ポルシェ・マカン大解剖レビュー・口コミ・評価:「後悔する」「維持費どれくらい」を検証!

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ポルシェ・マカン大解剖レビュー・口コミ・評価:「後悔する」「維持費どれくらい」を検証!

ポルシェ・マカン(2014年):Wikipedia

高級SUVの代名詞とも言えるポルシェ・マカン。スポーツカーの血統を色濃く受け継ぎつつも、日常の足としての快適性や機能性を兼ね備えているこの車について、多角的に解剖してみたいと思います。

本稿では、マカンの魅力だけでなく、所有することの現実にも迫ります。ほぼ同じサイズで競合する車種、スペック、価格に始まり、実際のオーナーの声を取り入れたレビュー分析を通じて、その評価の真偽に迫ります。

とりわけ維持費用についても深堀りし、実際にマカンを選ぶべきか否か、その答えを探ります。自動車ファンならずとも気になる内容を詰め込んだこの記事、ぜひ最後までご覧ください。

どんなクルマ?

ポルシェ マカンは、日本では2014年2月に予約注文がスタートしたポルシェ初のSUVです。メディアでは「ポルシェ初のコンパクトSUV」というように紹介されることがありますが、サイズは、

全長4726㎜×全幅1922㎜×1621㎜

です。幅が1922㎜あるクルマを「コンパクト」と表現するのは、たとえそれが世界基準ではそうであっても、実に不適切です。※私もつい使ってしまいがちですが(反省)

要するに、日本ではかなりでっかいクルマです笑。

ポルシェ・マカンとほぼ同じサイズのクルマ

ポルシェ・マカンのサイズは、全長4726㎜×全幅1922㎜×1621㎜です。これとほぼ同じくらいのサイズで形状も似た車をまとめました。

車種全長全幅全高
ポルシェ マカン4,726mm1,922mm1,621mm
BMW X44,765mm1,920mm1,620mm
ベンツ GLCクーペ4,740mm1,890mm1,605mm
アウディ Q54,680mm1,900mm1,665mm
ジャガー F-PACE4,745mm1,935mm1,665mm
ランドローバー ディスカバリースポーツ4,595mm1,905mm1,725mm
レクサス NX4,660mm1,865mm1,660mm

スペック

ポルシェ・マカン(ベースグレード)の主要なスペックです。

新車価格838万円
新車販売状況販売中
駆動方式4WD
型式3BA-J1NT-95BAU1
燃料ハイオク
燃料タンク容量65L
排気量1,984cc
トランスミッション7DCT
乗車定員5名
ドア数5ドア
燃費(WLTCモード)10.1km/L
最小回転半径6.0m
最高出力195kW[265PS]/6800rpm
過給機ターボチャージャー
全長4,726mm
全幅1,922mm
全高1,621mm
ホイールベース2,807mm
最低地上高(未積載時)202mm
車両重量1,845kg
荷室容量(リアシート立)488L
荷室容量(リアシート倒)1,503L

価格

ポルシェ・マカンの価格帯です。

838~1295万円

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「ポルシェ・マカン大解剖レビュー・口コミ・評価:「後悔する」「維持費どれくらい」を検証!」です。

検証するには材料が必要です。

まず、ポルシェ・マカンに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • インテリアにやや古さを感じる
  • 小銭入れるボックスがない
  • 買い物袋をひっかけるフックが欲しい
  • 夏はシートが非常に熱くなる
  • サンシェードが必要で追加の出費が発生
  • 市街地の燃費が6kmと低め
  • 高速の燃費も10kmと期待していたほどではない
  • 渋滞時の燃費が5kmと低下
  • 立体駐車場に入らないなどのトラブルがあった
  • 停止中の車を抜かすタイミングでの緊急ブレーキ発動が不意でビックリした
  • 良いエンジン音が外に漏れず、もっとバラバラとした音が欲しいと感じた

 

  • 音や加速が平凡
  • 乗り心地が悪い
  • 振動がまともに入ってくる感じで不快
  • PASMなしは硬すぎる
  • 燃費が良くない
  • スポーツエギゾーストが無くて音が大人しい
  • 半クラ時にガタガタ振動がする
  • ブレーキがカックンとなりやすい
  • タイヤのロードノイズが大きい
  • エアコンから異音がする
  • オーディオの再生時間にバグがある
  • 運転席の左足スペースが狭い
  • レザーパッケージが人工皮革で質感がいまいち
  • シートの移動幅が小さい
  • プレミアムパッケージが後席にとって必要性が低い
  • アダプティブエアサスが期待ほどの差を感じない
  • PTV Plusの効果が分かりにくい
  • スポーツエギゾーストの変化が少ない
  • PDLS Plusの必要性が低い
  • レーンキーピングアシストの効果が限定的

 

  • GTステアリングホイールが小さすぎると感じる
  • ストレージパッケージの追加スペースが限られている
  • ストレージパッケージのポケットのデザインが気に入らない
  • 標準のオーディオシステムの音質が平凡である
  • エンジン音やロードノイズが気になる
  • リアシートが狭く、大人が快適に乗るには不向き
  • 燃費が良くない
  • 最新モデルの価格が高いと感じる

 

  • 荷室が狭い
  • ペットカートを折りたたんで載せるといっぱいになる
  • ナビゲーションの使い勝手が良くない
  • ポルシェコネクトの機能に満足していない
  • 取扱説明書が不十分で、詳細をネットに載せてほしい
  • 自動駐車機能についての説明がなく、営業マンも使い方が分からない
  • 高速走行以外では乗り心地が硬すぎて突き上げを感じることがある
  • 車幅が広すぎて都内の機械式パーキングに停めにくい
  • 左後フェンダー下が死角になり気を使う
  • Audi製エンジンのため、サウンドが大人しい
  • Apple Carplayの接続が不安定
  • アイドリングストップが余計なところで介入してくる
  • 後席が狭い
  • 内装のタッチ式スイッチに賛否がある
  • スポーツシートのサイド張り出しが乗り降りの障害になることがある

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

機能性の問題点

  • 車内収納についての不満が散見される。小銭を入れるボックスの不在や、買い物袋を引っかけるためのフックの不足が指摘されている。
  • 日常利用時の不便さを訴える声が多く、荷室の狭さやナビゲーションの使い勝手の悪さ、ポルシェコネクトの機能への不満などが含まれている。
  • 運転席の左足スペースやリアシートについての不満が見受けられる。

乗り心地と機能

  • 乗り心地が悪い、振動が強いといった意見がある。PASM(ポルシェ アクティブ サスペンション マネージメント)の非装備車では硬すぎるとの声も。
  • アダプティブエアサスペンションやPTV Plus(ポルシェ トルク ベクタリング プラス)、PDLS Plus(ポルシェ ダイナミック ライト システム プラス)などのオプション機能に対して、期待したほどの効果を感じられないといった意見がある。

性能面の問題点

  • 燃費に対する不満が目立ち、市街地、高速、渋滞時といった異なる状況での燃費の低さが指摘されている。
  • アクセルレスポンスやブレーキング、ハンドリングに関連した問題もあり、緊急ブレーキの不意な発動が指摘されています。

音響・内装の品質

  • エンジン音やエキゾーストノートに対する不満が存在し、外に漏れる音が物足りない、あるいは大人しいと評されている。
  • 内装品質に関しても、レザーパッケージの人工皮革の質感がいまいちといった意見や、タッチ式スイッチに賛否がある。

利便性の不足

  • 車内の収納スペースが限られている、デザインが気に入らないといったストレージパッケージへの不満が述べられている。
  • 取扱説明書の不十分さや、自動駐車機能の説明不足、さらには営業マンも使い方が分からないといった情報提供の問題がある。

外部機能とインターフェース

  • シートの移動幅の小ささ、サンシェードの必要性と追加コスト、シートの熱さなどに不満が寄せられている。
  • Apple CarPlayの接続の不安定さやオーディオのバグなど、車内のインターフェースに関する問題が指摘されている。

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はポルシェ・マカンに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。※買い物袋を吊るすフックが欲しいって、軽自動車の話みたいで面白かったです笑。いろんな人がいますね。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、ポルシェ・マカンに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • Tのグレーパーツが実際に見てオシャレ
  • エンジン性能に過不足なし、日常ではパワー不足を感じない
  • X3と比較して走行性能が大きく異なり、首都高のカーブでも安定
  • 乗り心地が良い、ちょっと固めだがスポーティさと相殺で許容範囲内
  • 東京都内での燃費が8km/lで許容範囲
  • 価格が高いが同等クラスと比較して妥当、ブランド価値の上乗せは少ない
  • エクステリアが素敵、特にテールが良い
  • アナログメータがかっこいいと感じる
  • 市街地、高速、山道どこでもエンジン性能が良好
  • コーナリングがSUVらしく良好
  • 自動でハンドルを切るサポートが便利
  • 長距離運転も楽で、ロードノイズが気にならない
  • モード変更やアクセルを踏み込むと楽しい
  • 近所の人から羨ましがられるほどの魅力を持つ

 

  • 不満点がほとんどなく大満足
  • PASM付きは非常に快適
  • ポルシェ本来の乗り心地
  • 6気筒エンジンの音は良いし力強い加速
  • 低速でのクラッチのつながりがスムーズ
  • ステアリングが軽くて扱いやすい
  • ブレーキのフィーリングが良い
  • 運転しやすくて動きが洗練されている
  • 価格相応の高い質感がある
  • Sモデルがおすすめで、価格差があっても価値あり
  • リセール価値が高い
  • 21インチ GT Design ホイールが推奨される
  • エクステリアパッケージで高い質感
  • インテリア素材のエクステンデッドが推奨される
  • アダプティブエアサスで乗り心地が良くなる
  • スポーツクロノで性能を100%引き出せる
  • PDLSは標準搭載で優れている

 

  • マフラー音がスポーツモードで素晴らしい
  • デザインがスタイリッシュでカッコいい
  • インテリアがシンプルで高級感がある
  • エンジン性能が素晴らしく、クイックレスポンス
  • 走行性能に満足していて、他の車には乗れないと感じる
  • 乗り心地が硬すぎず快適
  • リセールバリューが良い
  • 家族がいない夫婦やカップルに最適な車
  • 電動化に対する期待感

 

  • 車の剛性が高い
  • サスペンションが固めでちょうど良い
  • 同じ車をあまり見かけないのでレア感がある
  • 高速道路での遠出に最適
  • 2リッターターボでも十分な動力性能
  • 新色カッパールビーメタリックがシックで気に入っている
  • Macan Tがレアである
  • デザインがポルシェらしくて好き
  • 取り回しも良く、しっかりとスポーツカーらしい走りをする
  • スポーツエキゾーストの音が気持ち良い
  • スポーツ+モードでのPDKの変速が鋭く、ポルシェの魅力を味わえる
  • 外装色クレヨンがお気に入り
  • 2.9L V6エンジンが十分なパワーを持ちつつ、ノーマルモードではジェントル
  • 燃費が比較的良い
  • 助手席に乗っても不快な突き上げが少ない

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

デザインとスタイル ポルシェ・マカンは、エクステリア、とりわけテールデザインで好評を得ている。内装の古さを味わいと捉える声や、アナログメーターがかっこいいという意見がある。新色のカッパールビーメタリックや外装色クレヨンの選択肢も魅力の一つとされており、デザイン面で個性を発揮している。

走行性能と乗り心地 マカンは市街地、高速、山道を問わずエンジン性能が高く評価されており、2リッターターボエンジンでも十分なパワーがあるといった意見がある。スポーツ+モードでのPDKの変速反応の鋭さや、スポーツエキゾーストの音が走行の楽しさを増している。また、首都高のカーブなどでも安定性が高いとされ、SUVでありながらコーナリング性能も良好だという。走行モード変更やアクセルの踏み込みによるドライビングの楽しさも指摘されている。

パフォーマンスと快適性 PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント)搭載車は快適であり、アダプティブエアサスペンションによって乗り心地が向上していると評されている。スポーツクロノパッケージを通じて車両の性能を最大限に引き出すことができるとも言われている。加えて、6気筒エンジンの力強い加速やその音質も好評価を受けている。

価格と価値 価格に関しては、高いが同等クラスと比較して妥当であり、ブランド価値の上乗せは少ないと感じられている。Sモデルは価格差があってもその価値があるとされ、21インチのGT Design ホイールや高質感のエクステリアパッケージ、インテリア素材のエクステンデッドオプションが推奨されている。リセールバリューが高い点もポジティブな評価となっている。

利便性と特別感 自動でハンドルを切るサポートなどの運転支援システムの便利さ、長距離運転のしやすさ、ロードノイズの少なさが好評である。また、マカンTのように見かけることが少ないモデルはレア感があり、所有する魅力があるとされている。取り回しの良さや、家族がいない夫婦やカップルに最適な車であるという意見も見受けられる。

環境への配慮 電動化への期待感が述べられており、燃費については都内での8km/lが許容範囲との声もあるが、ここでは詳細な意見は見受けられない。

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はポルシェ・マカンに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、ポルシェ・マカンに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところポルシェ・マカンのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。


  • かっこよく、よく走り、しっかりと止まる車として高評価
  • 細かい不満点はあるものの、全体的にはポルシェ・マカンの性能と魅力に満足している
  • 使い勝手や快適性を考慮した上での満足度が高い

 

  • Sモデルに乗り換えることで満足度が大幅に上がる
  • PASMは3型マカンにおいて必須である
  • オプションは慎重に選ぶべきで、必要ないものは省くべき
  • カイエンと比較してもマカンの質感と運転の楽しさは高く評価

 

  • 家族での使用には少し狭さが問題になるが、それ以外では非常に満足している
  • 価格に関してはリセールバリューが良いため納得感がある
  • ポルシェ初心者でもその性能の高さに驚かされる

 

  • 車のバランスが絶妙で非常に良い
  • デザイン、走行性能、快適性のトリプルバランスが取れている
  • 家族四人でも十分なスペースと性能
  • 911やケイマンなどの2ドアスポーツカーに比べても満足度が高い
  • ファーストポルシェとして非常に満足している
  • SUVでありながら、しっかりとスポーツカーとしての性能を持っている

「後悔する」「維持費どれくらい」を重点的に分析

この記事のテーマは「ポルシェ・マカン大解剖レビュー・口コミ・評価:「後悔する」「維持費どれくらい」を検証!」というものです。

テーマの重点項目である「後悔する」「維持費どれくらい」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

「後悔する」

マカンのオーナーの皆さんの満足度は非常に高く、購入したことを後悔する声はほぼありません。ただし、購入後に気づく様々な改善点というものは当然あります。下記に列挙したものは「否定的・ネガティブなレビュー」でご紹介したものです。重複しているので、すでにご覧になっている方はスルーしてください。
インテリアの古さ、小銭入れの不在、買い物袋フックの欠如
シートの熱さ、サンシェード必須、燃費の低さ
渋滞時の燃費低下、立体駐車場のトラブル
緊急ブレーキの不意な発動、エンジン音の不満
乗り心地の悪さ、振動の不快感、PASMの硬さ
スポーツエギゾーストの欠如、半クラ振動
ブレーキの不快な感触、タイヤのロードノイズ
エアコン異音、オーディオのバグ、運転席の狭さ
人工皮革の質感、シートの移動幅、プレミアムパッケージ
アダプティブエアサス、PTV Plus、スポーツエギゾースト
PDLS Plus、レーンキーピングアシストの限定的効果
GTステアリングホイールの小ささ
ストレージパッケージの限られたスペース
ストレージデザイン不満、標準オーディオ音質
エンジン音、リアシートの狭さ、最新モデルの価格
荷室の狭さ、ペットカートの収容問題
ナビゲーション操作性、ポルシェコネクト機能
取扱説明書の不十分さ、自動駐車機能の不明確さ
乗り心地の硬さ、都内駐車の難しさ
死角の問題、Audi製エンジンの音質
Apple Carplayの接続不安定、アイドリングストップの介入
後席の狭さ、内装スイッチに賛否、スポーツシートの不便さ

「維持費どれくらい」

(Aさんの事例)

マカンのベースグレードを新車購入したAさんの年間維持費の実例です。

  1. 自動車保険料:126,000円
  2. 駐車場料金:96,000円
  3. ガソリン代・高速料金:302,720円
  4. 点検費用:97,000円
  5. 修理費用:0円※故障があっても新車保証でまかなえる

【年間合計】621,720円①

上記以外に、ローン支払いが年間1,284,000円②あります。

したがって、年間にお財布から出ていく合計額は、1,905,720円(①+②)です。

さらに、新車から3年後には車検があります。

車検費用は、法定費用と部品代・検査整備費用を含めて、20万~30万が予想されます。

なお、新車や認定中古車で購入した場合は、保証が付くので、保証がある間の故障については実費負担は生じません。しかし、保証が切れた後は部品代や交換工賃が実費となり、日本車の1.5倍~3倍程度の費用が発生すると思います。

長期ローンを組んだ場合は、保証が切れた後もローンの支払額は変化しないので、故障の際の支払額が上記維持費に上乗せされることになります。

保証が切れる頃にローン支払いも終了するプランであれば、保証が切れた後に生ずる修理費用等は、それまでローンに支払っていたものを振り向けることができるため、それほどの負担にはならないと思います。

また、ローンではなく現金一括払いのケースなら、事情はずいぶん変わってきます。

幸い、現状ではマカンのリセール価格は高値安定しているようなので、いざというときの安心感はあると思います。※「困ったら売ればなんとかなる」

一般的に、車は年収の半分程度が適切と言われていますが、ポルシェのような趣味性の高いクルマの場合、この一般論は通用しないケースがしばしば見受けられます。

ポルシェマカンのベースグレードは838万円ですが、これと同じか少し下回る年収でも頑張って購入している方もいらっしゃるようです。

というか、アルファードなども20代30代の購入者が多く、年収を超える額で購入しているケースも珍しくはありません。

いずれにしても、そうであればなおさらですが、新車保証、認定中古車保証は必須です。保証のない格安のポルシェは「安物買いの銭失い」となるのはほぼ確実です。

レビューサイトの平均評価点のご案内

ポルシェ・マカンが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はクルマ選びにはあまり参考になりません。

いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。

※2023年11月6日時点

上記平均評価点の分析結果

みんカラ価格コムにおけるポルシェ・マカンの評価は非常に高いことがわかります。みんカラでの4.66点と価格コムでの4.53点という平均評価点は、5点満点中で見れば、ユーザーの満足度が相当に高いことを示しています。評価点の高さは、車のパフォーマンス、デザイン、快適性、使い勝手など、多くのユーザーが重視する基準をポルシェ・マカンが満たしていると捉えられます。

ライバル車とその特徴

車種特徴
BMW X4
  • 852~990 万円
  • BMW X4は、BMWが提唱するスポーツ・アクティビティ・クーペ(SAC)の1つです。X3をベースに開発され、X6をひと回り小さくしたSUVとして人気があります。BMW X4のエクステリアは、ダイナミックでありながらクーペの流麗さも兼ね備えた精悍なデザインが魅力。

⇒⇒レビュー記事

ベンツ GLCクーペ
  • 839 万円
  • メルセデス・ベンツ GLC クーペは、SUVのGLCをベースにしたクーペモデルです。SUVらしい存在感とクーペとしてのスタイリッシュな要素を融合したデザインが特徴で、スポーティな印象を高めています。

⇒⇒レビュー記事

アウディ Q5
  • 716~808 万円
  • アウディのSUV「Q5」は、広い車内空間とパワフルで高効率なエンジンが魅力です。スポーティさを追求しながらも、洗練された都会的な雰囲気が特徴です。

ジャガー F-PACE
  • 907~1760 万円
  • ジャガー F-PACEは、ジャガー初のSUVとして2016年から販売されているハイパフォーマンスSUVです。スポーツカーのDNAを持ち、パワフルで俊敏な走りをイメージさせるフォルムを備えています。
ランドローバー ディスカバリースポーツ
  • 778~1016 万円
  • ランドローバーのプレミアム・コンパクトSUVです。見た目はスタイリッシュですが、オフロード走行は得意種目で、かなり本格的な車です。
レクサス NX
  • 455~753 万円
  • レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVです。トヨタのC-HRとプラットフォームを共用しており、ボディは小さいですが張り出したフェンダーで迫力のあるスタイルが特徴です。

⇒⇒レビュー記事①

⇒⇒レビュー記事②

どんな人におすすめ?

ポルシェ・マカンがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由
スポーツカー愛好家ポルシェ伝統の走行性能とスポーツカーとしての質感をSUVで求める方に適合
デザイン重視のドライバーダイナミックなデザインと上質なインテリアを好む方向け
テクノロジー愛好家先進の運転支援システムやインフォテインメントシステムを重視する方に合致
アクティブライフスタイルの人荷室の広さと多様な機能性を必要とするアウトドア活動が多い方に適している
安全性を重視するファミリー安全性に対する高い基準と充実した安全装備を求める家族に適合
ポルシェじゃなきゃ嫌だという人燦然と輝くポルシェブランド以外に興味がない人向け

ポルシェ・マカンに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないPorscheの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないPorscheの他の車種は下記の通りです。他の車種に行く前に、まず同じマカンのグレード間で迷うと思いますが。

車名特徴
マカンT
  • 901万円
  • マカンTは、より軽快な走りが楽しめるグレードとして登場しました。
マカンS
  • 1073万円
  • マカンSは、より走りを重視した高性能グレードのモデルです。ポルシェのスポーツカーらしいパワフルな走りと、高い実用性を兼ね備えています。2894cc、380馬力のパワーです。
マカンGTS
  • 1295万円
  • 最高出力440PS、最大トルク550Nmを発生します。0-100km/h加速は4.3秒、最高速度は272km/hです。
タイカン
  • 1286~2609 万円
  • ポルシェ初の量産バッテリー電気自動車(BEV)です。2019年にワールドプレミアされ、日本では2020年に発売されました。乗車定員は4名ですが、オプションで5人乗りを選ぶこともできます。
パナメーラ
  • 1305~3094 万円
  • ポルシェ初の4人乗りセダンです。ファストバックスタイルを取り、0-100km/h加速が4秒を切るモデルもあるなどスポーツカー的な側面も見られます。デザイン、走行性能、実用性どれをとってもユーザーから高い評価を得ています。

まとめ

「ポルシェ・マカン大解剖レビュー・口コミ・評価:「後悔する」「維持費どれくらい」を検証!」のテーマで解説してきました。

ポルシェ・マカンに関する深い掘り下げを行い、そのリアルな姿を浮かび上がらせました。競合車種との比較から、マカンの立ち位置が明確になりましたし、スペックや価格、さらにはオーナーのリアルな声からの評価分析を通じて、この車の真価を探求しました。

また、懸念される維持費についても、具体的な数字を交えて考察しました。購入を考える際の参考になったでしょうか。最後に、ポルシェのラインナップの中で他に目が向く可能性のある車種にも触れてみました。あなたにとって最適なポルシェはどれでしょうか。

この記事が、あなたの車選びの一助となれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。

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Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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