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【記事丸わかり】
この記事は、美容室での席決めに関する一般的な誤解と実際の状況を解説しています。都市伝説としての「外見による席決め」はほぼ存在せず、他の論理的な理由で席が決定されていることが明らかにされています。 ⇒⇒【ホットペッパー公認】暴露!ホットペッパーから読み解く美容室の選び方!絶対駄目な選び方! |
美容室の席決めに意味ある?奥の席・窓際の席・いつも同じ席
美容室の席決めには「都市伝説」があるようです。
その代表的なものが、「ルックスのいい客は窓際の席、そうでない客は奥の席」というのがあります。
また、いつ行っても同じ席にばかり案内される人もいて、そのことに何か意味があるのか、と不安になる人もいるようです。
このページでは、こうした美容院の席決めに関してプチ調査の結果を検証します。
「かわいい客は窓際、そうでない客は奥」は都市伝説です
これは通りから店の中が見通せる美容室の場合ですが、お店の経営者としたら、まだ誰も席を埋めていない店に客が入ってきたら、外から見える窓際の席に案内するのが普通でしょう。
なぜなら、「いつも客が入っている店」と思われたいからです。
ただし、日差しが強い場合などは、美容師も客も紫外線を嫌いますから、たとえ窓際が開いていても奥の席に案内するケースもあるでしょう。
まして、通りから店内が見通せない作りの店なら、窓際も奥もなく、単に空いている席に案内されるだけでしょう。
「かわいい客は窓際、そうでない客は奥」というのはほぼ100%都市伝説にすぎないと思います。
プチ調査の結果、美容室の経営者、美容師のなかで、容姿によって席を区別すると答えている人は誰もいませんでした。
「いや、表面上そう答えていても、実は容姿で差別しているのでは」
と疑う人もいるかもしれません。
けれども、美容室の経営者の立場に立てば、そんなことで差別する合理性はないと思います。
だいいち、かりに美形な人を窓際の席に案内したとしても、通りから見てその人が美形か美形でないかが施術中にわかるでしょうか?
つまり、まさに都市伝説にすぎないと断定していいと思います。
意図的に席を指示するケース
上記のように、客の容姿で席を差配するようなことは考えられませんが、その他の理由で席を決めるケースはあるようです。
- すでに大声でおしゃべりする客がいたら、次に入ってきた客はその席から離れた席に案内する
- 同じ美容師が担当する客が続けて入ってきたら、作業の効率化のために、できるだけ近い席に座らせようとする
- シャンプー台に近い席を使いたがる美容師の場合、できるだけシャンプー台の近くに座らせたがる
- 店の作りで、奥の席がリラックスしやすい店舗の場合、美容師ができるだけ奥の席に座らせたがることがある
つまり、容姿によって席を決めたりすることはないけれど、その他の理由で席を決めることは大いにあり得る、ということです。
いつも同じ席に座らされるのはなぜ?
ネットの口コミでは、
「いつも同じ席に案内されるけれど、何か理由があるのか、ちょっと不安だ」
という声が少なからずありました。
前の項目で紹介したように、美容師の好みで奥の席に案内されるというのは、まさにこのケースでしょう。
それ以外には、店に行く時間帯がいつも客の少ない時間帯で、最初の客に案内する席がほぼ決まっている店の場合なら、結果的にいつも同じ席に案内されることになるでしょう。
あるいは、施術の内容がいつも決まっている場合で、その施術内容が効率よくできる席があれば、いつもその席に案内される(空いていれば、ですが)というケースもあると思います。
いずれにしても、
- 美容師によって使う席がほぼ固定されている
- 施術メニューにより座るべき席がほぼ固定されている
プチ調査の結果によると、ほぼこの2つの理由が考えられます。
あまり深く考えないほうがいいと思いますよ。
ご覧いただきありがとうございました。