ドライブレコーダー|録画時間の目安を教えて!!
ドライブレコーダーの録画時間は、使用するSDカード(microSDカード)の容量とカメラの画素数によって決まります。
たとえば、同じ32GBのカードでも、200万画素と400万画素では、200万画素の方が約2倍長く録画できます。
このページを訪問していただいたみなさんは、おそらくあまり厳密な数字ではなく、あくまでも「目安」でいいからだいたいの時間を知りたい、というご要望ではないかと思います。
そこで、200万画素のドライブレコーダーと368万画素のドライブレコーダーで、どれくらい違うか。また、使用するカードの容量で、それぞれどれくらい違うか、一目瞭然となるようにご案内いたします。
200万画素のドライブレコーダー:セルスターCSD-660FH/AMZ
この記事を書いている現在の時刻は2020年7月14日16時52分です。アマゾンでドライブレコーダーのページを開くと、様々な機種がある中で、セルスターのCSD-660FH/AMZという機種が目に留まりました(14,801円)。評価が4.4でとても高いからです。
この製品の取扱説明書36ページに「撮影可能時間の目安」が掲載されています。
(※)この機種の最高画質は、200万画素、フレームレート30fpsです。
上の表では、左側にマイクロSDカードの容量があります。たとえば、8GBの行をご覧ください。行が3つに分かれていますが、一番上のFullHDが最高画質です。
この最高画質はさらに3つのランクに分かれていて、「高画質」「標準」「低画質」の3つです。このうちの「高画質」は約50分です。
同じように16GBは約101分です。32GBは約202分です。64GBは約405分です。
カードの容量が2倍になると録画時間も2倍に増えます。
368万画素のドライブレコーダー:ケンウッドDRV-830
やはりアマゾンのドライブレコーダーのページにケンウッドDRV-830(14,651円)があります。
この機種の取扱説明書46ページに「録画時間」が掲載されています。
(※)この機種の最高画質は、368万画素、フレームレート27fpsです。
先ほどのセルスターとは表の位置関係が異なりますが、やはり最高画質で比較してみましょう。
最高画質の場合は、8GBで40分、16GBで80分、32GBで160分、64GBで320分、128GBで640分です。
ケンウッドのこちらの機種の方がセルスターより画素数が多いので、同じカードで比較すると、録画時間は短くなります。
ドライブレコーダーは最高画質でご使用ください
ドライブレコーダーの画質と言うと、画素数(解像度)とフレームレートがあります。いずれもその機種が備えている最高品質に設定してお使いください。
画素数は映像の鮮明度を左右しますから、録画時間を稼ぐために低い画質に設定しておくと、いざ煽り運転の映像を録画しても、あとで画像を確認したらナンバープレートが読み取れなかった、などという事態がありえます。
また、フレームレートを下げることでも録画時間を稼げますが、その場合、たとえばLED信号を正確に録画できません。色や点灯状況が分からなくなってしまい、たとえば交差点内の衝突事故にあった場合、こちらが「青」で侵入していれば過失はゼロになるものの、肝心のドライブレコーダーの映像がLEDをとらえていなければ、証拠になりません。
そういうわけで、必ず最高画質でお使いください。
また、使用するSDカードの容量は、メーカーが推奨する容量にとどめておいてください。たとえば、256GBなどの大容量のカードも出回っていますが、上記の2機種では推奨していません。動作確認が取れていないカードになりますから、使用中に不具合が発生する可能性が高くなります。
下記の記事も参考にしていただけると幸いでございます。
ご覧いただきありがとうございました。