【4分記事】アイドリングストップのデメリット|燃費に効果もバッテリー交換時期を早める|キャンセルもあり!

アイドリングストップ・バッテリー・交換・キャンセル・効果・燃費・メリット・デメリット

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アイドリングストップは燃費性能の向上に確実に効果があります。

道路状況によっては20%程度燃費が向上することもあります。

しかしデメリットもあります。

アイドリングストップはバッテリーを酷使するので交換時期を早めます。

そして以前のバッテリーより単価が高いので、燃費と天秤にかけると、たぶんペイしないでしょう。

つまり、アイドリングストップをキャンセルしてバッテリーを長く使うほうが得する可能性が高いと思います。

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メリットとデメリット

走行条件にもよりますが、アイドリングストップは燃費を20%程度向上させる優れた機構です。停止している間の燃料を無用に消費しないのですから、考え方としてはとても素晴らしいものです。

いっぽうで、頻繁にエンジン始動を繰り返すので、バッテリーを酷使します。

一説では、エンジン始動にはバッテリー能力の10%~20%ほどが使われるといわれていて、そうやって消費されたら、また補充しなければならず、この消費と補充の頻度が多くなればなるだけバッテリーの劣化は早まります。

実際、エアコンを使用している場合などには、センサーがバッテリーの電圧低下を検知して、停止してもアイドリングストップが働かないケースがよくあります。こういうケースが頻発したら、バッテリーの劣化を疑う必要があります。

交換費用が高い

アイドリングストップが付いていないちょっと年式の古い車の場合、バッテリーの交換時期は5年から10年くらいが当たり前でした。

また、交換費用も、軽自動車なら5,000円前後、普通車でも10,000円~15,000円程度でいい製品が手に入りました。

しかし、アイドリングストップがついている車の場合、たとえ見た目は以前のバッテリーと同じように見えても、中身は強化型の製品になっているので、値段が高いのが普通です。

軽自動車でも10,000円~15,000円、普通車で20,000円~30,000円が普通でしょう。大型のミニバンなどは数万円するものもあります。

また、交換時期も3年~5年程度に短縮される傾向にあります。

燃費向上と交換費用を天秤にかけると・・・

このようにアイドリングストップ機構の付いた車は、燃費が向上するけれどバッテリーの交換周期が短くなり、なおかつ、単価が高いので、ちょっと考えてしまいます。

アイドリングストップ機構が付いた車には、通常、キャンセルするスイッチが付いています。

ただし、記憶式ではなく、その日の運転を始める際にその都度キャンセルボタンを押す必要があります。

わたしなどは、しばらくはその都度キャンセルボタンを押していたのですが、そのうちに面倒になって、今ではあきらめてしまいました。赤信号でアイドリングストップが作動し、すぐにまた、ブルッ、とエンジンがかかります。

おそらく厳密な計算をすると、アイドリングストップをキャンセルしたほうがトータルで得すると思います。でも、現実には、面倒なのでそのまま使ってしまうのではないでしょうか。

ご覧いただきありがとうございました。