【2分解説】車検|ヘッドライトの検査はロービームで行われるのですか?

車検・ヘッドライトの検査はロービームで行われるのですか

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【記事丸わかり】

令和6年8月から、自動車のヘッドライトの検査方法がロービーム計測に変更されます。これまでは、ロービームとハイビームの両方を点灯させて検査していましたが、今後はロービームのみを使用するようになります。なお、この内容は、1998年(平成10年)9月1日以降に製造された車両が対象です。

  • ロービームでの検査は、2015年(平成27年)9月1日から開始されました。
  • 以前は、ハイビームでの検査が一般的でしたが、交通事情の変化に伴いロービームでの検査が主流になりました。
  • 1998年(平成10年)9月1日以降に製造された車はロービームで検査されます。
  • それ以前に製造された車は、引き続きハイビームでの検査が行われます。
  • 多くの車検場では、ロービームとハイビームの検査ラインが別々になっています。
  • 一部の車検場では、まだハイビーム用の検査ラインしかない場合があります。
  • 原則として、車検はロービームで行われますが、例外も存在します。
  • 車検におけるヘッドライトの検査は、使用頻度の高いロービームで行う方が合理的とされています。
  • ロービームでの検査基準が導入された当時、ロービーム基準で製造された車が90%を超えていました。
  • 実情として、ハイビームで検査を行う車検場も依然として存在するが、原則はロービームです。

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ロービームで検査します

車の台数が少なく、街灯その他の整備がまだ行きわたっていない頃は、夜間の車の走行はハイビームで走る頻度が高かったと思います。

しかし、街灯も数多く整備・設置され、交通量も増加するにつれて、夜間にハイビームで走行する機会が減る一方になりました。

そこで、車検における検査では、より使用する機会が多いロービームで検査するほうが合理的であるという流れになり、様々な変遷を経たうえで、2015年(平成27年)9月1日からはロービームでの検査になりました。この時期には、ロービーム基準で製造された車の数が90%を超えていました。

※ただし、1998年(平成10年)9月1日以降製造の車に限ります。これ以前の車は従来どおりハイビームによる検査です。

実情はちょっと違いますが…

とは言いながら、実情はちょっと異なるようです。

車検におけるヘッドライトの検査では、ハイビーム用の検査ラインとロービーム用の検査ラインは別々になっていて、現在でもハイビーム用の検査ラインしか備えていない車検場もあります。

そのため、今でもけっこうな数の車検場ではハイビーム用ラインでハイビームの検査を行っている実情があります。

ただ、原則として、車検はロービームです。

車検・ヘッドライト・光軸・調整・基準・ハイビーム・ロービーム

【超丁寧解説】車検|ヘッドライトの光軸調整基準|ハイビーム・ロービーム

2020年1月6日

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