ドライブレコーダーに録画したくないとは、おそらく、自分の行動を配偶者等に知られたくないというのが動機のほとんどでしょう。
この記事では、録画しない方法を解説していますが、次の記事は、探偵社が逆の立場から書いた記事です。こちらも研究材料としてください。
⇒⇒【浮気調査】ドライブレコーダーを使って不倫の証拠を集める方法
ドライブレコーダーに録画したくない!録画しない方法は?
いろいろな事情がおありかと思います。詳細は問いません。とにかく、ドライブレコーダーを取り付けているのだけれど、一時的に録画したくない、今日のドライブだけは録画しないでおきたい、というケースがあると思います。
そんな場合、後で問題が発生しないような「録画しない方法」ってあるのでしょうか?
はい、あります。
以下ご案内させていただきます。
後で消去するのではなく最初から録画しないことが大事
ドライブレコーダーに記録された映像や音声は、いったん記録されても後でカードの初期化をすればすべて消えます。
ところが、こうしたデータを復元するソフトがあって、それはネットで「データ復元ソフト」あるいは「SDカード データ復元ソフト」で検索すればぞろぞろと出てきます。
100%復元は困難なようですが、9割前後は復元できるようです。つまり、いったんカードを初期化しても、完全に消去することはできないということです。
したがって、初めから録画しないことが一番です。
録画しない方法
そもそも最初からドライブレコーダーに映像・音声が記録されないようにする方法としては下記のようなものが考えられます。
- ドライブレコーダー本体の電源を切る:本体に電源スイッチがある場合
- 電源を取っているシガーソケットを抜く
- 本体に接続している電源コードを抜く:電源をシガーソケットからでなくバッテリーから直に取っている場合
- SDカードを本体から抜き取る※ただし、機種によってはカードを抜き取っても本体に記録されるものもあります。
この4つのいずれかの方法で完璧です。これでそもそも録画されない状態になります。
「疑惑」を持たれないためのより高度な方法
上記の方法を取ればドライブレコーダーには絶対に映像・音声は記録されません。ただ、この方法はとても荒っぽいやり方であり、たとえば、ドライブ後にあなたの行動に不信感を抱いた配偶者が、念のためにドライブレコーダーをチェックしたとすると、その日のドライブが何にも記録されていないことが逆に「疑惑」を深める恐れがあります。
そこで、上記のような「録画しない方法」を行った場合は、車から降りる前に必ずカードの初期化を行ってください。もちろん、初期化するカードに入っているデータは以前のデータであって、配偶者に見られても問題ないものですが、しかし、以前のデータしか入っていないことが問題になるので、それで初期化が必要なのです。
そして、初期化されて何もデータがないことを問われたら、
「メンテナンスのためにカードは定期的に初期化しなければダメなんだ」
と初期化した理由を言えばいいと思います。
そして、これはその時初めて初期化したのでは、まさに取って付けたような言動に受け取られますから、普段から配偶者のいる前でカードの初期化をする作業をしておくことが肝心です。準備が大事ということです。
実際、カードのメンテナンスに関しては、ドライブレコーダーのメーカー各社でも取扱説明書に次のように記載しています。
安定してご使用していただくため、定期的にmicroSDHCカードをパソコンでフォーマット、または本体の設定メニューから初期化することをお勧めします。
(コムテック HDR360Gの取扱説明書から)
だから、普段から堂々と初期化作業を行っていれば、いざという時に、別の意味で役に立つということです。
下記の記事も参考になさっていただけると幸いです。このページの解説とややニュアンスが異なる部分もありますが、すこしでもお役に立てばいいのですが。
⇒⇒ドライブレコーダー|録画・録音の履歴を削除・消去する方法
ご覧いただきありがとうございました。