東京海上日動のドライブレコーダー特約(ドラレコ特約)「ドライブエージェントパーソナル」に関する口コミ・評判・レビューです。
ただし、このページでは「たった一人の口コミ・評判・レビュー」をご紹介します。
当ブログの管理人であるわたくしミスター乱視たった一人による口コミ・評判・レビューです。
わたくしが東京海上日動のドライブレコーダー特約を、競合する他の3社との比較を交えて、まさに丸裸にしています。
ドラレコ特約を選ぶ上で大きな判断材料がご提供できたと自負しています。
たった一人の口コミ・評判・レビュー
あくまでも一般論ですが、みなさんが「〇〇 口コミ」とか「〇〇 評判」などでネット検索した場合、ヒットするページのほとんどはステマです。
でも、このページはステマじゃありません。
「ステマやっている人が自分でステマと言うわけないのだから、そんなの信用できるもんか!」
とツッコミが入りそうですが、まあ、それはこのページをご覧になればおのずとわかることです。
みなさんの判断材料となるよう、東京海上日動のドライブレコーダー特約「ドライブエージェントパーソナル」を隅から隅まで丸裸にしています。
保険料は4社中で最安
自動車保険のドライブレコーダー特約を扱っている保険会社は4社あります。
東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上・あいおいニッセイの4社で、いずれも代理店型保険会社です。
通販型で扱っている会社はありません。
東京海上日動のドライブレコーダー特約の保険料は、月額650円、年額7,480円であり、これは4社中で最安です。
ドライブレコーダー特約:保険料比較 | ||
月払い | 年払い | |
東京海上日動 ドライブエージェントパーソナル | 650円 | 7,480円 |
損保ジャパン日本興亜 DRIVING! | 850円 | 9,720円 |
三井住友海上 GK 見守る車の保険(ドラレコ型) | 850円 | 9,700円 |
あいおいニッセイ タフ 見守る車の保険(ドラレコ型) | 850円 | 9,700円 |
間違いのないように念のために記しておきますが、ドライブレコーダー特約というのは、その名の通り「特約」なので、単体の商品として契約することはできません。
たとえば現在イーデザイン損保の自動車保険に加入している人が、その契約はそのままに、東京海上日動のドライブレコーダー特約を単体で契約する、こういうことはできません。
東京海上日動のドライブレコーダー特約に入りたい場合は、ベースとなる自動車保険(対人賠償・対物賠償・人身傷害など)も東京海上日動の自動車保険に入り、これに特約としてドライブレコーダー特約を追加する、こういう契約方法でなければなりません。
上記の保険料は、あくまでもドライブレコーダー特約部分の保険料になります。
専用ドライブレコーダーの機能・性能はバランスが取れている
東京海上日動でドライブレコーダー特約を付けた自動車保険に加入すると、2週間程度でダンボール箱が宅配便で送られてきます。
段ボール箱の中には、専用ドライブレコーダー本体・取り付け部品・マニュアルが入っています。
原則として、これを自分で車に取り付けます。
自分でできない人は、代理店や保険会社に相談すれば、取り付け業者を手配してくれます(工賃は契約者負担)。※5,000円前後が相場
さて、この専用ドライブレコーダーですが、カメラは車の前方を広角で撮影するタイプのもので、いわゆる前1カメラと呼ばれるドライブレコーダーです。
他の3社も同じく前1カメラです。
詳細なスペックを他社と比較すると下記の通りになります。
(スマホでご覧いただく場合は横位置でお願いします)
東京海上日動 | 損保ジャパン | 三井住友海上 | あいおいニッセイ | |
カメラの数 | 前方1カメラ | 前方1カメラ | 前方1カメラ | 前方1カメラ |
記録メディア | microSDカード | microSDカード | microSDカード | microSDカード |
録画時間(注1) | 約7時間30分 | 約10時間 | 約80分 | 約80分 |
秒間コマ数 | 15.5 | 10 | 27 | 27 |
音声録音機能 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
(注1)専用ドライブレコーダーに付属するマイクロSDカードによる録画時間です。マイクロSDカードは容量の大きなものに交換可能です(自費で)
ご覧のように、東京海上日動の専用ドライブレコーダーは、付属するマイクロSDカードの容量はまずまずですし、音声録音機能も付いていますし、秒間コマ数も15.5コマと充分な性能です。
秒間コマ数が5コマとか6コマというように少ないと、LED信号機の映像がチラついてうまく録画できないのですが、15.5コマなら大丈夫です。
損保ジャパンには音声録音機能がなく、三井住友海上とあいおいニッセイは付属するマイクロSDカードの容量が少なすぎます。
そういう意味で東京海上日動のドライブレコーダはバランスのいいスペックと言えます。
4社いずれのドライブレコーダーも、エンジンがかかっている間は常時映像を記録し続けます。
microSDカードの容量が一杯になりしだい、順次新しい映像が上書きされていきます。
事故で一定の衝撃を受けた場合は、事故前後10数秒間の映像を、常時記録する映像とは別ファイルで保存します。
別ファイルで保存された映像が、事故自動通報の際に同時送信され、事故の状況把握や事故解決に役立てられます。
運転中にリアルタイムでアラートを発する機能が充実している
専用ドライブレコーダーにはカメラ以外にGPSや加速度センサーが搭載されています。
こうしたセンサー類の働きによって、運転中のドライバーに様々な注意喚起を行う機能があり、東京海上日動では「事故防止支援サービス」と呼んでいます。
他の3社にも同様のサービスがありますが、東京海上日動は三井住友海上・あいおいニッセイと並んでこの機能が充実しています。
具体的には、走行中に次のようなアラートが発せられます。
- 前方に事故多発地点がある場合
- 走行車線を逸脱した場合
- 前車との車間距離が充分とられていない場合
- 急ブレーキ・急加速・急ハンドルといった運転操作をした場合
専用ドライブレコーダーのセンサーがこういった動き・状況を検知すると、警告音を発してドライバーに注意喚起します。
損保ジャパンはアラートを発する項目がやや少なく、三井住友海上とあいおいニッセイは東京海上日動よりもさらに多くの項目でアラートが出ます。
なお、このアラート機能はオン・オフの切り替えができるので、車内での会話や音楽を重視したい場面ではオフにすることも可能です。
あおり運転への対応は?
これは東京海上日動の専用ドライブレコーダーに限りませんが、カメラは車の前方のみを撮影するだけで、車内、車の横、車の後ろを撮影する機能はありません。
これでは「事故」に関してはほぼ問題なく役に立つでしょうが、「あおり運転」の証拠映像を記録するには、まったく役に立たないとは言いませんが、やや有効性が劣ると言えます。
2019年の夏に日本列島を震撼させた常磐自動車道におけるあおり運転殴打事件(宮〇文〇容疑者とガラケー女)の映像は、前方だけでなく車内や車の横の映像があったからこそ逮捕・立件にまでこぎつけたことはわたしたちの記憶に新しいところです。
したがって、理想を言うなら、ドライブレコーダーのカメラは360度を撮影記録できるものであって欲しいところです。
しかし、それにはコストもかかります。
そこで、各保険会社は「次善の策」として下記のような対策を打ち出しています。
あおり運転への対応 | |
東京海上日動 |
|
損保ジャパン |
|
三井住友海上 |
|
あいおいニッセイ |
|
東京海上日動の警備会社と通話できるサービスは、損保ジャパンのように家族に連絡が入るのに比べると、確かに安心感が高いと思います。
家族に映像や位置情報が通報されても、家族にだって自分の生活があるのですから、即座に対応できないケースも出てくるはずです。
その点、東京海上日動のように通報先が警備会社であれば、プロですから、即座に対応してくれます。
ただし、証拠映像を残すという点では、依然として前1カメラの映像のみなので、繰り返しになりますが、この点がやはり残念です。
三井住友海上とあいおいニッセイは、前後2つのカメラが付くことになり、360度カメラには及ばないものの、より有効性の高い証拠映像が残せると思います。
ただし、映像は残せるけれど、緊急事態への対応としてはやや不安が残ります。
ここは東京海上日動のように即座に警備会社と連絡が取れるサービスが付けば、ほぼ完璧ということになると思います。
ドライブレコーダーの360度カメラについて。
現在、ドライブレコーダーを大別すると3タイプに分かれます。
- 前1カメラ
- 前後2カメラ
- 360度カメラ
このうち、360度カメラはさらに2種類に分類できて、前1カメラに超広角室内カメラ(窓を通してクルマの横や後方も撮影)をプラスしたものと、1台のカメラで360度の超広角映像を撮影するもの、この2タイプがあります。
基本機能は実は4社ほぼ共通
ドライブレコーダー特約を採用している4社のサービス内容を見ると、4社共に3つの基本サービスから成り立っていて、この3つの基本サービスの内容はほぼ共通です。
- 事故発生時の自動通報・事故画像の自動送信機能
- 運転中にリアルタイムで警告を発する機能
- 運転操作レポート機能
各社それぞれ微妙に名称は異なりますが、上の3つの機能は4社共通です。
ここまで東京海上日動のドライブレコーダー特約を、他社との相違点を交えてご案内してきましたが、3つの基本機能は実はほぼ共通です。
とは言え、各社のサービス内容をより詳細に見ていくと、わたしの目からは「ほぼ同じ」と思えるものであっても、人によっては「この違いは大きい」と受け止める方もいらっしゃるでしょう。
このあたりは「10人10色」の言葉通り、やはり人それぞれです。
4社徹底比較
下記のページではドライブレコーダー特約を採用している4社のサービス内容を徹底比較しています。
ぜひ参考になさってください。
4社を個別に詳細解説
下記のページでは4社のドライブレコーダー特約を個別に詳細解説しています。
気になる会社があったら、ぜひ参考にしてください。
ご覧いただきありがとうございました。