ポルシェ992はかっこ悪い?先祖返りしたからこそ「いつ見ても911そのもの」

<当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています>



【記事丸わかり】

  1. モデルチェンジと評価:2018年にモデルチェンジを行ったポルシェ911の第8世代であるポルシェ992は、デザイン変更により「かっこ悪い」との声もあるが、実際は深い魅力がある。
  2. デザインの特徴:新型992はフロントボディがワイドになり、ホイールアーチが迫力を増し、「メガっぽくなった」という評価も。伝統的な911のデザインを現代的に洗練させた。
  3. 先祖返りの意味:992は「先祖返り」と評されることが多く、初代911のデザイン要素を取り入れ、アナログスイッチを残すことで伝統を尊重している。
  4. 先進の安全システム:最新の安全技術が取り入れられており、「ウェットモード」やアダプティブ・クルーズ・コントロールなどの機能が搭載されている。
  5. 過去と現代の融合:伝統を重んじながらも、現代のテクノロジーとの融合により、タイムレスマシンとしての位置づけ。多くのファンからは過去の911と比較してその魅力を認める声が多い。

ポルシェ992はかっこ悪い?先祖返りしたからこそ「いつ見ても911そのもの」

Porsche 911[992] Carrera 4S:Wikipedia

ポルシェ911の第8世代として登場したポルシェ992。2018年にモデルチェンジを実施し、多くの期待が寄せられました。

 

しかし、最新モデルに対して「かっこ悪い」との評価も散見されています。

 

本記事では、992が「かっこ悪い」と言われる理由と、先祖返りした992が持つ魅力について解説します。

※ポルシェ911と992について。「ポルシェ911」が車名であり、2018年から製造・販売されている8代目モデルを指すコードネームが992です。⇒⇒ポルシェの秘密コード:モデル名と型式番号の意味

992に対するクチコミを調査

  • テールパイプがださい
  • ナンバープレートの位置が高い
  • フロントバンパーの質感が安っぽい
  • ステアリングも派手さがなくつまらない
  • 乗用車的でおもしろくない
  • 運転中のモード切替がアナログ
  • ナビの操作はいまひとつ
  • 991の方がよかった

 

このようにポルシェ992に対して、デザイン面や操作機能においていくつかの不満点がありました。中でも、一部の人からは、先代モデルの991の方がよかったという意見も見受けられています。

かっこ悪いと言われる理由

ネット上のクチコミから、992がかっこ悪いと言われる理由を紐解きます。

従来の911とは異なる洗練されたデザイン

新型992は先代の991からモデルチェンジされたことで、より洗練されたデザインとなりました。992のエクステリアは、長くフラットなフロントフードや鋭い角度のフロントウィンドウ、リアに向かって伸びるラインが特徴的です。

992前

992後

新型はフロントボディがワイドになり、迫力を増したホイールアーチが特徴的で「メガっぽくなった」という声もあります。このような現代的で洗練されたデザインは、従来の911のデザインを好んでいた人にとっては、違和感を覚える人もいるようです。

991前

991後

 

初代911を復活させた「先祖帰り化」

不満の声の中には、

 

  • ステアリングが物足りない
  • インテリアが安っぽい
  • 操作性がいまひとつ

 

といった声が聞かれます。このような意見の背景には、歴代の911のデザインや操作性が今回の992に継承されていることが関係しています。

 

例えば、センターコンソールとダッシュボードが分かれたセパレート型デザインは、初代911の特徴を踏襲したもの。また、現代のクルマに敢えてアナログスイッチを残したことで、ポルシェが誇る歴代スポーツカーならではの特徴的なデザインを演出しています。

◎992のインテリアはこちらの動画でたっぷりご確認ください。

このようにポルシェ992は、過去の伝統を引き継ぎつつ、現代のテクノロジーと融合させた結果、一部の人々には「かっこ悪い」という印象を持たれていると考えられます。

先祖返りした992の魅力

先祖帰りした992の魅力を紐解いていきましょう。

時代を超えて愛されるタイムレスデザイン

生まれ変わった新型ポルシェ992は、旧モデルを尊重した「タイムレスマシン」と言われています。エクステリアは名車930をオマージュしています。

Porsche 911 Turbo (930):Wikipedia

インテリアについては初代911を思わせるデザインで飾られ、過去のポルシェを彷彿とさせる装いに。まさに原点回帰した992は、「過去の伝統と現代の革新」が見事に融合した車です。

軽量化したボディ

ポルシェ992は、軽量化を積極的に取り入れたモデルです。今回の992は、ボディサイズが大型化しているにもかかわらず、車体重量は1,580kg(カレラ4)と軽量化を実現しています。

 

この軽量化により、ドライバーはよりダイナミックな運転体験が楽しめます

先進の安全システムを装備

ポルシェ992は、伝統を重んじたクルマですが、その中身には最新の安全技術が装備されています。車間距離制御装置である「アダプティブクルーズコントロール」は、長距離運転での疲労軽減につながります。

 

さらに、世界初の新開発「ウェットモード」は、濡れた路面を自動的に検出し、ドライバーに危険性を警告するシステム。その他にも、レーンキープアシストやナイトアシストなど、先進の安全システムが搭載されています。

主な運転支援機能
  • ウェットモード
    • 悪天候下での安定性を高める新機能
    • ウェット路面を検知して安定性重視の設定に切り替わる
  • PSM(車両姿勢制御装置)
    • ウェットモード利用時に安定性重視の設定に切り替わる
  • 衝突被害軽減ブレーキ
    • 標準装備
  • 緊急自動ブレーキ
    • 標準装備
  • ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
    • オプションで選択可能
    • 完全停止・再発進機能付き
  • レーンキーピングアシスト
    • オプションで選択可能
  • ナイトビジョン
    • 熱探知カメラを使用して夜間の走行時に人や動物を検知し、その存在と位置をドライバーに知らせるための機能。
    • オプションで選択可能
  • サラウンドビュー&パークアシスト
    • 車両を真上から見たような映像で周辺の確認を容易にする
    • オプションで選択可能

まとめ

<ポルシェ992はかっこ悪い?先祖返りしたからこそ「いつ見ても911そのもの」>というテーマに沿って解説しました。

以下、記事のまとめです。

  1. 先祖返りした992は、伝統的な911のデザインを現代的に融合。
  2. 一部からはデザインに対する「かっこ悪い」との声もあるが、多くはポジティブな評価
  3. 伝統的な911のデザインを好む人々には、992の変更が違和感を与える場合がある。
  4. 992はタイムレスマシンと称され、名車930へのオマージュが含まれている。
  5. インテリアは初代911を彷彿とさせるデザインで、過去のポルシェを思わせる。
  6. 軽量化を実現し、ボディは大型化しているにも関わらず車体重量は軽い。
  7. 最新の安全技術が搭載され、アダプティブクルーズコントロールなどが利用可能。
  8. ウェットモードなどの新機能が悪天候下での運転を支援。
  9. 緊急自動ブレーキナイトビジョンなど、高度な運転支援機能を備えている。
  10. 新しいデザインと最新機能の導入により、992は革新と伝統の融合を示している。
グレース泉
この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

こちらの記事も読まれています