【海外の評価】KTM 1290スーパーデュークGT(KTM 1290 Super Duke GT):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

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【記事丸わかり】

  1. KTM 1290スーパーデュークGTは、1,301ccの水冷Vツインエンジンを搭載したフラッグシップスポーツツアラーです。
  2. このバイクは特に長距離走行に適しており、高いウインドプロテクション効果を持つフロントカウルを採用しています。
  3. 燃料タンクは23Lと大きめで、長時間の走行に対応可能です。
  4. 高性能な電子制御装置には、コーナリングABSコーナリングトラクションコントロールライドモードセミアクティブサスペンションが含まれています。
  5. クルーズコントロールクイックシフターも装備されており、快適なドライビング体験を提供します。
  6. 新たに7インチの大型TFTディスプレイと新型スイッチを採用しており、多くの情報を提供します。
  7. エンジンは最高出力175PSを発揮し、高速走行に十分な力を持っています。
  8. ブレーキシステムには320 mmのフローティングディスクと2つのラジアルマウント4ピストンモノブロックキャリパーが搭載されています。
  9. 価格は2,599,000円(2023年9月時点)です。
  10. ライバル車としては、BMW S 1000 XRDucati Multistrada V4SKawasaki Versys 1000 SETriumph Tiger 1200 GT PROが挙げられ、それぞれ特徴的なデザインと高性能を持っています。

【海外の評価】KTM 1290スーパーデュークGT(KTM 1290 Super Duke GT):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

KTM 1290 Super Duke GT : KTM

2023年モデルのKTM 1290スーパーデュークGTが登場し、バイク愛好家の間で大きな話題となっています。この記事では、この新しいバイクがどのような特徴を持ち、どのような人に適しているのかを詳細に検証します。さらに、海外メディアによる試乗レビューも取り上げ、海外の評価をご紹介します。

バイクの特徴を理解する上で重要な点は、エンジンとエキゾースト、シャシー、人間工学と快適性、そしてボディワークとグラフィクスといった要素に目を向けることです。このバイクがどのようなスペックを持ち、価格はどのくらいなのかも把握しておきましょう。

また、ライバル車とその特徴も見逃せません。KTM 1290スーパーデュークGTと競合するバイクにはどのようなものがあり、それぞれどのような特徴を持っているのかを紹介します。

さらに、実際にディーラーを訪れた人がKTMの他の車種に目を向ける可能性も考察します。

どんなバイク?

KTM 1290 Super Duke GTは、1,301ccの水冷Vツインエンジンを搭載したフラッグシップスポーツツアラーです。このエンジンは、1290スーパーデュークRや1290スーパーアドベンチャー系にも採用されているKTM最強のパワーユニットです。

1290スーパーデュークGTは、1290スーパーデュークRをベースモデルに開発されました。外観上の大きな違いは、フロントフェイスです。

1290スーパーデュークRは小型カウルを採用しているのに対し、1290スーパーデュークGTはウインドプロテクション効果が高いスクリーンを装備したフロントカウルを採用しています。また、燃料タンクの容量も1290スーパーデュークRの18Lから1290スーパーデュークGTの23Lに変更されています。

1290スーパーデュークGTは、コーナリングABS、コーナリングトラクションコントロール、ライドモード、セミアクティブサスペンションなどの先進の電子制御装置を装備しています。また、大型スクリーンクルーズコントロール、クイックシフターも装備しているため、長距離を走る方に最適です。

特徴

2023 KTM 1290 SUPER DUKE GTの特徴を以下にまとめました。

エンジンとエキゾースト

  • エキゾーストシステムはEURO5ホモロゲーションに適合
  • LC8 V-Twinパワープラントエンジン
  • 1301cc 75° Vツインエンジン
  • ツインイグニションシステム
  • ライドバイワイヤーシステム
  • アンチホッピングクラッチ

シャシー

  • 23リットルの燃料タンク
  • 電子的に調整可能なサスペンション
  • WPセミアクティブサスペンション
  • 新設計の5本スポークホイール
  • Continental製タイヤ: ContiSportAttack4
  • ブレーキ: 320 mmフローティングディスクと2つのラジアルマウント4ピストンモノブロックキャリパー

人間工学と快適性

  • 調整可能なウィンドシールド
  • グリップヒーター
  • 調整可能なハンドルバーとフットペグ
  • 新たに7インチの大型TFTディスプレイと新型スイッチを採用

ボディワークとグラフィクス

  • 一体型パニアマウント
  • GT専用のグラフィックとペイント

このバイクは、高性能なエンジンと最新の技術を組み合わせたモデルとして、長距離走行に適した設計となっています。多くの部分が調整可能であり、ライダーの好みや体格に合わせてカスタマイズすることが可能です。

スペック

KTM 1290スーパーデュークGTのスペック(主要諸元)を以下にまとめました。

項目仕様
車名KTM 1290 SUPER DUKE GT
フレーム形式トラスフレーム
最低地上高141mm
シート高835mm
エンジン種類水冷 4ストローク DOHC 4バルブ V型 2気筒
総排気量1301cc
最高出力175PS / 9,750rpm
燃料タンク容量23.0リットル
乗車定員2人
車両重量216kg (乾燥重量)

この表からわかるように、1290 SUPER DUKE GTは非常に高性能なバイクであり、大排気量と高出力が特徴的です。1301ccのエンジンは175PSの最高出力を持ち、高速走行に十分な力を発揮します。

フレーム形式はトラスフレームを採用しており、車体が高い剛性を持ちながらも軽量化を実現しています。シート高は835mmとなっており、多くのライダーにフィットするであろう高さとなっています。

※足つき性はシート高のみでは判断できません。シートの幅なども影響するので、やはり実際にまたがってみるのが一番です。

価格

2,599,000円 ※2023年9月時点

Arch417 Powersports様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

KTM 1290スーパーデュークGTのレビューを以下にまとめました。

項目詳細
乗り心地乗り心地は快適で、スムーズ。ただし、エンジンからの振動が感じられる。
ハンドルの感触ハンドルは高めで、好ましいツーリングポジションを提供。
走行感覚高速での走行も安定しており、コーナーでもスムーズに走行可能。ただし、バイクを深く傾けた時に多少の不安がある。
パワー強力な中間トルクを持ち、速い。
シフト感クイックシフターを備え、上下のシフトがスムーズ。
ブレーキBremboブレーキとABSを装備しており、効果的。
サスペンション前部はやや柔らかく、後部はさらに柔らかい。
その他の特徴大きなスクリーンを持ち、多くの情報を提供。しかし、それが気を散らす原因となる可能性もある。

KTM 1290スーパーデュークGTは非常に快適でパワフルなバイクであると言えます。特に、強力な中間トルクとスムーズなシフト感が強調されています。また、ハンドルの高さやツーリングポジションにより、長時間のライディングでも快適に過ごせることが強調されています。

一方で、いくつかの点で改善の余地があると指摘されています。例えば、エンジンからの振動が多く、特にVツインエンジンのために他のバイクよりも振動が多いと感じられること、また、サスペンションがやや柔らかく感じられることなどが挙げられます。

総合的に見て、このバイクは、パワーとテクノロジーを重視する経験豊富なライダーに向いていると言えます。

DSR様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

KTM 1290スーパーデュークGTのレビューを以下にまとめました。

項目詳細
乗り心地ペグが運転席の下にあり、膝にプレッシャーがかかる。長距離走行には不向きかもしれない。
ハンドルの感触ハンドルに前傾があり、手首に少しプレッシャーがかかる。
ウィンドスクリーン9段階の調整が可能だが、高さが不足しているため風の乱れが気になる。
サスペンションWP Apexの半アクティブサスペンションを採用。路面状況に応じて設定を変更可能。
シートシートは比較的快適。
ブレーキBremboスタイルのEMAを採用し、強力。
ミラー振動が少なく、肩越しに後方を確認しやすい。
ハンドリングコーナリングが正確で、ライダーの意図した方向にしっかりと向きを変える。
ギアシフト低い位置にあり、ニュートラルに入れにくいが、そこは調整可能。
エレクトロニクス大型のTFTスクリーン、LEDライト、コーナリングライトを搭載。
サウンドエキゾーストは見た目が良くなく、音も特別良くない。

このレビューでは、KTM 1290スーパーデュークGTのさまざまな側面について詳しく説明しています。乗り心地に関しては、ペグの位置やシートの形状により、膝にプレッシャーがかかると指摘しています。ハンドルの前傾により手首にもプレッシャーがかかると述べています。

ウィンドスクリーンは9段階に調整可能ですが、高さが不足しているため風の乱れが気になるとのこと。サスペンションはWP Apexの半アクティブサスペンションを採用しており、路面状況に応じて設定を変更できると評価しています。

ブレーキは非常に強力で、ミラーは振動が少なく後方を確認しやすいとの評価を受けています。ハンドリングは正確で、ライダーの意図した方向にしっかりと向くと述べています。

やや辛口の評価が散見されます。

ライバル車とその特徴

KTM 1290スーパーデュークGTのライバル車と特徴をまとめました。

車名特徴
BMW S 1000 XR
  • BMW S 1000 XR は、BMW のスーパースポーツ S1000RR をベースにしたアドベンチャーツアラーです。2020年にモデルチェンジされています。
  • 水冷 4 気筒 DOHC 4 バルブ 999cc で、最高出力 165PS(121kW)/11,000rpm、最大トルク 114Nm/9,250 rpm を発生します。
Ducati Multistrada V4S
  • ドゥカティ・ムルティストラーダV4Sは、スポーツ、アーバン、ツーリング、エンデューロの4つのカテゴリーで求められる性能を1台に凝縮したアドベンチャーモデルです。
  • 2021年にシリーズ第4世代へと進化し、軽量でコンパクトなV4グランツーリスモ・エンジンを搭載しています。低速走行時の取り回しが容易で、高さ調節可能なシートにより、日常ユースでも快適に走行することができます。

⇒⇒レビュー記事

Kawasaki Versys 1000 SE
  • 1043ccの水冷直4エンジンを搭載したオールラウンドツアラーです。ニンジャ1000SXをベースに開発され、アドベンチャースタイルと最新の電子制御デバイスを組み合わせています。
  • グリップヒーター、トラクションコントロール、クイックシフター、電子制御サスペンション、走行モード切替を標準装備しています。シートの高さは820mmです。

⇒⇒レビュー記事

Triumph Tiger 1200 GT PRO
  • トライアンフのタイガー1200GT PROは、2022年に発表されたオンロード向けのアドベンチャーバイクです。タイガー1200シリーズは、2022年にフルモデルチェンジされ、従来のXR系とXC系の2系統から、GT系とラリー系に変更されました。
  • 新開発の水冷並列3気筒1160ccエンジンを搭載し、ピークパワーは9psアップの150psを実現しています。燃料タンク20ℓ、車体重量245 kg、6速です。

各車両はハイテクな装備や力強いエンジン性能を持ち、長距離ツーリングにも対応可能な機能や安定した走行性能を提供しています。

デザイン面でも各車両は高い評価を受けており、それぞれのブランドの特色を反映した洗練されたデザインを持っています。

どんな人におすすめ?

KTM 1290スーパーデュークGTがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由
ツーリング愛好者KTM 1290スーパーデュークGTは長距離走行に適した快適な設計と高い性能を誇るため、ツーリング愛好者にぴったりのバイクです。
経験豊富なライダー高出力エンジンと先進的なテクノロジーを活かすことができる経験豊富なライダーに向いています。
スポーツ走行を楽しむ人スポーティなハンドリングと高性能ブレーキシステムが、スポーツ走行を楽しむ人にとって魅力的です。
高級バイクを求める人KTM 1290スーパーデュークGTは品質とデザインにこだわりが見られ、高級バイクを求める人におすすめです。

このバイクは、ツーリングを頻繁に行う人や経験豊富なライダー、スポーツ走行を好む人に向いています。高性能なエンジンやブレーキシステム、洗練されたデザインなど、高級バイクを求める人にもアピールする点が多いバイクです。

KTM 1290スーパーデュークGTに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKTMの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないKTMの他の車種をまとめました。

車名特徴
KTM 890 Duke R
  • KTM 890 Duke R は、2020年にミラノショーでデビューしたミドルクラスのネイキッドバイクです。790 Duke の後継機種で、790 Duke よりもハードなライディングを可能にした上位モデルです。
  • 890ccの並列2気筒エンジンを搭載し、116psのパワーと92Nmのトルクを発揮します。軽量でコンパクトなシャシーにより、600ccクラスに期待される俊敏性と、より大排気量ツインエンジンのパワフルさを備えています。

⇒⇒レビュー記事

KTM 1290 SUPER ADVENTURE S
  • KTMが製造するアドベンチャーモデルのフラッグシップです。1301ccの水冷4ストロークV型2気筒エンジンを搭載し、最高出力160PS、最大トルク138N・mを発生します。
  • アダプティブクルーズコントロールを標準装備した市場初のバイクです。
  • “R”と“S”のどちらが最高峰かという議論があるが、両車のフレームとエンジンは基本的に共通で、本格派オフローダーが“R”、オンロード走行主体が“S”という色分けがなされています。

まとめ

KTM 1290スーパーデュークGTは、洗練されたデザインと高性能なエンジンで多くのバイク愛好家を魅了しています。本記事では、バイクの詳細な特徴からスペック、価格に至るまで幅広く解説しました。また、海外メディアによる試乗レビューを通じて、実際の評価も紹介しました。

ライバル車とその特徴にも目を向け、KTM 1290スーパーデュークGTが市場でどのような位置づけにあるのかを詳しく見てきました。このバイクがどのような人におすすめなのか、ディーラーを訪れた人々が他のKTMの車種にも目を向ける可能性についても考察しました。

本記事を通じて、KTM 1290スーパーデュークGTに関する多くの有益な情報をご提供できたことを願っています。ご覧いただきありがとうございました。

Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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