると、無駄に保険料を払うことになります。なぜなら、たとえば同居の家族が2本の自動車保険に加入している場合、いずれかにファミリーバイク特約が入っていれば、家族全員が保証の対象になるからです。2本もいらないのです。

特約の追加・解除条件

特約をいつでも追加や解除ができるのか、その条件についても確認しておきましょう。自由に変更できる保険会社もあれば、特定の期間しか変更できない場合もあります。

これらのポイントを事前に確認しておくことで、後で思わぬトラブルを避けることができます。

ファミリーバイク特約・早わかり

自動車保険・ファミリーバイク特約・自損事故型・人身傷害型・ファミリーバイク特約は万能｜自損型・人身傷害型｜詳細解説

ファミリーバイク特約は自動車保険（任意保険）の特約です。
追加となる年間保険料は8,000円～11,000円程度（自損型）/ 22,000円～40,000円程度（人身傷害型）です。
原付バイク（125cc以下のバイク）で事故を起こした時に使えます。
バイクは家族が所有するバイク（台数制限なし）でも友人から借りたバイクでも対象になります。
家族が所有するバイクに台数制限はないので、契約時点で1台所有していて、その後の保険期間中に2台目、3台目のバイクを新たに所有し、その追加したバイクで事故を起こしてもこの特約が使えます。
被保険者（補償の対象になる人）は「記名被保険者」「記名被保険者の配偶者」「記名被保険者またはその配偶者の同居の親族」「記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子」です。
たとえば父・母・息子の3人家族で父の車の自動車保険にファミリーバイク特約を付けた場合、父・母・息子の3人がこの特約の被保険者になります。※別居している未婚の子がいればその人も被保険者です
ファミリーバイク特約の補償内容は基本的に主契約である自動車保険の補償内容がそのまま適用されます。※補償のタイプにより適用される補償が異なリます。次の説明を参照してください
ファミリーバイク特約には「自損事故型」と「人身傷害型」の2種類あって、補償内容はそれぞれ次のようになります。

＜自損事故型＞対人賠償保険・対物賠償保険・自損事故傷害保険

＜人身傷害型＞対人賠償保険・対物賠償保険・人身傷害保険※「人身傷害型」は主契約に人身傷害保険が付いている場合にのみ加入できます

上記2つの補償を比較すると、相手に対する補償はどちらも同じですが、バイク運転者のケガに対する補償は人身傷害型の方が自損事故型より手厚くなっていて、その分保険料も高くなります。
ファミリーバイク特約にはバイク自体の損害に対する補償はありません（車両保険なし）。
ファミリーバイク特約を使って保険金の支払いを受けても翌年度の等級には影響しません（ノーカウント事故扱い）。
主契約（つまり自動車保険）の年齢条件や運転者限定には一切影響を受けず、被保険者の範囲に含まれる人でなおかつバイクの免許を持っている人であれば誰でもこの特約の補償が受けられます。
主契約（つまり自動車保険）にはロードサービスが自動セットされますがファミリーバイク特約にロードサービスは付きません。