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目次
【記事丸わかり】
⇒⇒「因果応報」の本当の意味|不幸な運命への心の処方箋 |
【プチ情報】因果応報は必ずある?人を傷つけた人・悪口を言う人の末路は?
許せない人っていますよね?
- 平気で嘘をつく人
- 人を傷つけた人
- 悪口を言う人
- 職場いじめ
- パワハラ
など、正直その人に悪いことが起きればいいのに、なんて思うこともあるでしょう。一方で真面目に頑張っている人が報われず、パワハラやいじめの対象になり理不尽な世の中にモヤモヤしている人も多いはず。
今回は、悪い行いをした人には悪いことが返ってくる「因果応報」について、プチ調査を行います。
この記事では、
- 因果応報とは?
- 因果応報の実例
- 人を傷つけた人・悪口を言う人の末路
- 因果応報は必ずあるの?
について解説します。因果応報は必ずあるの?と疑問を持つ人も、そんなスピリチュアルな事は起こる訳がないと思う人も、最後までじっくり読み進めてくださいね。
因果応報とは
「因果応報」とは、過去のどんな行いも自分に戻ってくるという意味。 |
良い行いか悪い行いかによって、現在の状況が生まれるといった考え方です。
因果応報の由来は仏教用語
因果応報は、仏教用語が基になった四字熟語です。
「因果」…原因、結果 |
仏教では、どんな結果にも必ず原因があると考えられています。
「応報」…報い |
私たちが行った善い行いや悪い行いに応じて、報いを受けることを意味しています。
そのため、「因果応報」の意味は、人は死んでも生まれ変わり前世の行いが影響する「輪廻転生」の仏教の考え方にも近いものがあります。
因果応報の類語
因果応報の類語には、下記のようなものがあります。
悪因悪果(あくいんあっか) | 悪い行いが悪い結果を招く |
善因善果(ぜんいんぜんか) | 良い行いが良い結果、報いをもたらす |
自業自得 | 自分でした悪い事の報いを自分自身が受けること |
身から出た錆 | 自分の行いによって降りかかる災い |
自分で蒔いた種 | 自らきっかけを作って招いた悪い事態のこと |
平家を滅ぼすは平家 | 自分を滅ぼすものは自分自身であるというたとえ |
「悪因悪果」や「自業自得」は、悪いことをした時に使われる言葉ですが、「因果応報」は、いい意味と悪い意味の両方の使い方があります。
因果応報はどういう時に使う?
因果応報は、どのような時に使うのでしょうか?
悪い意味で使う人が多い
SNS上で調べると、コロナやロシア・ウクライナ戦争について「因果応報」という言葉が使われていました。
コロナについての「因果応報」の声
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安倍元首相の銃撃事件についての声
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戦争に対する意見
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悪い意味での使い方
上記のSNSにもあるように、「因果応報」と聞くと悪い行いをすると悪いことが起きるといったマイナスイメージが強いですよね。「勉強を怠ったために、テストで良い点が取れなかった」「他人に悪口を聞かれて、悪口を言う人が嫌われた」なども、悪い結果を生む典型的な「因果応報」となります。
いい意味での使い方
因果応報は「どのような行為も等しく自分に返ってくる」という意味があるため、良い行いをして、いい結果が出た時にも使用可能です。
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このような状態を表す時にも用いられます。
因果応報の実例
善い行いをすれば必ず善い結果が得られるのは想像できる話ですが、パワハラやいじめ、悪口を言う人の因果応報は必ずあるのでしょうか?ネット上の声を集めて、因果応報の実例を紹介します。
※SNSや教えて!gooの投稿欄から一部抜粋しています。
実例①人を傷つけた人の話
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実例②不倫の話
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実例③職場の話
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実例④悪口を言う人の話
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実例⑤高い地位で天狗になった人の話
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実例⑥因果応報の結末が見えない
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最後にご紹介したのは、因果応報の結末が見えないといった実例。陰湿ないじめをした挙句、幸せな生活を送る現状を知ると、早く因果応報が起きて欲しいと思ってしまうのは私だけでしょうか?
人を傷つけた人・悪口を言う人の末路
人を傷つけた人や悪口を言う人ほど弱い人間なのではないか、と考えます。自分の心が満たされていないから相手を傷つける訳です。
「口は災いの元」といった言葉があるように、言葉の力は膨大です。人を傷つけた人や悪口を言う人は、人間関係が破綻します。
つまり、悪口を言った相手だけではなく、周囲の信用を無くして結局自分自身が孤立してしまうでしょう。孤立してしまう末路は、将来の人間関係や仕事にも大きな影響を与えます。
天に向かって唾を吐くという言葉があります。上に向いて唾を吐くと、そのまま自分の顔に落ちてくることから、人に害を与えようとすると自分に災いを招く、「因果応報」につながるのではないでしょうか?
因果応報は必ずあるの?
このように、人を傷つけた人の実例や末路を見ていると、因果応報は必ずあるのでは?と思いますよね。むしろ因果応報であってほしいという気持ちの方が強いようにも思います。
ネット上にも、このような質問がいくつも見受けられました。
因果応報についての世間の考え方
世間の因果応報に対する考え方を見ていきましょう!
ネット上を調査すると、因果応報は必ずあるとする人や、全く信じないといった声がありました。
因果応報は必ずあるとは言い切れません。また、それはいつ起きるかも分かりません。 |
人を傷つけた人、悪口を言う人に対して、因果応報が起こって欲しいと思う人もいるでしょう。しかし、許せない相手に対して悪いことが起きろ!と考える時間はもはや無駄な時間に過ぎません。
悪口を言う人のことや過去の嫌な思い出を思い返しては、イライラしたり怒ったりと、人を傷つけた人のためにあなたの貴重な時間を費やすのは、とてももったいない行為ではないでしょうか。
許せない相手に対しては、なるべく干渉しない事が大切です。あの人には時間差で因果応報がやってくると、割り切ってしまうことも必要ではないでしょうか。
まとめ
因果応報は必ずある?人を傷つけた人・悪口を言う人の末路は?というテーマに沿って、解説しました。
因果応報は必ずあると信じたい気持ちは分かりますし、筆者も許せない相手に対してはそのように思うこともあります。しかし、過去の事ばかりを考えて過ごすのは、決してあなたにとってプラスにはなりません。
「因果応報」については悪い意味で使うのではなく、善い行いがいい結果を生む「因果応報」の考え方もあります。このような捉え方をすれば、何事にも前向きになり不幸に遭遇しても、割り切りやすいポジティブな思考に変わっていくのではないでしょうか?
「因果応報」で報いを受けるべきだ、ということを願うより、自分自身が普段から善い行いを意識して行動したいですね!
ご覧いただきありがとうございます。
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