こちらの記事も読まれています
目次
ズバット車買取比較 |
キーパーコーティングの上からワックスを塗ってもいいですか?
キーパーコーティングを施工すると、ガラスコーティングならではの、目の醒めるような艶々したボディー光沢、雨の日もサッと水をはじく撥水性能が得られます。
ですが、残念なことに、こうした性能は永遠ではありません。
ある時期が来ると、「なんだか、ちょっと、パッとしないなぁ」と感じるようになるものです。
その際、「またキーパーコーティングすればいいんだろうけど、お金もかかるし、何かもっと安上がりの方法はないだろうか」と考える人も多いのでは。
そんな時に、市販の固形ワックスとかスプレーのコーティング剤などを試したくなるものです。
でも、それってどうなんでしょう?
ガラスコーティングにも耐用年数がある
キーパーコーティングには耐用年数(寿命)があります。
たとえば、
- クリスタルキーパー:1年耐久(キーパー技研公式)
- ダイヤモンドキーパー:5年耐久(キーパー技研公式)
といった年数です。
もちろん、耐用年数が経過したからといって、即座に艶や撥水性能がゼロになることはありません。
あくまでも、施工当初の性能と比較した場合に、一定の年数が経過すると満足できる性能を維持できなくなる、という意味合いだと思います。
ですから、耐用年数(寿命)が来たら、市販のワックスを塗ったり、スプレーのコーティング剤を塗るのは大いに結構だと思います。
それらを使えば、それぞれの製品の性能に応じた艶や撥水性能を発揮します。
問題は、キーパーコーティングがまだ寿命とは言えないタイミングで、艶や撥水性能が落ちてきた場合の対応です。
たとえば、ダイヤモンドキーパーは5年耐久ですが、2年ほど経過した段階で、艶や撥水性能が目に見えて落ちたと感じた場合です。
曇るのはミネラル成分の付着が原因
キーパーコーティングのようなガラスコーティングをしているにもかかわらず、その耐用年数がくる前にボディーの艶がなくなったり水はじきが弱くなったりする最大の原因は、ミネラル成分の付着だと言われています。
キーパーコーティングでは次のように説明しています。
クリスタル、ダイヤモンドキーパーの水ハジキが、鈍くなるケースがあります。その場合のほとんどは、コーティングの上にミネラルなどの水をハジかない物でできた、薄い膜が付着することによって起こります。
※「ミネラル取り洗車」(キーパー技研)
つまり、水道水や地下水に含まれるミネラルが薄い膜を作り、それがコーティングの撥水を妨げるというのです。黄砂を含んだ雨も同様にボディーを曇らせる要因になります。
では、どうすればいいのか?
「KeePer限定の、ミネラル取りクロス」で洗車後に拭き上げをする
キーパーコーティングの耐用年数を迎える前にボディーが曇ってしまうのは、コーティングの表面にミネラルの薄い被膜ができるからだ、とキーパーコーティングは説明しています。
では、どうすればいいのか?
キーパーコーティングでは、
KeePerのボディガラスコーティング施工車ならば、レジン極微量含浸のマイクロファイバークロス「KeePer限定の、ミネラル取りクロス」で、洗車の水拭き上げをするだけで、見事に水ハジキとツヤが復活します。
※「ミネラル取り洗車」(キーパー技研)
と説明しています。
この製品はアマゾンなどでも販売されていますよ。
無料の「ミネラル取り洗車券」を利用する
キーパーコーティングの加盟店の中には、クリスタルキーパーやダイヤモンドキーパーを施工した顧客に、無料の「ミネラル取り洗車券」をプレゼントしているところもあります。
たとえば、1年耐久のクリスタルキーパーを施工した場合なら、初回施工から6か月後ぐらいに洗車券を使えば、トータルで1年間は強烈な撥水と深い艶を楽しむ事が出来る、というわけです。
ちなみに、この「ミネラル取り洗車」を有償でやってもらう場合の料金は、
SSサイズ:2,400円(ワゴンRなど) Sサイズ:2,510円(デミオなど) Mサイズ:2,740円(プリウスなど) Lサイズ:2,940円(レガシー、クラウンなど) LLサイズ:3,300円(アルファードなど) |
といった金額になります。
ズバット車買取比較 |
まとめ
キーパーコーティングには耐用年数(寿命)があるので、その年数が到来したら、新たにキーパーコーティングを施工しないと、目の醒めるような光沢や撥水性能は得られません。
もしも、再度キーパーコーティングする予算が足りないのなら、安価なワックスやスプレーでそれなりの光沢と撥水力を得るのはアリだと思います。
ですが、キーパーコーティングの耐用年数がまだ到来していないにもかかわらず、それなのに艶や撥水性能が落ちてきたと感じたら、それはコーティング自体がダメになったのではなく、コーティング表面にミネラル成分が付着しことが原因である可能性大です。
したがって、その場合は、キーパーコーティングが推奨する、
レジン極微量含浸のマイクロファイバークロス「KeePer限定の、ミネラル取りクロス」 |
で洗車後の拭き上げをすると、当初の艶や撥水力が蘇ります。
あるいは、キーパー加盟店によって対応は異なりますが、
無料の「ミネラル取り洗車券」 |
を活用すれば、やはり当初の艶と撥水力が蘇ります。
筆者の経験から言っても、どこのガラスコーティングであろうと、短期間に目に見えて性能が劣化するようなことはまずないです。
ですから、キーパー技研が説明するように、ミネラル成分の付着によって膜がつくられ、これにより艶や撥水力が低下する、というのはとても説得力があり、その通りなのだと思います。
要するに、キーパーコーティングのようなガラスコーティングであっても、ある程度の「メンテナンス」は必要だということですね。
艶っ艶のピッカピカボディーは気分いいものです!!
楽しいカーライフをお送りください。
⇒⇒元の記事「キーパーコーティングは最悪か」に戻る |