こちらの記事も読まれています
目次
白湯のデメリット:胃が痛い・気持ち悪くなる・トイレが近くなる他
白湯の効能
個人差はありますが、白湯を飲むと、多くの場合、以下のような身体の変化が表れると言われています。
- 消化器官の働きが改善される:白湯には、胃腸の働きを整える効果があります。食べ過ぎやストレスなどで不調になりがちな消化器官を整え、便秘や下痢などの症状を改善することが期待できます。
- 免疫力がアップする:白湯には、身体を守る免疫細胞を活性化する効果があるといわれています。そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなるという意見もあります。
- 肌の調子が良くなる:白湯には、身体の中から老廃物を排出する効果があります。そのため、肌のトラブルやニキビなどの改善に役立つとされています。
- 水分補給効果がある:白湯は、水分を補給するための適切な選択肢となります。水分不足が原因で起こる、頭痛や倦怠感、めまいなどの症状を改善することが期待できます。
- 喉の乾燥を防ぐ:白湯は喉の粘膜を潤す効果があります。口の中や喉が渇いたときに飲むことで、のどの乾燥を防ぐことができます。
以上のように、白湯には身体に様々な良い影響があると言われています。ただし、適量を守って飲むことが大切です。
デメリットある?
白湯はただのお湯なので、それ自体にデメリットがあるとは言えません。ただ、飲み過ぎたり、飲むタイミングが悪かったり、あるいは、白湯の効果を最大化しようと他の食品の摂取を控えたりすると、栄養のバランスを崩し、デメリットがクローズアップされることにもなります。
白湯を飲むと体調がいいということで、白湯の量が日に日に増えていくと、ミネラル質が不足し、その結果、身体の電解質バランスが崩れることがあります。白湯そのものに害はなくても、やがて気持ち悪くなることもあります。
同じく、白湯を飲み過ぎると、胃が膨張して胃の負担を増やすことになり、胃が痛いなどの不快な症状が表れることがあります。
白湯は50度前後に冷ましてから飲むべきですが、まだ熱い状態で飲み続けると、口や食道などの粘膜にダメージを与えることがあります。
飲み過ぎはトイレが近くなるデメリットもあります。夜寝る前には1杯程度にすべきですが、飲み過ぎると夜中にトイレが近くなり、睡眠の質を下げます。これは昼間も同様で、飲み過ぎると生活バランスを悪化させます。
このように、白湯のデメリットは、ほとんどすべてが「飲み過ぎ」が原因です。適量なら良好な体調を維持できていたのに、体調がいいことに気を良くして、さらに白湯を飲み過ぎると、こうしたデメリットが出てきます。
デメリットは、上記以外にも、
- 飲み過ぎにより消化液が薄められ、食べ物の消化や吸収が妨げられる
- 飲み過ぎは太る原因になったり下痢になったりする可能性もある
といった指摘をされることもあります。
でも、飲み過ぎが良くないのは水も一緒でしょ?
白湯のデメリットについてお話ししていますが、「白湯にデメリットなんてありませんよ」という声もけっこう聞こえてきます。
確かに、水だって飲み過ぎればお腹を下したり血液の濃度が薄くなったりトイレが近くなったりしますが、それをいちいち「水にはデメリットがある」などとあげつらうでしょうか?
言いがかりというもので、そんなことをいちいち指摘するのは馬鹿げているとも言えます。
「体にいいけど飲み過ぎないで」
この一言で十分かもしれません。
まとめ
「白湯のデメリット:胃が痛い・気持ち悪くなる・トイレが近くなる他」のテーマで解説しました。
白湯のデメリットとされるのは、主に飲み過ぎが原因で発生する症状です。胃が痛くなる、気持ちが悪くなる、トイレが近くなる、栄養バランスが悪くなる、下痢をするようになる、消化が悪くなる・・・などなど。
けれども、ただの水だって飲み過ぎれば同様の不調が発生します。つまり、白湯にデメリットとして言われていることは、ほぼ言いがかりに過ぎないと言えそうです。
ご覧いただきありがとうございました。