【90秒解説】ヘッドライトのカットオフラインとはロービームの境界線のこと

ヘッドライト・カットオフラインとは

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【記事丸わかり】

  • カットオフライン(カットライン)とは、ロービームを壁に照射した際の照射面と非照射面の境界線のことです。
  • 日本は左側通行のため、カットオフラインは水平ではなく、左側が少し持ち上がっています。
  • カットオフラインは、ロービームのみが対象で、ハイビームには関係ありません。
  • カットオフラインが明確に出ないと、車検に合格しません。
  • ロービームのカットオフラインを基に、光軸の調整が行われます。
  • 2015年(平成27年)9月1日以降、車検では原則としてロービームで検査が行われます。
  • 車を壁に向けて止め、ロービームを照射してカットオフラインを確認します。
  • 車検場によっては、ハイビームで検査を行う場合もありますが、原則ロービームです。
  • カットオフラインが出ない原因として、バルブの位置ずれや交換があります。
  • 光軸調整が必要な場合は、プロに依頼することが推奨されます。

⇒⇒カットラインの出し方 仕組み

車検の保安基準で重要な役目を果たします

以前は車検時のヘッドライト検査はハイビームだけで行われていましたが、2015年(平成27年)9月1日からはロービームでの検査になりました。

ロービームの検査ラインがそろっていないところでは今でもハイビームで検査していますが、原則、ロービームで検査します。

そこで、重要になるのが、ロービームのカットオフラインです。別名、カットラインともカットオフとも呼ばれます。

車を壁に向かって止め、壁にロービームを照射させます。その際、ライトの照射面の上縁に、照射されている面と照射されていない面との境界線ができます。これがカットオフラインです。

日本は左側通行なので、カットオフラインは水平ではなく、左側がちょっと持ち上がっています。少しでも歩行者等を照らしやすくするための工夫です。

いずれにしても、このロービームのカットオフラインを基に、光軸の調整を行い、保安基準に適合すれば車検に合格します。

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