驚きの価格!パサートヴァリアントはなぜ安い?注意すべきポイントを徹底解説

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【記事丸わかり】

  1. 多数のモデルチェンジ: パサートヴァリアントは1990年から多数のマイナーチェンジを経ており、新型モデルの登場により古いモデルの価格が下がります。
  2. ディーラーの少なさ: フォルクスワーゲンの正規ディーラーが日本では少ないため、メンテナンスが困難で価格が低下する原因となっています。
  3. ゴルフヴァリアントとの競争: ゴルフヴァリアントとの競争も激しく、パサートヴァリアントの需要が相対的に少なくなっています。
  4. リコールの影響: 過去にリコールが発表されたことがあり、これが中古車価格にネガティブな影響を与えることも。
  5. 保守部品の影響: 外気温による燃料タンクの膨張による故障リスクがあり、リコールで対応されているものの中古車市場での影響は避けられない。
  6. 日本市場でのポジショニング: 日本市場ではパサートヴァリアントの需要が限られており、その結果価格が抑えられています。
  7. 走行性能と装備の充実: 高い走行性能と充実した装備を持ちながら、中古市場では評価が低いことが、逆に購入の際の大きなメリットとなる。
  8. 購入時の注意点: 中古車を購入する際にはリコール歴や改善措置が施されているかを確認することが重要です。

驚きの価格!パサートヴァリアントはなぜ安い?注意すべきポイントを徹底解説

パサートヴァリアント:フォルクスワーゲン

パサートヴァリアントの中古車は、なぜ安い価格が設定されているのでしょうか。

本記事では、パサートヴァリアントの安さの理由を紐解きます。

 

また、中古で購入する際の注意すべきポイントを徹底解説します。

中古市場でパサートヴァリアントを狙っている方は必見です。

パサートヴァリアントの中古車価格を調査

 

中古車業者登録台数平均価格価格帯
カーセンサー260台231.9万円86.2万円~588万円
グーネット254台190.0万円24.9~548万円

※2023年6月6日時点

 

平均価格は190万円~、2015年式ヴァリアントの新車価格が483~627万円と考えると、中古車市場では半額近くで購入できるモデルも存在します。

パサートヴァリアントはなぜ安い?

パサートヴァリアントは、中古車市場では比較的手ごろな価格で取り引きされています。

こちらの章では安さの理由を追求します。

マイナーチェンジが多い

パサートヴァリアントは、1990年に初代が発売され、現在までにフルモデルチェンジが3回、マイナーチェンジ・一部改良やモデルの追加などが30回以上実施されました。

これらの多くのモデルチェンジは、パサートヴァリアントの場合、価格の安さにつながっています。

歴代パサートヴァリアント

1代目パサートヴァリアント:1990年~

2代目パサートヴァリアント:2006年~

3代目パサートヴァリアント:2011年~

4代目パサートヴァリアント:2015年~※現行モデル

 

一般的にクルマのモデルチェンジは、新たなテクノロジーやデザインが導入され、古いモデルとの競争力を高めるために行われます。

そのため、新たなモデルが登場すると新型に需要が集中し、それに伴い古いモデルの需要が低下します。

 

パサートヴァリアントの場合は、こうした一般論がそのまま当てはまっていて、中古市場では古いモデルの価格がそれ相応に下がっていく傾向にあります

※一部車種にはこうした一般論が当てはまらないものもありますが。

他車種に需要が集まった

パサートヴァリアントの中古車登録台数は、上記中古車サイトの場合で250台前後です。

一方、同ブランドのゴルフヴァリアントの流通量は以下の通りです。

 

カーセンサーの流通台数が示すように、ゴルフヴァリアントの方がフォルクスワーゲンブランドの中でも人気があります。

日本市場ではパサートヴァリアントの需要は比較的少ない傾向にあるようです。

 

しかし、だからといってパサートに魅力がないわけではありません。

 

パサートヴァリアントは、フォルクスワーゲンの優れた走行性能で知られており、広い室内空間、充実した装備を備えた魅力的なモデルです。

ディーラーが少ない

輸入車は部品の構造が日本車とは異なるため、正規ディーラーでのメンテナンスが必要になります。

フォルクスワーゲンの場合、正規ディーラーネットワークが日本車メーカーと比較して圧倒的に少ないのが現状です。※輸入車の中では上位ですが。

<自動車販売店網ランキング>

順位販売店2022年7月
1位トヨタ自動車4,963
2位ホンダ2,350
3位日産(日産自動車)1,445
4位スズキ1,186
5位ダイハツ1,034
6位マツダ968
7位スバル776
8位ホンダオートテラス(現・Honda Cars・U-Select)715
9位日産(プリンス)707
10位ダイハツ(中古車)630
11位三菱自動車604
12位スズキ(中古車)377
13位メルセデス・ベンツ328
14位フォルクスワーゲン309
15位いすゞ自動車285
16位三菱ふそうトラック・バス259
16位日野自動車259
18位BMW255
19位日産(サティオ)222
20位MINI215
21位レクサス214
21位レクサス(中古車)214
23位UDトラックス201
24位アウディ185
25位ヤナセ148
26位ボルボ119
27位ジープ101
28位フィアット97
29位プジョー96
30位アルファロメオ91
31位ルノー80
32位シトロエン75
32位アバルト75
32位アバルト(サービス)75
35位フォード69
36位ジャガー47
36位ランドローバー47
38位ポルシェ46
39位日産(モーター)43
40位リベラーラ42
41位CORNES33
42位マセラティ23
43位ロータス16
44位ランドローバー アルミニウム認定BPショップ10

日本ソフト販売

各都道府県に正規ディーラーが1件程度しかないという場合もあるでしょう。

このような状況では、定期的なメンテナンスなどが困難になることも考えられるため、購入者が限られてしまい、結果として本体価格が下がることにつながります

中古車を購入する時の注意すべきポイント

こちらの章では、パサートヴァリアントを中古車で購入する時の注意ポイントを解説します。

リコール車種に注意

2019年4月、フォルクスワーゲンジャパンは、パサートヴァリアントのリコールの届け出をしています。(国土交通省

 

車種型番輸入期間
パサートヴァリアント1.4/110kwDBA-3CCZE平成27年3月23日~平成30年10月15日
パサートヴァリアント2.0/162kwABA-3CCHH平成28年7月20日~平成30年10月15日

 

これらの各モデルのパサートヴァリアントは、燃料タンクに取り付けられたゲージ付き燃料ポンプにおいて、外気温などの影響により燃料タンクが膨張し走行不能になる危険性があるとして、リコールがアナウンスされています。

 

もちろん、ディーラーでは改善措置が実施されていますが、中古車を選ぶ際にはこれらの改善措置を受けた車両かどうか、事前に確認しておくと安心です。

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2023年7月4日

ユーザーコメントをご紹介

パサートヴァリアント(2015年モデル)のユーザさんの声をご紹介します。

  1. 目立つ装飾などは有りませんが要所に丁寧でエッジの効いたプレスラインが走り、クロームやLEDの使い方も非常にセンスが良く、質感の高さはかなりのものです。
  2. トランク下の昔の予備タイヤのスペースにも荷物を積めるので、ルーフボックス無しで夫婦で車中泊旅行が出来ました。
  3. ディーゼルにしては回して楽しいスポーティなフィールです。
  4. よくあるシートヒーターに加えてシートベンチレーションもついており、レザーシートの夏の蒸れ問題を解決!
  5. 足回りは仏車と独車の良いとこどりと言った印象。
  6. ただでさえ広いライトの照射範囲がハンドル追従で、田舎の暗い夜道を日中同様に照らす。
  7. 巡航時の2気筒休止システムの恩恵でゴルフよりも燃費がいい!
  8. 長距離:20km/L超、街乗り:17km/L程度
  9. 日本ではあまり注目されていない車種ですが、隠れた名車と言っても良いと思います。
  10. 知る人ぞ知る良い車に、所有欲は満たされることと思います。

価格コム

まとめ

パサートヴァリアントの安さの理由と、中古で購入する際の注意点について解説しました。

安い理由はさまざまですが、購入する価値のある車です。

 

リコール対象の車種もあるため、中古車を購入する際にはその点にも注意して、お目当てのパサートヴァリアントを購入して下さいね。

ご覧いただきありがとうございます。

グレース泉
この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

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