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SDカードのTLC/MLC/pSLC/SLCとは|見分け方
ドライブレコーダー、デジカメなどの記録メディアとして最も一般的なものがSDカードです。SDカードには主として4種類の「書き込み方式」があり、それがTLC・MLC・pSLC・SLCの4つです。
下記の一覧表は、この4つの種類の違いを示しています。下に行くにしたがって書き込み可能回数すなわちカードの寿命・耐用年数が長くなります。そして値段も高くなっていきます。
つまり、表の上側がお手頃価格の普及品、下側が高級品ということになります。
書き込み方式 | 内容 | 寿命 |
TLC | 1つのセルに3ビット書き込む | 最短 |
MLC | 1つのセルに2ビット書き込む | 短 |
pSLC | 1つのセルに1ビット書き込む | 長 |
SLC | 1つのセルに1ビット書き込む | 最長 |
一番上のTLC方式は格安で販売されるタイプのSDカードです。一番下のSLCが最も寿命が長くなりますが、値段も高いので、最近普及し始めているpSLCくらいがコスパの面で優れています。
見分け方は困難
残念なことに、こうした書き込み方式に関して、メーカーによって製品に記載があるものとないものがあり、記載がない製品については、わたしたちの方で見分ける方法はないと思います。
ですから、すでにお手元にあるSDカードの説明書とかパッケージなどにTLCとかMLCといった記載があればいいのですが、そうでなければ、たとえネットで品番を検索しても、メーカーが公表してない場合はわからないことになります。
もしもこれからSDカードを購入する場合は、たとえば、アマゾンなどで「SDカード TLC」とか「SDカード MLC」といったワードで検索すれば、ズラリと対象の製品が表示されます。
ただ、この場合でも、書き込み方式を記載しているメーカーと記載していないメーカーがあります。
わたしが調べたところ、下記のようになります。
<書き込み方式を記載>Transcend、E.I.T.、panasonic、kenwood
<書き込み方式を非記載>シリコンパワー、東芝、サンディスク、サムスン、Team
あなたが書き込み方式を指定してSDカードを購入するのであれば、Transcend、E.I.T.、panasonic、kenwoodなどの製品を選べばいいと思います。
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下記の記事も参考になさっていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。