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【記事丸わかり】
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名探偵コナンは名車揃い!黒の組織メンバー「ジン」のポルシェ356Aに迫る
ポルシェ356A(1955年-1959年):Wikipedia
名探偵コナンの作者「青山剛昌先生」は、クルマ好きとして知られており、劇中には実在する名車がキャラクターたちの特徴に合わせて登場しています。本記事では、黒の組織のメンバー「ジン」の愛車であるポルシェ356Aの魅力に迫ります。
作品内で印象的な車両もご紹介しますので、青山先生が描く名車の魅力を楽しんでくださいね。
ポルシェ「356A」とは
名探偵コナンで、黒の組織幹部であるジンの愛車と言えばポルシェの「356A」。こちらの章では、ポルシェ「356A」の魅力について解説します。
356Aは60年前のクラシックカー
ポルシェ356Aは、1955年から1959年まで製造されたポルシェのスポーツカーです。ポルシェ356シリーズは、ポルシェのスポーツカーの原点とも言われているモデル。
ポルシェ356Aは、その美しい流線型のデザイン、優れた操縦性と、高品質なドイツ製高級車として高く評価されています。そのため、クラシックカーファンにとっては特に魅力的な存在です。
独特の呼び名「アマガエル」
ジンは愛車のポルシェ356Aを「アマガエル」と呼んでいます。コナンファンからは、
- ポルシェの形状がアマガエルの体型に似ているから?
- ジンがアマガエルの鳴き声が好きだから?
など、さまざまな憶測が飛び交っています。また、作中では愛車の周りにたくさんの足跡があることから、ジンが「ドイツのアマガエルも偉くなったもんだ」と発言するシーンもありました。
ジンはポルシェ356Aに独自の名前をつけることで、愛車への愛情を示しています。しかし、その一方で、彼は新一の身体を縮ませる薬を飲ませるなど、冷酷な人物像を想起させます。
黒の組織=「ブラック」がカギ
黒の組織は黒を基調とした服装をしており、組織のシンボルマークも「黒」です。ポルシェ356Aは、黒の組織になぞらえて漆黒のブラックカラーを愛用しています。
そのため、ジンの愛車は黒の組織に結びつく重要な存在であることを示しています。
野太いエンジン音=ジンのポルシェ
ジンのポルシェ356Aは、野太いエンジン音が特徴です。このエンジン音は、ジンの冷酷な性格や黒の組織の危険性を象徴しています。※ただ、とても魅力的なエンジン音です。
彼は組織の任務を遂行するため、手段を選ばず人を殺すことも厭いません。このエンジン音は力強さや凶暴さを連想させ、ジンの冷酷な性格を際立たせている存在と言えるでしょう。
名探偵コナンに登場する名車を紹介
名探偵コナンに登場する車は、登場人物の特徴を結びつける貴重な存在であり、コナンの世界を彩る重要な要素となっています。こちらの章では、作中に登場する名車をご紹介します。
阿笠博士の愛車「ビートル」
さまざまなメカを発明してコナンを助ける阿笠博士の愛車は、フォルクスワーゲン「タイプ1」。1938年にドイツの大衆車として誕生し、「ビートル」の愛称で親しまれています。
フォルクスワーゲン・タイプ1:Wikipedia
ビートルは、コナンと蘭が事件現場に駆け付けたり、阿笠博士がコナンを連れてドライブに行ったりと、作中によく登場します。また、エンストやパンクなど故障を起こすことが多く、これが引き金となって事件に巻き込まれることも。
このように、ビートルはコナンの作品に欠かせない存在であると言えるでしょう。
青山先生の愛車「RX-7」
名探偵コナンの作者である青山剛昌氏は、マツダのスポーツカー「RX-7」の愛好家です。青山氏は自身の愛車である「RX-7」を、たびたび作中に登場させています。
3代目「アンフィニRX-7」後期型スピリットR:Wikipedia
原作では公安警察、私立探偵、黒の組織の3つの顔を持つ安室透や、佐藤美和子警部補もRX-7を使用しています。さらに、映画やスピンオフ作品でもRX-7の爽快な走りが描かれています。
このように、青山氏の思い入れのある1台として、車への愛情が作品に反映されています。
まとめ
黒の組織メンバー「ジン」のポルシェ356Aの特徴を解説しました。名探偵コナンは1994年から連載されている長寿漫画です。
登場する名車は、名探偵コナンに欠かせない存在です。今回紹介した車以外にも、さまざまな名車が登場しています。
これを機会に、今までの作品を見返して、名探偵コナンの名車を楽しんでみてくださいね。ご覧いただきありがとうございます。