自動車保険には契約を更新するたびにボーナスとして保険料を割り引く「継続割引」があります。
この割引を採用しているのは主にダイレクト自動車保険になります。
継続割引だけでなくインターネット継続割引などとの「合わせ技」により保険料がさらに安くなります。
このページでは継続割引を中心に契約を継続する際の特典について詳しく見ていきたいと思います。
しばらくお付き合いいただけると幸いです。
継続割引とは?

A社で契約していた人が翌年度もA社で契約を継続した場合に保険料が割引される制度、これが継続割引です。
保険会社にとっては顧客の囲い込みをはかるための1つの有効な手段となっています。
ただし、後でご紹介するように継続割引は保険会社によって割引の仕方が異なります。
細かい点は後回しにして、まずは同じ会社で契約し続ければ保険料が安くなる割引とご理解ください。
ただし、全ての保険会社が採用しているノンフリート等級制度による割引とはまったく別個の割引です。
継続割引を採用している保険会社一覧

割引の詳細は後にして、まず継続割引を採用している保険会社を一覧でご紹介します。
継続割引を採用している保険会社一覧 | |
ソニー損保 | 〇 |
イーデザイン損保 | 〇 |
そんぽ24 | 〇 |
JA共済(農協) | 〇 |
以下、各保険会社の継続割引の詳細です。
ソニー損保の継続割引

ソニー損保の継続割引 | |
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イーデザイン損保の継続割引

イーデザイン損保の継続割引 | |
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そんぽ24の継続割引

そんぽ24の継続割引 | |
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JA共済(農協)の継続割引

JA共済(農協)の継続割引 | |
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結局、どこの会社がおトクですか?

ここまで自動車保険の継続割引とその関連の割引についてご紹介してきました。
自分でご紹介しておきながらこんなことを言うのもヘンですが、この種の解説記事を書くたびにわたしはけっこう虚しい感情に襲われます。
つまり、このページをご覧いただいているみなさんのような保険ユーザーが最終的に知りたいのは、
「ところで、どこが一番おトクですか?」
ということだと思います。
確かに、価格.com利用者が必ずしも最安のショップで買い物するわけではないという調査があるように、自動車保険もただ安ければいいというものではありませんが、そうは言っても、まずは保険料を横並びにして各社の金額を最初に押さえておきたいと思うのが普通でしょう。
ところが、です。
継続割引にしてもインターネット割引にしても無事故割引や早割りにしても、そうした割引だけ取り上げて各保険会社の比較をしても、それだけではおトクかおトクでないかはわかりません。
最終的にトータルの保険料がいくらであるかは個々の割引金額の多い少ないだけでは判断できないからです。
百花繚乱の様相を呈している各保険会社の割引合戦を見ていると、結局のところ、こういう状況を最も喜んでいるのは一括見積もりサイトではないかと思ってしまいます。
実際その通りでもあります。
わたしのようにわかった風な顔をしてみなさんに自動車保険の解説をしている者も、みなさんから「ではどこがおトク?」と質問されたら、「一括見積もりサイトをご利用ください」と答えるしかありません(笑)。
だって、実際に見積もりを取ってみないとわからないんですから。
そういうわけで、当サイトでは以下の一括見積もりサイトをご紹介いたします。
※一括見積もりサイトでわかるのは1年目の保険料です。2年目以降の継続契約でも1年目に適用された割引が適用される会社と適用されない会社があるので、それを解説している当ページはその点ではお役に立つと思います。
ご覧いただきありがとうございました。